COLUMN
みなさんこんにちは。キシルです。宅オフの記事に続く形で、大学スマブラコミュニティや大学大会を紹介させていただきました。
様々な場でフリー対戦をまとまった時間行うことがあると思います。
以前shogunさんがフリー対戦でどのレベルと対戦するとどのようなメリット、デメリットが発生するかをまとめてくださいましたが、僕はフリー対戦をどのように行うと成長しやすいかということについて、考えをまとめたいと思います。
ありがたいshogun先生の記事はこちら
内容にこだわること
いろいろな立ち回りを試す、反撃を練習する、難しいコンボがどの程度実戦で使えるか調べる…そういった行いが許されるのがフリー対戦です。ぜひ内容にこだわってみましょう。
伸び悩んだら立ち回りを変えてみる
攻め主体の立ち回りで勝率が良くなかったときには、思い切って待ち主体に寄せてみるのもいいでしょう。慣れてないから突然変えると勝率はもっと悪くなるかもしれませんが、それでも試合内容には何かしらの変化が見られると思います。
そういった変化を感じるだけでアドバンテージになるのがフリー対戦の魅力です。
撃墜争いは成長のチャンス
フリー対戦の撃墜争いでは、例えばガードされたら反撃で負けるような技をぶっぱなして無理やり一本取ることには大きな価値はありません。(試合では勝てば正義なところがあります)
なので、お互いにかなりローリスクな選択肢、言うなれば理論通りに撃墜争いが行われることが多いと思います。
そういうときに、引き出しの多さや、読み合いの強さと言ったものが磨かれていくと思います。
ピカチュウを使っているから思うことなのかもしれませんが、フリー対戦で根拠なく上スマッシュで1ストック撃墜したとしたら、一回成長できる機会を捨てたとまで考えています。
もちろん個人的な考えですし、当て勘を磨くということも重要なんですけどね。
結果にこだわること
フリー対戦といえど、真剣に取り組むため、試合と近い心構えで取り組むために、結果にこだわることは重要です。
…さっき言ってたことと矛盾してない?と思われるかもしれないですが、結果にこだわるポイントを絞ることで両立は可能だと考えています。
最初の二先を意識しよう
フリー対戦をまとまった時間行う際の最初の数本は、お互い対策や感覚をある程度忘れている状態、最も大会に近い状態です。
なので、最初の数本は非常に重要です。特に集中して行いましょう。もちろん相手がそこまで集中して取り組んでいるかはわかりませんが、こういうのは自分がいかに真剣に取り組むかが最重要だと勝手に考えております。
考え方は人それぞれですし押し付けは良くないですが、もし相手にも同じ心構えで取り組んで欲しければ、「最初に二先形式でやりませんか?」と提案してステージ選択も試合と同じように行うのも良いと思います。提案するぐらいで怒る人は今のところ僕は出会ったことはありません。
最後の二先を意識しよう
最後の数本は最初の数本とは異なり、お互い対策を再確認し終えて腕も暖まった状態での対戦です。
最初に勝っても、最後に連続で負けてしまうと、対策されて差をつけられたことになってしまう。
自分の考えている対策が正しいのかどうか、足りないものがなんなのかを理解するためにも、最後の数本も最初と同様に特に真剣に取り組む必要があると考えています。
途中まで勝ってて最後に何本も負けた時の悔しさは…あれは何と表現すればいいんでしょうね。頭が割れそうになりますよ僕は。
負け抜けは効率を上げる
3人以上でフリーを回す場合には、負け抜けで行うのを僕は勧めます。
これは完全に僕個人の意見です。ローテーションしたい派ももちろんいると思います。
僕が負け抜けを勧める理由は2つあり、1つは勝利に価値を与えられること。「勝ち」だけに。
…
フリー対戦では結果より内容を重視すべきだと思う部分はありますが、それでもお互いに真剣に取り組むためには、勝利には価値があった方が良いでしょう。
ゲームセンターでストリートファイターに取り組んでた時代のある僕的には、負けたら1クレジット失う環境は素晴らしかったなと思ったりもします。
もう1つの理由は、負けた直後に必ず空き時間が来るということです。
負けた直後に空き時間を与えられることで、何が悪かったかをすぐに反省できます。
