TECHNIQUE
皆さんこんにちは、Shogunです!
今回は自分がメインで使用しているスネークの中でも、特に重要な技だと言える手榴弾(NB)について、使い方の基礎解説とセットプレイの例の紹介をしていきます!
ここでスネーク使いのLagnel氏による手榴弾の解説記事、Smashlog内のスネーク解説記事を掲載します。これらも合わせて読んで頂ければ、と思います。
まず最初に、手榴弾を生成した後にできること
手榴弾を生成した(Bボタンを押す)後の状態について、スネーク側は以下の3つのポイントを抑えておく必要があります。
①Bボタンを押し続けると手榴弾を保持する(手榴弾B持ち状態)
この状態を自分はB持ちと表現しています。
この時できることはかなり限られています。およそ左右の移動、ジャンプ、つかみくらいでしょう。
この状態は以下の②③に移行する前段階の様子見、または手榴弾の爆発までの時間調整で使うもの、と考えて良いと思います。
一つ対戦において理解しておくと良いポイントがあって、B持ち状態はスネーク側もできることが限られていて相手が前ダッシュで突っ込んできやすいです。
その前ダッシュに対して掴みを置くと機能することが多々あります。
②Bボタンを離すと手榴弾を投げる(手榴弾B投げ)
Bボタンを離すと手榴弾を投げることができます。この投げ方を自分はB投げと表現しています。また、この投げ方はスティックの傾け方によって3種類存在します。
どういう入力だとどういう投げ方になるのかは下部で詳細に解説をしますが、まずはBボタンを離して相手に手榴弾を投げるというのが遠距離戦の一つの重要な戦い方になるということ、3種類の投げ方を相手の位置等に合わせてうまく使い分けることが重要という2点を押さえてもらえれば十分かと思います。
③B持ち中にシールドを張ると、足元に手榴弾が落下する
Bを押しながらシールドを張ると、足元に手榴弾が落ちます。この落ちた手榴弾はアイテム扱いになり、その後拾って相手に投げつけることが可能です。
手榴弾を相手に投げる手段として、②の3種類の投げ方というのも大事ですが、このアイテム投げもとても重要になります。
まとめると、大まかには手榴弾はBボタンを押し続けることで、保持できる。相手への投げ方はBボタンを離して投げる(3種類)か、一度シールドで足元に落としてからアイテム投げをするかで合計4種類あるということがここで分かれば十分です!
4種類の手榴弾投げ
では次に4種類の手榴弾投げについて、それぞれの操作方法と使い方を動画を参照しながら解説していきます。
A.手前投げ
操作方法は、Bを離す瞬間にスネークが向いている方向と逆向きにスティックを倒す、です。
前作と同様の仕様であれば、3種類の投げ方の中で最も全体Fが短いので、ガンガン前に出てくる相手に対して素早くスネークの付近に手榴弾を投げ、その後引き掴みや横強置き等で攻めを捌く、あるいはジャンプを用いて相手から逃げるという使い方が考えられます。
個人的にはそこまで用途は多くない投げ方だと思っていますが、全体Fが短いというのは頭に入れておくと良いと思います。
B.通常投げ
操作方法はBを離すだけです。スティックはどこにも傾けません。
個人的に今作のこの投げ方は少し評価が高いです。元々放物線を描くような軌道で今作もそれは健在。
手榴弾爆発時間の変更(3⇒2.5秒)により、この通常投げで手榴弾が遠距離の相手に届くタイミングで爆発してくれるようなイメージです。
手榴弾B持ちからジャンプをし、Bボタンを離すことで少し高い放物線で遠くに投げることができます。
相手が攻め込んできて不利な間合いになったら着地前に移動空中回避…等もできるのでごまかしも効きやすいです。(これは他の投げ方にも言えますが)
C.遠投げ
操作方法は、Bを離す瞬間にスネークの向いている方向にスティックを傾ける、です。
この投げ方は見てもらえれば一目瞭然ですが、最も低い軌道でかつ遠くまで投げることができます。相手が遠距離で攻めてこない場合はこの投げ方で問題ないでしょう。
