COLUMN
こんにちは、Shogunです。
スマブラSPと言えば発売以来業界も絶えず盛り上がっていますが、そんな中であまり見かけることのなくなったチーム(ダブルス)戦。
大きな大会でもルールとして採用されないことも多く、過去に比べても一部の人のみがプレイするルールという印象があります。
しかし、月並みな表現ですがチーム戦にはシングル戦にない良さがあるし、見ていても面白いものです。
今日はスマブラXやスマブラ4のチーム戦で見所のあるセット、試合、シーンを紹介し、チーム戦の魅力を感じてもらいたいという趣旨の記事になります。
Mkleo & Mew2king vs らない & 古森霧
2対2ということで、噛み合った時はシングル戦以上に大きな逆転劇が見られることもあります。
今も続く日本最大の大会、ウメブラJapan Majorのダブルス決勝戦。みんなご存じのMkleoとMew2kingのチーム対古森霧とらないさんのチームです。
時間指定したシーンですが、2-2の5戦目、負けたら敗退というこの状況でkomoらないチームは残り2ストック、らないさんは高%で撃墜寸前。対する青チームはお互い低%の4ストックという非常に絶望的な状況からです。
ここかららないさんの村人の驚異的な復帰阻止が光って見事逆転するのですが、この大舞台大事な場面でこの展開は最高に熱くて自分は大好きです。
動画を見るとらないさんの復帰阻止が光りますが、古森霧さんが復帰阻止に対して助けに行こうとする相手を妨害する動きもとても上手いです。これぞチーム戦といった展開作り。
胡麻麦茶 & たいへいた vs ぱせりまん& Z~たん
ウメブラJMの前身とも言える?一年に一回のAnniversaryトーナメントの敗者側決勝戦です。
僕はスマブラX時代から胡麻麦茶たいへいたのチームを見るのが好きでした。この二人のチームはコンセプトチームの中でも頂点で、やり込みを見るたびに感じます。
知識がない方のために簡単に説明しておくと、ルカリオリュカチームは特殊なコンセプトを持つチームです。
前提として、前作のルカリオは乱闘をしている他のプレイヤーにストック差を付けられれば付けられるほど強化される仕様でした。これは味方も対象になるため、ルカリオ1ストック、味方3ストックという状況であればルカリオは2ストック負けている状態となり、かなり強化されます。
その仕様をリュカの回復が後押しします。動画を見れば分かる通り、ルカリオのNBや横Bを味方のリュカが吸い込むことで回復をし、リュカはなるべく受けたダメージを回復し、3ストックを維持する、そしてルカリオを強化するという試合展開が作れます。
時間指定した4戦目の試合ですが、とても面白い試合だと思います。
序盤はクラウドクラウドによる高火力コンボから撃墜、中盤は1スト3スト状態になった時のルカリオの暴れ、最後の2:1状況でリミット横Bを喰らった相方を当然のように横Bで助けるシーン等、見所満載です。
また、2戦目も個人的に面白くて好きです。ごまへいたの試合は見てて楽しいので、皆さんもYoutubeで他の試合も含め見ましょう。
かけら & まぐろ vs おおとり & みさか(スマブラX)
今となっては太古の試合。7年前のSunrise TournamentというスマブラXの歴史の中で日本最大の大会。
動画の画質やマイク音質からも時代が伺えますが試合のクオリティは最高レベルです。スマブラXと言えばメタナイトというところもあり、メタナイト4体による対戦です。
分かりやすい見所と言う部分では上の動画に劣るかもしれませんが、個人的には4体のメタナイトの位置と、それに応じて試合展開がどう動くかに注目してほしいと思います。
例えば1試合目の開始直後のシーン、「エリオ」というタグのメタナイトがちょっと外に飛ばされて、その瞬間おおとりが青メタナイト2体に挟まれたシーンで間髪入れずに固める展開を作って火力を伸ばしているシーンはよくある状況です。
一方が挟まれたり同じチームの2人がラインを失って端に詰められると展開が苦しくなったり、それを避けて挟まれない位置取りをするためにDAで外側に逃げたり。
例えば青Aが後隙を出したところを赤Aが狩ることを後隙狩りと言いますが、赤Aが後隙を狩る際に使った技の後隙を青Bが更に狩ることを後隙狩り狩りとか言ってた記憶があります。そして、青Bが狩ってくれると信じて青Aも意図的に後隙を出しても良いという動きをしていたり。
あまりに試合展開が早いので色々理解するのが難しいと僕自身も思いますが、展開が早いだけに見ていて楽しいです。
僕はこの動画を紹介したくてこの記事を書きました。今作も、自分が取り組むかどうかは置いといてレベルの高いチーム戦を見たいなーと思っています。最後まで読んでくれてありがとうございました!