COLUMN
みなさんこんにちは、キシルです!
今回はスマブラの人気ルールである、チーム戦(2vs2)についての記事になります!
しかし僕はチーム戦に詳しくないので、今回はウメブラチーム大会での優勝経験を持つ「ぱせりまん」さんに話を聞いてみました!
ぱせりまんという男
前述した通りチーム大会のウメブラ25.5で優勝したプレイヤー。メインキャラはディディーだが、様々なキャラを使いこなすスマブラ上手い系。
また、「超人気YouTuber」でもあり、なんとAbemaTVにも出演したことがある。
…どんな動画をあげているのかは自分の目でご確認ください。
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チーム戦とタイマンの違いは?
こちらの動画は実際のチーム戦です。試合はぱせりまんさんが優勝したウメブラ25.5の決勝戦。
前衛と後衛について
ぱせりまん:チーム戦には所謂前衛、後衛と呼ばれる役割が存在しています。前衛は文字通り前に出て差し込む役割。後衛は前衛の差し込みのケアで前衛の差し込みを狩った相手を狩る。いわば保険です。前衛の差し込みが通った場合は連携をして火力を伸ばします。
序盤はキャラや人によってその役割が決まることが多いですが、試合中は%によって入れ替わるのが基本です。
タイマンとの差し合いの違い
ぱせりまん:チームはタイマンと違い間合いが狭いため絶妙な間合い管理ができない上、相方のヘルプも入るので、能動的な差し込みから反撃の最大リターンがとられにくいのが特徴です(極端な例だとシークの鉈による運びコンボ)。
お互いに味方が後ろにいる五分五分の立ち位置から能動的に攻める場合、前衛は相方と被るためステップで引きにくいです。なのでタイマンに比べローリスクな上、攻められる側は少ない選択肢で捌かなくてはなりません。
端的に言うとタイマンよりも適当な差し込みが通りやすいです。強気に攻めたい人はすごい楽しい!また、投げの差し込みが通れば後衛の相方が連携してくれるためリターンも大きいです。
逆に絶妙な間合い管理ができないということは反撃も取りにくいということで、先ほど言った五分状態で相手の差し込みを捌くのはとても難しいです。
相手の差し込みをうまくかわしたりガードをしても最大の反撃がほとんどとれない上後衛のケアも入るので相方に攻撃をあてないことを考慮すると、全員分の状況想定をしなくてはいけないのがチーム戦です。
投げのリスクリターン、性能についても大きく変わってきます。相方との連携があるため、%を稼ぐ面でもバーストをする面でも投げが正解になることが多いです。もちろん相手の相方のヘルプもあるので一概には言えませんが、タイマンで苦労してとるようなリターンもチームだと相方の投げから容易にとれてしまうので、困ったら投げる。そこからでもバーストができることがタイマンとの大きな違いです。
投げの評価について
ぱせりまん:タイマンにおける投げの評価はコンボの繋がりやすさやダメージ、吹っ飛ばしから考えられますが、チームにおける投げの評価は(相方の)コンボの繋げやすさ、フレーム(全体Fや無敵F)、攻撃判定の有無から考えられます。
例えばタイマンでよく使われるマリオの下投げは反撃の取りやすさから実際のチーム戦だとあまり使われません。全体フレームの短い前投げや攻撃判定の出る後ろ投げのが評価されます。
チームが上手い人の特徴
ぱせりまん:全体的に画面を見れる人、画面の中の視野が広い人はチームがうまい印象です。例えば自分が相手1人の崖に時間をかけつつじわじわと封殺していても、反対の崖で相方がもう1人の相手に復帰阻止されていたらリターンでは負けてしまっていることになります。ある程度画面全体を見て、広い視野で相方を助ける能力があると心強い。
画面全体というのはもちろん%も含んでいて、自分と味方、相手2人の%も常に把握してるとチームがうまいんじゃないかと思います。
例えば低%の相手と高%の相手それぞれがいるとして、相方にパスしてもらってもどちらか理解していないとコンボ選択をミスってしまうし、逆もまた然りです。
相方の被ダメージ補正と相手の%を把握しておくことでこちらも最善のタイミングで投げる事ができます。
撃墜拒否すべき展開
ぱせりまん:基本的に相手キャラの投げが強い場合は投げすべてをバースト技だと思いましょう。投げからは最大リターンを食らうことを前提とするのでシーククラウドの組み合わせと対戦する場合、シークの投げから画竜点睛を食らわないよう、60%くらいからシークの投げを拒否する必要があります。
タイマンより展開が早く、リターンも取りやすいゲームなので寿命は短いです。しかしこれは相手の連携が成立する立ち位置前提なので、例えば相手の片方が崖外から復帰中で、ステージには自分と相方と相手1人なんてこともあります。そんなときはリターンの稼ぎ時なので、比較的強気にいってしまってもいいかもしれません。
チームの視野について
ぱせりまん:基本的にはタイマンと同じように疑似タイマンに意識を割きますが、疑似タイマンが疎かになりすぎない自分のできる範囲で相方をよく見ておく必要があります。
疑似タイマンである程度負けていても、相方を見ていれば相方とのコンボを繋ぎやすくリターンで追いつけるしバースト力も格段にあがります。
全員の%も常に把握しておきたいので、自分が吹っ飛ばされ追撃がすぐこなそうなときはすかさず%に目を移す癖をつけましょう!
最後に
今回はここまで!
タイマンとの違いから、どのように意識を割くかなど細かいところまで解説してくださりました。
参考になる部分が非常に多かったのではないかと思います!
次回はタイマンとチームの違いを踏まえて、チーム戦で強いキャラクターについてぱせりまんさんに聞いてみたいと思います。
次回もお楽しみに!
最後まで読んでくださった方ありがとうございました!