ただし全体Fは3種類の中で一番長いため、相手の距離が近かったりする場合は他の投げ方に切り替えた方が無難です。投げたのを見てからダッシュ攻撃等で反撃を取られます。
今作はとにかく差込みが速いキャラが多いのであまり機能しない投げ方になるのではないかと思っています。
D.アイテム投げ
操作方法は省略します。シールドで手榴弾を落としてAボタン等で拾って投げつけるだけです。
自分は今作のスネークに関してはこの投げ方が一番多くなるような気がしています。
というのも、手榴弾B持ち状態と比較してややアイテム持ち状態の方ができることが多いためです。
上述の通りB持ち状態だとジャンプかつかみか横移動しかできませんが、アイテム持ち状態であれば走ることも回避をすることもジャンプをすることも投げることも、更には空中ダッシュ(通称空ダ)と呼ばれるテクニックによって、今まで持っていた手榴弾を落とすこともできます。
今作は差込みが速いキャラが多く、手榴弾を出したはいいもののその後相手に攻め込まれるということが多くなる気がしているので、アイテム持ち後行動の自由度が高いというのは大事な要素になる気がしています。
手榴弾を使ったセットプレイ~秒数管理の方法論
よく聞かれるのが「手榴弾を使う際に毎回秒数を数えているのか?」という質問です。
答えを言うと、そうではなく「手榴弾を出した後にどんな動作をすると爆発までの残り時間にどの程度達するかをいくつかの基準と共に感覚的に覚えている」ということになるかと思います。恐らく他のスネーク使いもそうです。
以下にその例をいくつか紹介します。
①手榴弾生成⇒シールド落とし⇒上スマ⇒アイテム持ち⇒アイテム投げ
この一連の流れを無理なく自然に行うと、ちょうど遠距離戦をする時に相手がいそうな間合いで爆発します。
もちろん相手キャラによっては全く使えませんが、手榴弾の爆発タイミングを計る上では良い基準になると思っています。
②手榴弾生成⇒シールド落とし⇒アイテム持ち⇒ダッシュジャンプ⇒空ダ手榴弾生成
これをすると、空ダで着地した直後に一個目の手榴弾が爆発してくれるので、対地上の相手には結構有効です。ちょっと攻めづらい状況になります。
③ ①と②の組み合わせ
①と②を組み合わせると攻め込んでくる相手に対しても、遠距離にいる相手に対してもプレッシャーをかけられるセットプレイが完成します。
また、ここが一番重要なんですが①のセットプレイで大体投げてからどのくらいの距離で爆発するかがつかめたら、それよりも近い距離で爆発させたい場合はワンテンポ遅らせるだけでOKです。
④手榴弾生成⇒シールド落とし⇒ステップ4回⇒アイテム持ち⇒アイテム投げ
非常にシンプルですが、結構大事です。
これも別に実戦でステップ4回して投げることが多いわけではないですが、良い基準になります。
手榴弾を出した後に2回ステップしたらもう半分以上時間は過ぎていて、3回ステップしたらもうそろそろ爆発すると分かります。
このように、いくつか基準を設けておくことで応用を効かせることができるというのも手榴弾時間管理の大事な方法論になるかと思います。もちろん、挙げろと言われたらあと15個くらいはこういうパターンを持っていますが、ここでは割愛します。
こういうのってトレモのし甲斐がある部分ですし、いくらでも開拓できる部分なのでスネークの楽しさや強さっていうのはそういうところにあると思っています。
手榴弾の爆発はXの3秒から2.5秒になりましたが、この2.5秒をどのように使うかというのは今後どれだけ開拓できるかが使い手にとっては試されていると思います。
自分も早いとこ慣れて手榴弾を自由自在に使えるようになりたいと思っています…。
おわりに
いかがだったでしょうか。
この記事では、手榴弾に関する基本原理と、4種類の投げ方と役割、更に手榴弾時間管理の方法について解説しました。
スネークというキャラはもっと書けることが多いキャラなので、しばらくはスネークを中心に取り上げて行こうかなと思っています。ありがとうございました!