TECHNIQUE
皆さんこんにちは。ウメブラスタッフのエルです。
スマブラを始めてみたはいいが、攻め方がわからず全く相手に攻撃が通らなくて悩んでいる初心者のプレイヤーも多いと思います。
今回はそんな人達の攻め方の参考に少しでもなれればと思い書いていきます。
似たような趣旨でRaitoさんも差し込みに関する記事を書いています。合わせて参考にしてみてください。
じゃんけんで使える択を増やそう
スマブラというゲームのやり取りは、本当にシンプルに考えるとじゃんけんと呼べる要素がかなりあります。
簡単な例を挙げると、投げはシールドに勝ち攻撃暴れに負け、シールドは攻撃暴れに勝ち投げに負け、攻撃暴れは投げに勝ちシールドに負けるというやり取りがあります。
全てが上に挙げたようにわかりやすいものばかりであればただの運ゲーになってしまいますが、実際は決してそうではありません。
理由としてはいくつかありますが、代表的なものとしては以下2つになります。
- 単純な三つ巴ではなく四つ巴や五つ巴やそれ以上がある
- グリコ遊びのようにじゃんけんのリターンに差がある
そのため、自分がじゃんけんで使える択を多く持っていること、勝ったときのリターンを理解しておくことは重要です。
特に多くの択を持っていることは重要で、これが備わっていないとそもそもじゃんけんのやり取りに参加できない可能性があります。
攻撃が通らない理由として代表的なものは以下2つでしょう。
- 攻撃がワンパターンであり相手に読まれている
- 相手の行動に対する正解択を持っていない
多くの択を持っていないプレイヤーが上記のような状況に陥ってしまうというのは何となく想像がつくのではないでしょうか。
すなわち、まずはじゃんけんで使える択を増やすということが、攻撃を相手に通すために必要となってきます。
地上と空中で出来る行動を増やそう ~初心者編~
まずはスマブラの操作に慣れていない初心者向けに、地上と空中で簡単に出来る行動を紹介します。
自分がやっていなかった行動があった場合は是非取り入れてみてください。
地上編
初心者にありがちな行動として、相手にダッシュで近づいてそのままダッシュ攻撃・投げ・必殺技のどれかをしてしまうことが挙げられます。
自分と相手の使ってるファイターの相性によっては、相手のダッシュを見てから攻撃を置かれたり、少し引いてからの攻撃、回避などで多くの択が対応されてしまいます。
最悪投げのパターンが少なめな場合は、相手のダッシュを見てからシールドを張られているだけでリターン負けしてしまうこともあり得ます。
まずは地上で簡単に出来る択をいくつか紹介しますので、実際に取り入れてみて自分のファイターで相手によく通る行動を体で覚えていきましょう。
ダッシュシールド(ダッシュガード)
太古から使われる立ち回りです。
今作はシールドが弱体化した分少し弱くなりましたが、相手の攻撃起き等を防ぐ選択として有効です。
ダッシュその場回避
相手が掴みや、全体フレームの長い技でダッシュを咎めてくる場合に有効です。
相手のシールドや引き行動等の基本択に対して弱いですが、通ったときのリターンは大きいです。
ダッシュ強攻撃
ダッシュから全体フレームが比較的短い強攻撃を振ることで対応された際のリスクを減らす選択肢です。
ダッシュから直接強攻撃をするという行動は今作からの新要素であり、ファイターによってはかなり強力です。
ダッシュ様子見
やり取りとしてはかなり強気な選択肢であり、ファイター間のやり取りを理解していないうちに多用は出来ませんが選択肢の1つとして。
一応代表的なやりとりとして、相手が回避をダッシュに合わせて仕込んでいた際はかなり有利展開です。
空中編
初心者の空中でありがちな行動として、ジャンプして相手に当たるように深く攻撃を差し込んでしまうです。
特に前空中攻撃や通常空中攻撃が強力なファイターを使っている場合は、それに頼ってワンパターンに振ってしまうことがあるあるではないでしょうか。
しっかりとしたタイミングで攻撃を振り分ける練度があるならまだしも、甘い空中攻撃に対しては基本的にはシールドから反撃確定のものが多いです。
また振り方がワンパターンだと、ジャストシールドを狙われ更に重い反撃を貰ってしまうこともあるでしょう。
そのような事態を避けるために、空中での選択肢を少しでも増やしていきましょう。
最速空中攻撃
ジャンプとずらし押しするように攻撃ボタンを押したり、Cスティック弾くことでジャンプから最速で空中攻撃を出します。
単純に速いだけでなく、最速で空中攻撃を出した場合のみ、空中攻撃後にそのまま2段ジャンプや空中攻撃の追加行動が間に合う技もあります。
今後の発展性も踏まえて、最速空中攻撃をする際のジャンプは人差し指で押すのがおすすめです。
置き空中攻撃
相手に直接当てに行くではなく、ギリギリ当たるか当たらないかの距離を保って空中攻撃を振ります。
リスクを少なめにしつつプレッシャーをかける方法として有効です。攻撃判定を出した後の硬直が短い技であれば凶悪な行動です。
ジャンプ様子見
ジャンプから何もせずに着地する選択肢です。小ジャンプ・大ジャンプの使い分けに急降下(落下中に下弾き入力)も加えると有効です。
攻撃しない択を入れることで、ジャンプから必ず攻撃するわけではなくなり相手のシールドを張るタイミングが難しくなります。
地上と空中で出来る行動を増やそう ~中級者編~
それでは最後に少しだけ発展的な内容を紹介していきます。
初心者編は、相手に対して素直に距離を詰めていく中で選択肢を増やすのがメインでした。
中級者編では少し操作を複雑にして、やれる行動を増やしてみましょう。
地上編
以前Raitoさんが別の記事で紹介した上記の内容は、地上の差し合いでとても有効のため改めて紹介します。
ダッシュから相手の攻撃の届かない間合いや、当たるギリギリの間合いで一度静止して、引きステップから相手の行動を見て反撃したり別の行動をしましょう。
ダッシュから相手の攻撃の届かない間合いで静止して、引かずにそこからジャンプやステップ攻撃に行くという選択肢も合わせて使ってみましょう。
空中編
空中戦で重要になってくるのは、小ジャンプと大ジャンプと急降下の使い分け、あとは技を振る位置と着地点です。
操作は忙しくなりますが、例えば大ジャンプから急降下をして途中で空中攻撃を出し、さらに急降下をして相手をめくるように着地してみましょう。
ここで注意すべき点として、空中攻撃を出すと急降下がキャンセルされてしまうため、再度急降下の入力が必要な点です。
技によっては低めの高度で出して急降下すれば、たとえ相手のシールドが間に合っても重い反撃がほぼないというものもあります。
最初は操作自体が難しいかもしれませんが、空中攻撃で攻撃後の硬直が少ない技を持ってるファイターを使ってる人はチャレンジしてみましょう。
まとめ
地上や空中での行動について紹介してみましたが、いかがだったでしょうか。
攻撃が通らない理由は、選択肢がそもそも不足しているという場合が数多く見られます。
まずは色々な行動を覚えて試してみることで、相手と読み合いが出来るステージまで登りましょう。