スマブラオフ大会の開催に必要な費用と生じる収入について

コラム

皆さんこんにちは。ウメブラスタッフのエルです。今回は大会運営内情の質問として最も多いものの1つである、お金のことについて書こうと思います。

今回の記事で出す金額は、過去のウメブラで実際に発生した費用を元になるべくリアルな数字で書いています。これから大会運営をしてみたいと考えている方、別の地域で運営に関わっていてウメブラの実情が気になる方、なんとなくウメブラの財政事情が気になる方必見です。

過去のウメブラの規模や会場については、以下の公式ホームページを参照していただけると助かります。

関東 スマブラ for 3DS / Wii U オフ大会 ウメブラ

コミュニティ主導の大会について

まず最初に、皆さんはコミュニティ主導の大会の財政事情についてどのようなイメージを持っているでしょうか。ガッツリ儲けている、ずっと赤字で苦しい、大量のお金がやり取りされている、少ない金額でうまく回している、その他にも人によって様々なイメージを持っているのではないでしょうか。

前置きとして言っておくと、日本におけるコミュニティ主導の大会というものはまず基本的に儲かっていません。

勿論例外はあると思いますが、儲からない理由としては目的が儲けるためではなく、目的が大会を開くことにあることがほとんどだからです。

企業活動としては儲けを出すために仕組みづくりをすることが当たり前ですが、コミュニティの活動としてはその限りではないのです。勿論しっかりと黒字を出して運営しているところは沢山あると思いますが、微々たる金額でしょう。

大会を開催するためのコストと収入

それでは実際にウメブラが大会を開催するにあたって発生しているコストと、大会開催によって生じる収入について書いていこうと思います。大会を運営にするにあたって必要なコストとして簡単に箇条書きすると以下のようなものが挙げられます。

  • 会場費
  • 会場備品費
  • 機材費&保管費
  • 運搬費&移動費
  • その他雑費
  • (人件費) プライスレス

逆に収入については、ほぼ全てが開催時に頂いている参加費のみです。イメージを持ちやすいように過去に以下の会場で開催した大会で、実際に動いたお金を紹介していきます。

大田区産業プラザPIO

ウメブラ25収支(小展示ホール1日開催の通常イベント)

まず最初に会場費ですが、全日開催の9万をベースに、会場費を取るイベントのため5割増し、さらに撤収に関係で2時間延長して21時まで会場をおさえるため延長料金として32,400円かかり、合計で167,400円がかかっています。

次に会場の椅子や机、プロジェクタ等の備品を必要数借りるため53,400円がかかっています。

つまりいつもの大会を開く施設を用意するために約22万円程度の費用が発生しています。

次に機材関係です。

ウメブラは現在約50台ほどのモニタと付随するスピーカーを用意しています。モニタ1台を2万、スピーカー1セットを1500円と仮に計算すると1,075,000円です。

1.5ヶ月に1回のペースで大会を開き、3年間で回収すると計算して1回ごとの大会で振り分けると、大会ごとに約45,000円ずつ返済する計算となります。

さらにこれらを保管する倉庫費用が1ヶ月毎に26,000円ほどかかり、先程と同様に計算すると大会ごとに39,000円が1回の大会ごとにかかります。配信関係、その他蛸足等の電気周り、文房具や養生テープ等の備品についてはここでは割愛します。

ここまでを整理すると、会場に22万円、備品に84,000円と合わせて約30万がベースの金額となります。

最後に当日発生する金額を整理します。

運搬に車が必要な場合であればレンタカー代、またはガソリン代が発生します。次に大会には必須である、名札を用意するための印刷代&名札ケースに費用が発生します。さらに前日に会場でのリハーサル、または備品の受け取り等が発生した場合の交通費、当日に何かが壊れた場合に買い替え費用が突発で発生します。

ウメブラ25では大きなトラブルはなかったため、名札関係と雑費で約1万円でした。

今度は逆に収入です。

当時の募集人数は224人で、一般参加者が172人、機材提供者が52人、見学者が10人でした。スタッフ参加での参加費免除、当日キャンセルをあわせて15人程度一般参加収入が減ると計算すると、1500円×157人+1000円×52人+1000円×10人で297,500円が収入になります。

支出と収入を見てみると、トラブル無し&人件費0で運営できて大体プラスマイナス0となっていますね。

まとめ

いかがだったでしょうか。ウメブラがWii U時代最も開催したことが多い会場が、上で紹介した産業プラザPIOの小展示ホールため基本はこのような状況です。

実際は開催周期(連日開催・短いスパン・長いスパン)によって倉庫費用の比重が変わったり、突発の支出が出たりすることで毎回少しずつ変化します。他にも会場による参加費用の変化(コンベンションホールは約34万円、大展示ホールは約75万円、すみだ産業会館は約20万円)、参加人数による収支の変化もあります。

今回は少し大きな大会がモデルケースだったため、新たに大会を開きたいと考えている方に対しては少し参考にならなかったかもしれませんが、この記事を読んで大会の内情に少しでも興味を持ってくれる人が一人でも増えてもられば嬉しいです。

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