【スマブラ3DS/WiiU】伸び悩んできた人ほど知って欲しい、キャラ開拓の楽しさ

コラム

先日対戦の合間にとある質問を投げかけられた。

「たけらさんはこれは自分にしかやってない。そういう行動ありますか?」

少し考えたが、あまり思い当たらず。別に開拓をサボってきた訳では無い。どころか誰よりもリュウに対しては歩みを止めずに切り開いてきた自信がある。なのに何故即答できなかったか。

質問を投げられたとき、自分だけがやってるからなんなんだ?独自性?ってなんだ?っていうとこに違和感を感じてしまった。自分しかやってないだろう行動は確かにあるが、それに対して、なんなら数日後には全く使ってないかもしれない。そんななかで俺しかやってない行動はこれです!なんて言えなかった。

続けて会話をしていたときに

「この横スマは自分しかやってないんですよ」

みたいな話をされて、勘違いだったら申し訳ないが、独自性を持っていることに誇りをもっているように聞き取れた。別に誇りを持つことを否定するわけではないが、その択がそこで完成してしまうのに危機を感じて当人にもつい口を出してしまった。

恐らく、その選択肢は本人が面白いかもと思って使い始めた過程があるわけでそれはつまり開拓された択ということだと思う。しかし実は、同じ状況でリスクが少なかったりリターンが高かったり、より良い択があるのかもしれない。開拓をするというならば、そこで1度その選択肢が本当に最善なのか考えて欲しい。

そうして作られていく最善の塊である自分に対して、独自性だったり魅力が出てくるのかなと思う。

キャラ開拓の流れ

キャラ開拓の中にも色々ある。火力を伸ばしたり撃墜手段を増やしたり、強いテンプレ行動を見つけたり。しかしそのきっかけはいつも同じで、

「いつも使ってるこのコンボもしかしたらこっちの方が展開良いんじゃないか?」

「同じ状況で狙う撃墜択、こっちのほうがリスク少ないのでは?」

そういう気付きだと思う。勿論対戦中に気付くこともあるが、より長い時間スマブラのことを考え続けている人がこのアドバンテージは大きいはず。

私も最近は落ち着いたが、通勤電車や昼休みは全て動画を見て、仕事中も顔はめっちゃ真剣なのに手が止まることもよくあった。(社会人としてそれでいいのかっていう話は置いといて…)
決して自分がセンスがあるプレイヤーだと思ってはいないが、そういう地道な考察の積み重ねでここまで来れたとは思う。

自分が思う基本的な開拓の流れは下記のように考えている。

1. なにかしら技をあてたときの展開やダメージに平凡さを感じる。

2. トレーニングモードなり頭で考えるなりして色々選択肢を考える。

3. 選択肢として考えた択を実践に投入しようとする。最初はできなくても良い。該当する場面で今の練習したやつやるべきだ!っていう後悔から始まる。実践での実用性を図る。

4. 有用なら採用。厳しそうなら他の択を考える。

5. 採用の場合、今後取り入れていく。最初は意識してた選択肢でもいずれは他に意識を割きながらでもできるようになる。

スマブラのプレイヤーではないが、sakoさんというストリートファイターVのプレイヤーの言葉で好きな言葉がある。

「読み合いを減らすためにコンボは最大を狙う」

ゲームは違えど共通している部分だと思う。

同じ展開でダメージをより稼ぐことができるなら、勿論その後有利に進めることができる。その結果、開拓前と比べると読み合いの数やリスクリターンの概念が動き始める。例えば序盤に小技から高い火力がとれるようになるならそこに意識を割かざる負えなくなる、すると別の選択肢が通りやすくなる。

スマブラは、自分がいかにダメージを溜めようが撃墜しなきゃ負けないし、ダメージを溜めなくても撃墜すれば勝ちという少し特殊なゲーム性だが、その上でもしダメージを溜めていない状況でも撃墜の読み合いにもっていけるようになればそれは相手に対して莫大なプレッシャーになり、強力な武器となる。

開拓に力を注ぐタイミングとメリット

ここまで開拓に対する素晴らしさを説明してきたが、勘違いして欲しくないのは、立ち回りや差し合いの面での基礎的な能力に対する成長を疎かにしてよいというわけではない。

コンボ開拓の前にやるべきことがある。もっと他に詰める場所がある。格闘ゲームを初めとする対人ゲームではよく聞く話だ。

ただこれに関しては、個人的にはどっちが先というよりはどっちもやり続けろと言いたい。

NGだと思うのは外野が「お前は他にやることあるだろ」など口出しすること。各自自分の好きなタイミングで好きな方向性でゲームについて考えて強くなっていくのが楽しさの根源だと思う。勿論他人からのアドバイスは大切だが、それを踏まえた上で自ら考えまくってるやつが一番強いと思ってる。

基礎的な能力の向上は、ある程度までいくと成長幅を実感する機会がすくなくなるタイミングが必ずくる。しかし開拓をした結果得た火力の向上などはどんな状況でも確実な成長である。

伸び悩んできた。そういう人にこそ開拓するという楽しさを知って欲しい。

そして成長の実感をモチベに繋げて、立ち回りについてもついでに考える。それくらいの気持ちでスマブラに向き合っていけたら少しは楽になるのではなかろうか。

takera

書いた人:takera

世界最強のリュウ使いであり、スマブラ平日オフ大会「闘龍門」の主催者。

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