【小話】通勤電車でドキ☆ドキハプニング

コラム

少し前ですが、こんなニュースが飛び込んできました。

「何とか帰りたかった」終電にしがみつく会社員の男を逮捕 最終電車の車両に張り付き運行を妨げたとして会社員の男が逮捕された。男は「何とかこの電車で帰りたかった」などと話しているという。

あまりのシュールさに、笑ってしまいましたが気持ちはとてもわかります。 目の前でいまにも出発しそうな終電。 焦るのもなんとかしたくなるのも納得です。 電車しまる直前とかに物凄い勢いで走り込む人。結構多いですよね。

自分が同じ立場だったらと思うと・・・

私も会社への通勤は電車ですので、電車に駆け込む状況を体験したり目撃したりすることは自然と多いです。今回の記事はそんな中起きた1つのエピソードをお話します。

先日、電車に乗り出発を待っているととある男性(推定30半ば)が走り込んできました。 物凄い形相で手足激しく動かし、なんとかギリギリセーフ。 電車は動き出し、タッチダウンを決めた男性は汗だくの面で安堵しました。

ただ1つ男性にとって誤算がありました。 ジャケットの裾がドアに挟み込まれてしまったのです。 それに気付いた男性は、慌てて引き抜こうとしましたがガッチリと固定されて動かない。 なんどか引っ張ってるうちに、私と目が合ってしまったので少し話をしました。

私:抜けそうにないですね(^_^;)

男:そうですねー。。

私:まぁきっと次の駅でドア空いた時に外れますよ( ´▽`)

確かにと思ったのか男性は落ち着き、 ジャケットが挟まったままケータイをいじりだしました。

しばらくしてアナウンス

『まもなく西船橋です。』

西船橋は、東西線の主な乗換駅で 殆どの人はここで下車します。 自分も西船橋で乗り換えるつもりだったので床に置いてた荷物を抱えました。

『お出口は左側です』

左側のドアにちょっと寄りました。

するとその時、先程の男性の顔つきが変わりました。 先程とは比べ物にならないほどの形相でジャケットを引っぱりはじめました。

全てを理解しました。 この男性が挟まっていたのは『右側』だったのです。

『西船橋~西船橋~』

ジャケットはなかなか取れず。 ひたすら焦る男性。 私も少し関わった手前、放っておくこともできず。

『駅員さん探してきますね!』

とホームに飛び出しましたが、混雑しすぎて駅員は見つからず。 そのまま発車ベルがなり、ドアは静かに閉まり、男性は千葉の奥地に呑み込まれていきました。

私はどういう顔をすればいいか分からず、取り敢えず去りゆく電車に会釈してそのまま仕事に向かいました。

あの男性が少し早く電車に乗れていれば、ジャケットがドアに挟まることもなかったでしょう。。

あなたは通勤や通学で毎回ギリギリの生活をしていませんか?

駆け込んだ結果ドアに挟まり、周りの方に迷惑をかけたことはありませんか?

人生に少しずつ余裕を作れる人になりたいと思った朝の出来事でした。

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