COLUMN
皆さんこんにちは。ウメブラスタッフのエルです。
今回はスマブラ対戦における、自分の悪い点を見返したり、他人にアドバイスを求める際にどのようなことを考えれば良いかまとめます。
大会動画で自分の動画を見返したとき、オフ会で上級者にアドバイスを求めるときなどに参考になれば幸いです。
陥りやすい勘違い
オフ会とかで交流をしていると、たまに耳にする内容として「何かアドバイスありますか?」とか「何か悪いところありますか?」のような漠然としたものがあります。
確かに聞きたくなるフレーズではありますが、そういう漠然とした表現だと聞かれた側も困ってしまいますし、本人も自分の立ち回りをピンポイントで見直せません。
勿論説明がとても上手で、そういう質問で細かく回答してくれる人がいないとは言わないですが、基本的には絞って聞いたほうが互いに理解しやすいです。
別のパターンとして、実力が離れすぎていると色々なことが目について全部指摘できないってことにもなりかねないので、そういう意味でも自分の強化したいところを絞るのは重要です。
それではどういうことを聞くのがよいか具体的に次の章で解説していきたいと思います。
致命的な手癖
個人的に最初に聞いたほうが良い内容の筆頭にあげるのがこれです。
互いにある程度動けているのに、なぜか10戦して1回勝てるか勝てないかぐらいの実力差があると感じたことはありませんか。
その場合は格上の相手に、致命的な癖を見抜かれており、かつそれが手癖になって自分が意識せずにやっていることが多いです。
勿論相手が超強豪だったり、自分が全くまだファイターを動かせていない場合はその限りではありません。
特に多いのが不利状況で同じ行動が手癖になっているパターンであり、以下のようなものが考えられます。
- 着地するときの行動がワンパターン
- 崖をあがるときの行動がワンパターン
- 復帰のルートがワンパターン
- 回避からの行動がいつも入れ込み
- 崖際に追いつめられたときの行動がワンパターン
もしも全く勝てない相手がいた場合、「自分のワンパターンなところありませんか?」とか聞いてみたらよいかもしれません。
また同じ理論で、自分で動画を見る場合は、自分が不利状況になった時にどういう行動を取っているのかに注目してみてもいいかもしれません。
セットプレイでの知識差
次に勝敗に繋がりやすいと思っているのは、立ち回りではなく座学で覚えるべき知識差です。
特に例としてあげられるのは以下のような内容です。
- 反撃が確定な場面で取れていない
- 反撃が無い場面で動いている
- 吹っ飛びずらしの方向が悪くコンボが確定している
言葉にしてみればわかりますが、どれも致命的ですね。
これらを知っているか知らないかだけで、大きく勝敗は変化するでしょう。
オフ会とかで「この攻撃反撃取れますか?」とか「これってこの技入りませんか?」とか「この投げってどっちに変更したほうがいいですか?」とか聞いてみましょう。
これはある程度知識がある人でないと動画とかでは分かりづらい面もあるので、ある程度自分で調べることも重要ですが、オフ会とかで教えてくれる人がいれば是非聞いてみましょう。
撃墜場面での立ち回り
ここまでは割とピンポイントな内容でしたが、立ち回りに寄った部分で聞くべき部分を上げるとしたらやはり撃墜に関する部分でしょう。
これはファイターの組み合わせによって無数に存在しますが、代表的な例をあげてみます。
- 復帰阻止に行くべきか否か
- ジャンプの割合はどうするべきか
- ガードの割合はどうするべきか
- どのような技で撃墜を狙っていくべきか
漠然とした内容になりますが、順番に簡単に解説していきます。
まず復帰阻止ですが、強気に行くべき相性もあれば、行かずに崖上で待つべき相性があります。
復帰阻止を積極的に狙ったほうがいいか、逆に行き過ぎて不利になっていないかアドバイスを求めてみてはいかがでしょうか。
また撃墜は技を当たることで起きてしまうので、シールドを張れない空中に滞在するジャンプの割合や、ガードの割合は重要になってきます。
地上に張り付いたほうがいいのか、ジャンプをしたほうがいいのか、ガードは多めのほうがいいのか、少し発展的になりますが考えてみるといいかもしれません。
最後に重要なこととして、どれで撃墜を狙うかというのは重要です。
立ち回りでリスクの少ない技、相打ち上等でリーチの長い空中攻撃、発生の速い反撃確定の技などが考えられますが、どの選択肢が足りないか聞いてみるのも良いかもしれません。
最後に
今回はオフ会でアドバイスを求める際に気をつけることをテーマに、自分でどのような点を見返すのがいいかというのも交えて書いてみました。
強くなるためには回り道かもしれませんが、細かいところを一歩一歩伸ばしていくのが良いということもあります。
オフラインでもオンラインでもいいですが、互いに意見を言い合える環境になったのなら、今回のような内容を参考に考察しあってみてはどうでしょう。