TECHNIQUE

【スマブラSP】今作では特に重要?「崖つかまり移行時の2F」を狩って復帰阻止する方法を知ろう

皆さん崖掴まりの2Fが~みたいなフレーズは聞いたことあるでしょうか。

それなりに長いことスマブラをガチでやっていると一回は耳にしていると思います。

今回の記事では、「崖掴まり移行時に相手が無防備になっている一瞬の時間に技を当てる」ということをテーマに解説をしていきます。

よく聞く崖つかまりの2Fとは…?

前提として、崖掴まり時には以下のようにキャラクターに無敵が付加されます。トレーニングモードで無敵を可視化すると崖に掴まる瞬間青く光っています。

前作から引き続きの仕様ですが、キャラが崖を掴まる際に2Fだけ「崖つかまりモーションになっているが、無敵が付加されていない時間が2Fだけ存在する」というものがあります。

ただし、すべてのキャラに対して2Fの隙があるわけではなく、最大で2Fの隙があるようです。

以下で上Bから崖掴まりに移行する過程を1Fごとに見ていきましょう。

フォックスが叫んでますね これは上Bモーションです

上Bモーションではなく崖に掴まるモーションに入っています しかし、青く光っておらず無防備です(崖掴まり1F目)

こちらも青く光っておらず無防備です(崖掴まり2F目)

次の瞬間青く光り、無敵が付加されました!

上記の2F(2枚目と3枚目)は無防備であるため、タイミング良く技を振ると当たってくれます。

2Fは時間に直すと1/30秒しかないため、シビアと言えばシビアですが。

今作で特に崖つかまり移行時の2Fを狩るのが大事

前作から引き続きの仕様であるにも関わらず、あえてタイトルでも強調した通り今作で特に重要だと思うのにはいくつかの理由があります。

崖掴まりの2Fを狩られた際にジャンプが復活しない

これは前作からの変更点です。

つまり空中ジャンプを消費した状態で崖つかまり移行時の2Fを狩られて外に出された場合、前作であればもう一度空中ジャンプが使えたが、今作では空中ジャンプなしで復帰しなければならないということです。

この変更点はとても大きく、復帰の際に空中ジャンプのあるなしで復帰ルートの選択肢が大きく変わるキャラがほとんどです。

空中回避が一回しか使えないという仕様上、外に出されて復帰阻止の展開を作ることが強い

これも前作からの変更点です。

空中回避が一回しか使えないということで、復帰阻止で技を置いてくる相手に対して回避をすることがとても難しくなりました。

そのため、復帰阻止の展開を作ること自体の強さが上がっていて、そのため復帰阻止の展開を作れる崖掴まり移行時の2Fを狩る動作が強くなっていると考えられます。

崖つかまり移行時の2Fを狩るのに適した技の特徴とは

下方向に判定があり、崖掴まり状態の相手に当たる

前提としてなんですが、下方向に判定が存在しなくて崖掴まり状態の相手に当たらない技は、いくら相手に無防備な時間が存在しようと当たらないので意味がないです。

崖掴まりっぱなしにしていると無敵は切れるので、その状態で自キャラのどの技だったら崖掴まり状態の相手に当たるのかを確認してみましょう!

攻撃判定の持続が長い

これは当てる可能性の話です。

崖掴まり移行時に2Fだけ無防備な時間があるという話でしたが、例えば攻撃判定の持続が1Fしかない技だとその2Fの間にちょうど技を合わせなければなりません。

しかし、例えば攻撃判定の持続が5Fとかあればかなり猶予が増えますね。攻撃判定が長く出ていれば出ているほど当てやすいのは当たり前です。

吹っ飛ばしベクトルが低い

ベクトルが低いとその後相手が復帰できないか、できても復帰ルートが限定されるケースが多いです。

できれば横方向に飛ばす技がいいですね。斜め上とかに飛ばしちゃうとせっかく崖掴まりの2Fに技を当てても、その後安全に復帰されて結局状況リセットということも多いです。

吹っ飛ばし力が高い

当たり前ですが、当てたら中%でも撃墜できるくらいの吹っ飛ばし力を持ってる技は当てに行く価値があります。

全体Fが短い

これは結構大事です。

そうは言っても2Fに技を当てるのは難しく、ミスすることや相手に崖掴まりのタイミングをずらされることはよくあります。

基本的に相手が崖に掴まる状況では、以下のような流れで駆け引きが進みます。

  1. 崖掴まりができるかどうかの駆け引き(2Fが狩られるかどうか)
  2. 崖に掴まった後、崖から上がれるかどうかの駆け引き(いわゆる崖上がりの攻防)

ここで、全体Fが長い(≒後隙の大きい)技で崖掴まりを狩りにいってミスをした場合、その技の後隙で相手に簡単に崖上がりを許してしまうことになります。

全体Fが短い技であれば、たとえ1の駆け引きで負けたとしても2の駆け引きに移ることができます。

言い換えれば崖掴まりを狩りに行くことにデメリットが存在しないということです。とても大事です。

実際に狩っているところを見てみよう

スネークだと横スマと下スマあたりが良い技です。下スマは下方向に判定があり、かつ吹っ飛ばしベクトルが低いです。攻撃判定の持続は3Fあります。

横スマは下方向に判定があり、かつ吹っ飛ばし力がとても高いです。攻撃判定の持続も3Fあります。

全体Fは長いのでここは良くない点ですが、上記2つの技は崖掴まりの2Fを狩るにあたって悪くない条件です。

以下の動画のように狩るイメージです。

おわりに

今まで書いた記事の中でも難易度は高めの記事だったと思います。

また、練習してもすぐに安定するわけではないと思います。少しタイミングがシビアだと思います。

しかし、トレモで少しずつできるようになった時、実戦で初めて決まった時は嬉しいものです。

皆さんも自キャラの性能をよく理解した上で、相手の崖掴まりにリスクをつけてみましょう!!

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