対戦中に考えることは重要ですが、初心者が対戦中に考えられることは限界がありますし、僕みたいな中堅プレイヤーには、いかに対戦をしていないときに考えるかということは非常に重要だと考えています。
負け抜けは勝ってもアド、負けてもアド。
アドバイスについて
まとまった時間、同じプレイヤーと対戦できることはオフ会におけるフリー対戦の大きな利点ですが、もう1つの利点として挙げられるのが、その場で自由に相手プレイヤーと交流が取れるということです。その環境を最大限活かしましょう。
アドバイスの求め方を考えよう
対戦相手にアドバイスを求めることについては色々な意見、考えを耳にしますが、僕は悪いことだとは思いません。まず、対戦相手とのコミュニケーションという観点で役に立つ時点で、悪いとはとても思えません。
しかし、自分で考えることが重要ということも事実で、何から何まで教えてもらおうという姿勢は返って自身の成長を妨げるかもしれません。
よく言われてることは、「この技って反撃取れますか?」と問われれば答えるが、「対○○ってどうすればいいですか?」と問われたら答える気にならない、というもの。
思考放棄に近いような質問が気に入らないものと思いますが、初心者のうちは何がわからないのかわからないと思うし僕はそれでもいいんじゃないかなーと思います。
何されたら嫌ですか?とか、僕の悪いところ教えてください。とかそれぐらいアバウトな質問でも相手が優秀なプレイヤーなら価値のある回答を返してくれるでしょう。
もちろん、回答を得たところから自分で考えて消化するのが重要ですから、例えば何をされたら嫌なのかを教えてもらったならば、
- なぜそれをされるのが嫌なのか
- それの対策に相手はどういう行動を用意しているのか
- さらに自分はその行動に対してどう対応できるのか
- この読み合いは他のキャラでも行われるのではないか
そういったところまで考えていきたいですよね。
アドバイスの仕方を考えよう
アドバイスを求めることもあると思いますが、アドバイスを求められることももちろんあると思います。そういうときにはぜひ真剣に答えてあげましょう。
もちろん自分が初心者のときには誰かが真剣に答えてくれたから強くなれたという礼儀的な面でも答えるべきですが、自分がより強くなるためにも、誰かにアドバイスをするという行為は非常に重要だと思います。
考えを言語化することで新しい発見をすることもありますし、自分が曖昧にしていた部分が見つけられることもあります。
集中力を持続させること
フリー対戦は長時間やることもあると思うので、集中力を持続させることは重要です。
というか、集中力がもう保てないなと思ったら区切って休憩した方が効率的にも精神的にも良いです。一方的な試合が続いてメンタル的に萎えちゃってかなり対戦の質が落ちてしまうパターンもあります。
少しでも集中力を持続させるために、オススメなアイテムがいくつかあります。
- 飲み物の用意
やっぱり飲み物は大事。僕は一番好きな午後の紅茶レモンティーをいつも飲んでます。
余談ですが、試合前に毎回レモンティーを飲んでいた結果、日常でレモンティーを飲んだときも若干緊張するようになってしまいました。逆のパターンを期待していたのですが…
- ブルーライトカットの眼鏡
目は大事。比較的新しめのモニターは目に優しい発色をしているのですが、そうでないモニターを使用する場合は特に気を遣った方が良いです。
そういえば眼精疲労でもみあげが白くなったむらびと使いもいましたね。何のことかわからない方は「いけだの定時退社」で検索しましょう。
- 蒸気でほっとアイマスク
目は大事。
このアイテム、僕が大学受験のときに愛用していたアイテムなのですが、めっっちゃ有用です。もう目が疲れた…無理…って状態から15分着用するだけで、あれ?2時間ぐらい仮眠取ったかな?ぐらいまで回復します。盛ったかもしれません。
最後に
あくまで自分の考えですが、フリー対戦についての考えをまとめました。ぜひ、自分なりのフリー対戦観を持って、充実したフリー対戦を行って欲しいと思います。この記事がその助けになれば幸いです。
最後まで読んでくださったみなさまありがとうございました。