上達方法

【スマブラSP】大会の緊張やメンタル面との向き合い方について、自分の取組みを紹介します

普段友達と楽しく対戦する程度にスマブラをプレイしている人にとってはあまり縁がない話かもしれませんが、強くなりたいと志す人にとって大会はある程度つきものかと思います。

その際、これは人によるところも多いですが、多くの人が「普段の対戦でできていることが緊張で中々できない」と実感することがあったのではないでしょうか。

まず前提として、よくプレイヤーを評価する時にメンタルの強さというのが挙げられますが、この点で言うと自分は少なくともプレイヤー適正としては強い方ではないと思います。

つまり、自分も何も対策をしなかったら普段できていることの多くは大会で再現することができない場合もあります。

ただ、色々と工夫をしてある程度対策はしてきましたし、これからも続けていくつもりです。結果的に大会で特段弱くなることは今のところ避けられていると思います。

ということで今日は、メンタル面(と自分はあまり表現したくないのですが)周りの課題とそれをどのように自分は解決してきたかについて、自分なりの経験をお伝えできればと思います。

以下は別の視点でプロスポーツ事例からメンタル面の課題をテーマに書いた記事です。

①大会中出てしまう悪い癖をなるべく具体的に理解する

僕の中では一番大事で、この記事ではとりあえずこれだけ伝えられればOKかなと思っています。

大会で勝ちたいと思いながら試合をやっている時、色々と苦手な状況やその時に取りやすい行動がいくつか出てきます。

まずはそれを具体的に理解するということから自分は始めています。以下いくつかの例を挙げます。

1.最終ストック、こちらが%大幅リードを取って最後の撃墜技を当てたい時

これはどの作品でも何も考えずに戦うと苦手なシーンです。

こういう状況の時、自分がどういう動きになるかと言うと「”立ち回りで撃墜に絡まない技を当てて相手を浮かせたり外に出してから撃墜しやすい展開を作る”という意識が抜け、撃墜技を当てることだけを考えてしまう」という感じです。

フォックスであれば空N上スマの空Nを当てることに意識の大半が行ってしまったり、スネークだと自分から前に出て掴んだり上強を当てに行く意識が大半を占めたり…というのが悪い癖です。

なのでそういう状況になったらなるべく「まず展開を作る動きをしよう」と考えています。

相手キャラにもよりますが、スネークだったら「まずは撃墜に繋がらなくてもDAや手榴弾で相手を浮かせてから着地狩り、崖上がり狩りの展開に持っていこう」とか、

フォックスであれば「ガードを張らせて一回掴んで外に出してから崖を狩ろう」とかそんな感じです。

2.大幅リードを取られた後、集中して何とか追いついた直後

個人的にここも苦手な状況なんですが、大体意識的に「せっかく追いついたしちょっとここでいつも通り慎重に動こう」と切り替わってしまうことが多いです。

無理にでも追いつかなきゃいけない時は強引に強気な択を押し通してたのに、急に待ち気味の動きに切り替わってしまう癖が自分にあることが大会等で分かりました。

こういう状況になったら相手の方が精神的に苦しいだろうから、そのまま強気な択で押し切ろうという意識に切り替えるというのを自分は意図的にしようとしています。

②攻めの意識を引き出せるような技を意図的に出す

これも上と被る部分はあるんですが、僕は結構大会で負けパターンに入る時って大事に大事に戦おうとしすぎて守りに入ってるパターンが多いです。

スマブラ4時代はフォックス使いだったのですが、自分は気持ちを前面に、攻めに持っていくためにあえて開幕からDA2連発とか打ってみたり…。

あと自分は自分のプレイスタイルに関して、「固く立ち回ろうとしてるけど相手からしたらやることが分かりやすくて対処しやすい」という弱点がある気がしています。

なので、突然特に意味もないリターンだけ高い差込みとかを混ぜることで相手に色々考えさせたいという意図もあります。

そうやって攻めに特化した行動を突然混ぜることで気持ち的に前を向く感じが出るし、僕の中ではそこまで頭が回って対戦できる時は結構良い状態の時だなと思っています。

あまり他の強いプレイヤーはこういうことしてないと思うんですが、自分は攻めの気持ちがどのゲームも大事だと思っているので固くなりすぎないように大事な試合では意識しています。

③画面の外にある情報に意識を向けない

未だに意識しないと出る悪い癖です。

例えば「これ落としたら予選敗退の可能性がある」とか「ここ取れたらこの後のトナメ的にかなりおいしい」のような画面外の情報が頭の中によぎりだすと大抵良くないです。

考えないようにしても頭にふっとよぎってしまうものではありますが、試合中は目の前の画面に映ってる情報から全てを読み取るという意識はできるだけ強めに持つようにしています。

④自分が一番力を出せる緊張度合いを理解する

これは人によりそうなんですが、どれくらい緊張しているのが一番良い状態かを理解してなるべくその状態でい続けようとしてます。

自分は結構緊張でガチガチくらいの方が強いと思っていて、緊張で不安な気持ちになっていくと「今この心境悪くない感じだから緊張抑えたりとかしなくていいや」と考えたりしています。

人によっては平常心の方が良かったりすると思うので、そういう場合は逆にリラックスできるような手段を持っておいたりすると良いのかもしれません。

おわりに

結局のところ上で紹介した①とかは自分の悪い癖に気付いてからそれを矯正するという話なので、今でも新たに悪い癖が見つかることもあるしそれを今後直していくという作業は続けると思います。

なので僕自身大会で全て自分の精神面をコントロールし克服してるとは言い難いです。今後も同じように克服し続けると思います。

この辺のテーマは本当に人によって解決のさせ方が全然違うと思うので、皆さんも自分にあったやり方を見つけてもらうのが一番良いとは思います。ありがとうございました。

Shogun

Shogun

しょーぐん。京都大学出身の頭脳派プレイヤー。スマブラXよりシリーズを跨いで常に上位プレイヤーとして活躍し、現在はGameWith社よりスポンサードを受けるプロ選手として、メディア出演など活動の場を広げている。使用キャラはスネーク・フォックス。

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