TECHNIQUE
どーも!Raitoです。
身近なスマブラーと話をする時によく話題にでてくるのが中級者と上級者の差は何かという話題です。
状況判断の早さ、崖上の上手さ、間合い管理の上手さ…などなど。挙げればキリがないような要素で分けられてるとは思うのですが、一番に明確に差を分ける要素は技を通した時に最大リターンを取れるかどうかでしょう。
例えばゼニガメで投げのコンボをしたとき、相手キャラに合わせて空前を選択するか、空上を選択するか…。台が上にある時に空上からどのようにコンボを継続するか。状況に合わせて空後で崖外に出す選択肢を入れられるか…などなど。
このような%やキャラ、ステージの状況から常に最大のリターンが取れるようなセットアップを脳内で瞬時に組んで、実践できるスキルは上級者になるために必要な要素と言えるでしょう。
そこで今回は、このスキルアップに繋がるトレーニングモードの活用法について伝授します!通常の乱闘とトレモの仕様の違いから、トレモの魅力についてしっかりとおさらいしていきましょう。
トレーニングモードの仕様について
今作のトレモは前作までとは異なり、細かい設定によって大乱闘モードと全く同じように使用することができます。
前作まではOP相殺を付けることができず正確なコンボルートの開発及び練習ができませんでしたが、今作ではしっかりとオンオフ機能が追加されたためその検証もできるようになっています。
いわゆるホカホカ補正もOP相殺と連動しているシステムなので、OP相殺を付けて自身のファイターのダメージ調整を個別で行うことで自由に吹っ飛ばしの確認も行えます。
またトレーニング中はL+R+Aボタンでリセットもできるので、同じコンボを繰り返し行うのに適してます。
前作はメニュー画面をわざわざ開いて行う手間がありましたが、このボタンのリセットのおかげでその手間も解消されていて効率がとても良くなりました。
難しいコンボの練習をしよう!
どういった時にトレモを使うべきなのか。それは先述した通りコンボの練習が大半です。
トレモでは相手の%を1%単位で設定できる上、1ボタンで試合開始の状態に戻すことができます。%を想定したコンボや複雑な動きを何度も練習するのに適しています。
またコンボ中は右側に表示されている連続ヒット数を見れば、コンボがちゃんと繋がっているかどうかのチェックを逐一行うこともできます。(ただしこのヒットが繋がっているかどうかの判定は結構ガバガバなので、あくまで参考程度に留めておきましょう)
今作は特に低~中%帯は吹っ飛ばしが低くコンボを決めやすいファイターばかりなので、そのラインはコンボを練習する価値が高いです。自分が使いたいファイターのコンボはある程度できるように練習しておきましょう。
HORIコンを使った練習法について
Switchで使用できるGCコンをモチーフにしたHORIコンですが、このコントローラーには連射機能というものがついてます。
連射機能は簡単に言うと同じボタンをひたすら連打させるためので、秒間5~20回ボタンを自動で入力してくれます。
ただしこの機能は対戦には使用できません(ルール規則によってオフ大会で使用禁止になっている)
具体的に効力を発揮するのは回避の最速入力です。空中でシールドもしくはつかみを入力すると空中その場回避をするので最速入力の検証にもってこいです。
コンボカウンターで繋がっている…と思いきや実は回避が間に合うなんてことは結構起こり得ることなので、しっかりと確認したい方にはオススメです。
ただしCPUのずらし入力をオンにしてもベクトル変更をしてくれない(人力でやらなきゃならない)ので、ずらしorベク変を調査したい方にはあまりオススメできません。
ジャストシールドの練習をしよう!
実戦でいざやろうと思っても中々やりづらいジャストシールドですが、トレモを活用することで慣れさせることはできます。
今作はCPUのAIが優秀になり、前作のように必殺技だけではなく各種技をバランス良く使ってくれるのでジャストシールドの練習をするのに適しています。
またCPUの行動を必殺技に固定できるので、ウルフのNBを初めとした飛び道具を連続でジャストシールドすることも可能です。
受け身からの追撃択の練習をしよう!
今作は吹っ飛ばし力が弱いかつベクトルが低い技を持っているファイターが複数います。
例を挙げるならゼニガメの横強やルキナの下強など。これらの技でダウンさせてからスマッシュ等を当てる読み合いをするのが非常に強い撃墜択となります。
このセットアップの練習をする上でも役に立つのがトレーニングモード。CPUのレベルを9にしてダウンになる技を当てると確実にその場受け身or前後転がり受け身に派生してくれるので、受け身の移動先を見てから追撃を狙う練習を行うのに便利です。
レベルを8にすると受け身をしない選択肢も生まれるので、受け身失敗を見てから技を当てる練習にもなります。お好みでレベル調整をしてみましょう。
おわりに
以上、トレーニングモードの有効活用法でした!
もちろんこれらテクニックの練習以外にも、トレモを活用した練習法はたくさんあります。実戦で使う差し返しの練習なんかは実戦で練習すべきとの意見も多いですが、予め状況をイメージしながら技を当てる練習をトレモで行うのは非常に大事です。
実戦で経験を積むかトレモで反復練習を繰り返すか。もちろん個人差は出てきますが、どちらも強くなるためには大事な要素。状況に合わせて自分に合う練習法を編み出していきましょう。
それでは!また次回の記事でお会いしましょう!