TECHNIQUE
どーも!Raitoです。
今回の記事では、スマブラの地上の移動手段であるダッシュ(走行)、ステップ、歩き(歩行)の使い方をそれぞれ紹介していきます。
スマブラを初めたばかりの人や、ある程度慣れてきた人にとっても歩きのメリットは伝わり辛く、中々実践では扱い辛いですよね。
それぞれにメリット、デメリットのある動作の違いを学ぶことでスマブラ力を上達させていきましょう!
ダッシュ(走行)の使いどころについて
ダッシュはスマブラにおける最も基本的な動作です。
ステージが他の格闘ゲームと比べて広めに作られているので、ダッシュを使わないことにはゲームが始まりません。スティックを弾いてから傾けっぱなしにするだけでダッシュになるので、ほぼ全ての人にとって出しやすい動作でもあります。
ダッシュの仕様については以下の通りです
- 上スマッシュ、ダッシュアタック、各必殺技、掴みをすぐに出せる
- 横下スマッシュ、強攻撃、弱でもキャンセルできる(発生は通常より4F遅め)
- シールド、ジャンプ、各種回避でダッシュ状態をキャンセルできる
- ダッシュ中に反転入力すると走行反転状態になる(この状態を用いたテクニックもある)
ダッシュは様々な行動でキャンセルできるので使い勝手が良く、基本的にはどのプレイヤーも使えている動作です。
相手を浮かした際の着地狩りを行う際はダッシュで行う方が位置調整をしやすいです。更にダッシュはシールドでキャンセルできるのでガーキャン行動との相性もバツグンです。
さて、もう一つ注目したいのがダッシュ中の各種技キャンセルについてです。
ダッシュ中はほぼ全ての技でダッシュ状態をキャンセルできますが、上スマッシュ、ダッシュアタック、各種必殺技、掴み以外の技でキャンセルする場合4Fの発生隙が生じます。
説明すると少し難しい話になるのですが、ダッシュをキャンセルする際にスティックをニュートラルポジション(真ん中)に戻すと走行ブレーキ状態となり、このモーションに移行している間は4Fの間技を出せない仕様があります。
この仕様を理解しておくと相手の後隙を狩る際に出すべき技を選択しやすくなるので、しっかりと頭に入れておきましょう。
ステップの使いどころについて
ステップは初代スマブラから存在する動作の一つで、スティックを一瞬横にはじいて離した際の動作のことです。
前作ではステップをした直後に反転ステップを行うのが困難でしたが、今作ではステップ中に逆側にスティックを倒すだけで簡単にステップを繰り返すことができます。
ステップの仕様については以下の通りです。
- キャラによってステップの距離が異なる
- ステップ中に地上攻撃を出せるのは14F経過後から
- ステップから14F以内に反転入力をすると逆方向にステップする
- ダッシュと比べると、シールドでキャンセルできるフレームが遅い
ステップはダッシュとは異なり、細かい位置調整に便利なテクニックです。地上の読み合い、崖付近での揺さぶりと幅広く使えます。
特にシールドからリターンを取りづらい空中技に反撃を取る際にとても重宝します。シールドキャンセルが間に合わない技でもステップで避けてしまえば関係ありません。
反撃を取りづらい技の場合はステップで避けて反撃を取れるようにすると、ダメージを与えるチャンスをより多くすることができます。
さて、ここで注目したいのが、ステップ入力をした後にスティックをどちらに入れているかを意識することです。
ステップ中にNポジに戻すとシールドや回避に移行するためのフレームが多くかかります。ステップの全体フレームが短いシュルク、ダックハントの場合15F、長いメタナイトの場合は25Fの間は無防備になってしまいます。
ただしスティックを倒しっぱなしにしている場合、ダッシュの扱いになるためシールドに移行するのが早いです。
こちらの場合最も速いシーク、カムイで7F。ステップと比べると約2倍の差があります。
ステステを繰り返す際に、スティックをNポジに戻してしまうとシールドを貼るまでの時間が多くかかってしまうので、相手の攻撃をガードしたいタイミングではスティックの位置をしっかりと意識しておくと良いでしょう。
歩きの使いどころについて
歩きはスマブラにおいては最も使いどころが難しいです。
ファイター毎にスピードに違いがあり、歩き状態に移行するまでも少し間があります。(例を挙げると最も速いのがルキナ/マルスで最も遅いのがプリンです。)
歩きの仕様については以下の通りです。
- 歩き中はいつでもシールド、回避を使うことができる
- 各種攻撃をいつでも出せる
歩きはダッシュモーションに移行するためのフレームがないので、シールドや各種攻撃をいつでもそのまま出せる特徴があります。
一見普通の要素にも見えますが、ダッシュのみでの移動に慣れている人にとっては結構重要です。
特にシールドは前述した通り、ダッシュの出始めにすぐシールド展開できない(最速で7F)という仕様があるので、歩きシールド展開を使えるようになるとガーキャン行動をより狙いやすくなります。
ただし歩きは速度がないので、ダッシュやステップに比べると間合いを詰める力が乏しいという明確な欠点があります。
そのため、着地狩りや中~遠距離の読み合いでは少し使い辛く、相手のラインが無い崖際の攻防や近距離の回避読み、相手の攻撃の差し返しでの読み合いに重宝します。
特に相手の空中技の差し込みに関してはステップよりも反撃を取りやすいので、慣れると非常に使いやすく感じるでしょう。
おわりに
以上、3要素の説明でした!
少し難しめな解説になってしまいましたが、それぞれ役割が異なる重要テクニックなので使用できる場面を考えて使いこなせるようにしておきましょう。
なお、更に細かい仕様の解説はスマブラSPECIAL 検証wiki様に掲載されているのでそちらも確認してみてください!