COLUMN
どーも!Raitoです。
6月30日にスマブラSPのVer8.0.0キャラバランス調整が行われ、多くのファイターが上方修正を受けました。
調整内容は以下のとおり。今回は過去最大レベルで多くのファイターがかなりの強化を受けています。
大乱闘スマッシュブラザーズwiki 更新データ(SP) Ver.8.0.0
今回の記事では、その中でもトーナメントシーンに関わりそうなファイターをピックアップして紹介していこうと思います。
一部ファイターはこれまでの性能とは明らかに異なってきていて、もはや別キャラと化している驚きっぷりです。早速見ていきましょう。
ピット/ブラックピット
個人的に今回のアプデで一番強化されたと感じているファイターです。
前バージョンまで
ピットは元々技の性能はそこそこで、復帰も強く使用していて安定感のあるようなキャラデザインがされています。
しかし実際に使ってみると基本的なコンボによるダメージリターンがとにかく低く、投げ以外ではコンボの始動も中々始まらないのがネックです。
着地の弱さと撃墜力の低さも致命的で、火力稼ぎも撃墜もできないまま浮かされて負けるというパターンがとにかく多かった印象です。
総じて言えば器用貧乏を極めたようなファイターでした。
バージョン8.0.0で強化されたピット
今回のアプデでコンボの始動ワザとして新たに下強を会得。
更にそこから繋がる上空中攻撃が超強化されて、%次第ではコンボから確定で撃墜まで狙えるようになりました。
上空中攻撃は後隙まで短くなっているので、浮かせた相手に向かって置いておくと回避で避けた時に更に着地狩りで追撃を狙うことができます。
また、下投げから2択を持ちかけて相手を倒すルートも作れるようになっています。
更に更に、下スマッシュと上スマッシュもそれぞれ撃墜に必要な%が約20%ほど縮まりました。
早期撃墜も可能なパワーを持ったファイターに
これらの技の強化によって、ニュートラル、滞空、着地狩り、ライン端どの状況下でも早期撃墜が狙えるようになっています。本当に素晴らしいことこの上ないです。
着地の弱さも下必殺技の後隙が減少したことで誤魔化しが効くようになり、かなりタフさが増しました。
総合的に見てストレスなく使える高水準ファイターとして仕上がっているようにも思えます。
使い手がまだまだ少ないファイターでもあるので今後の研究や開拓が楽しみになってきますね。
ディディーコング
今回のアプデでバナナ連(台上でダウンしている相手にバナナで永パをするテクニック)が実質削除されてしまいましたが、それを加味してもお釣りが来るほどの強化を受けています。
空中前攻撃がかなり当てやすく
真っ先に注目すべきは前空中攻撃の判定サイズ強化でしょう。
Diddy FAir has bigger hitboxes on its clean hit (4.0u -> 5.0u) pic.twitter.com/FZYcUOYjfo
— CEO of Hitboxes (@Zeckemyro) July 1, 2020
前方向だけでなく上下にも判定が増したことで対空や着地狩り、下強からのコンボ等あらゆるシーンで前空中攻撃を振れるようになりました。
自分もディディーを使用して何度か対戦をしましたが、体感かなり空中前が当てやすくなっているように感じます。
今作は特にライン端まで追い込んだ相手も空中前で撃墜できるので非常に信用度の高い技に仕上がっています。
横強攻撃の強化で崖での圧がアップ
全体的に技判定が大きくなる調整が入ったディディーですが、横強攻撃も判定サイズ強化、持続強化、ベクトルが45°から35°(より横方向に飛ぶように)とかなり嬉しい調整が入りました。
横強攻撃はシフトすることで崖捕まりの2Fに当てられる技でしたが、これらの強化が合わさることでかなり簡単に崖捕まり阻止を狙えるようになっています。
復帰に時間のかかるジョーカー(アルセーヌ時)を始めとして、フォックスやファルコ、クロムの上必殺技をより簡単に妨害できるようになりました。
相手を崖外に出すだけでストックを削りやすくなったのは朗報といって差支えないでしょう。
元々弱い性能ではなくトーナメントシーンでも活躍が見られ始めていたファイターだったので、今回の強化によって更にトーナメントに関わってくるのが楽しみになってきますね。
ファルコ
今回のアップデートにおいてこのファイターを語らないワケにはいきません。
前バージョンまでのファルコ
ファルコは元々縦軸に運ぶコンボを主体としたファイターでしたが、上強攻撃以外でまともな差し込み技を持っていませんでした。
また、コンボが入る%帯を超えてしまうと途端にやれることが無くなってしまうため、撃墜難易度自体はかなり高めでした。
バージョン8.0.0で強化されたファルコ
しかし今回のアプデでは地上横必殺技の発生が超強化、更には下強攻撃の発生とベクトルが超強化されており、密着以外の撃墜択を同時に2つも得ることに成功しています。
足が遅く密着を如何にして作るかが課題のファイターだったので、密着を作らずとも撃墜を狙えるこの横必殺技の強化はかなり嬉しい調整です。
突然の差し込み技が追加されたことで相手からしても意識しなければならない要素が増えているので、ファルコ側も別視点でのゲームメイクがしやすくなっています。
更には空中下攻撃の全体フレームが下がったことで新たにコンボパーツとして組み込めるようになったり、上スマッシュが吹っ飛ばし強化+1段目が抜けずらくなりました。
操作する上でストレスフリーになるような調整も施されているのも嬉しい点でしょう。
今後使い手が増える筆頭格に
ファルコはトーナメントシーンにおいて、むらびとやパックマン、ロボット等の弾キャラ等一部のファイターに対するカウンター性能がとにかく高い印象がありました。
それが今回の調整を経て、従来の性能は保ちつつも上位ファイターに対しても戦える準備が出来るようになったようにも思えます。
メインとしてはもちろん、サブキャラとしての選びやすさも抜群に高いファイターなので、今後一番使い手が増えるファイターになるかもしれませんね。
おわりに
以上!今回のアプデでトーナメントシーンに関わりそうなファイターの一部紹介でした。
今回は調査不足であまり多く語れませんでしたが、個人的にマルスやカムイ、キャプテン・ファルコンにも注目しています。
また他のファイターもトーナメントシーンにおいて猛威を奮ってもおかしくない調整を受けているので、今後の環境がどう動くのかが今から楽しみで仕方ありません。
この記事を読んで気になった方は是非今からでもファイター達を使用してみましょう。
それでは!また次回の記事でお会いしましょう!