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スマブラSP初の世界大会「Genesis 6」の見所 海外・日本のトッププレイヤーを紹介

今週末はいよいよスマブラSP初の世界大会、Genesis6が開催されます。

昨今では海外でも多くの大会が開かれ、日本からも多くのトッププレイヤーが参戦している中、「世界大会とは?」と聞かれると難しいところではありますが、自分はGenesisとEVOがそれに値すると考えています。

Genesisと言えば様々な名勝負を生んできた歴史のある大会です。3年前に開催されたGenesis3における以下の試合を、スマブラ4史上最高の試合と呼ぶ人も少なくありません。

そんなGenesisがスマブラSPでもついに開催されます。開催時間は2/1~2/3です。

この記事では、Genesis6に参加する海外のTOP5プレイヤー※と日本から参戦するプレイヤー(全員ではありません、ご了承ください)を紹介します!

※Genesis6におけるシードランキングから日本のプレイヤーを除外した中で上から5人のプレイヤーをTOP5としました。

海外TOP5プレイヤー紹介

① TSM|Tweek

現時点で世界最強と言ってもいいプレイヤー、Tweek。

昨年末には”Let’s make moves”、先週は”Glitch 6″と立て続けにメジャー大会を優勝し、先日はアメリカのプロフェッショナルチーム”TSM”への加入も発表しました。

特筆すべきはその安定感で、スマブラSPでは8大会に出場し、うち7大会で優勝と全盛期のZeRoをも思わせる活躍ぶりを見せています。

使用キャラはワリオ、ドンキー、こどもリンクや、サブ以下にもウルフ、クロム、クラウドを据える等幅広くキャラを使い分けているようです。

このゲーム初期の段階で多数のキャラを使い分けながら大会で安定した実績を残し続けるというのは非常に難しいことだと感じますが、それを成し遂げるためのゲームに対する深い理解があってのことだと思います。

Genesis 6では間違いなく優勝候補筆頭と言えるでしょう。

② Echo FOX|MKLeo

Echo FOX所属にして、前作スマブラ4における2018年世界ランキング1位のプレイヤー、MKLeo。

元祖”若き新星”であり現在18歳のMKLeoですが、新作でも”Smash Conference United”優勝、”Glitch 6″4位等実績は十分。

使用キャラはこちらも多岐にわたり、アイクを中心としサブ以下にクラウドルキナリヒターなどを使用しています。

前作での世界最強プレイヤーであり、かつ年齢も若いということで今後益々の活躍が期待されるプレイヤーで、Genesis 6においてもTweekと並び優勝候補筆頭と言えるプレイヤーです。

③ NRG|Nairo

NRG所属のプロプレイヤー、Nairo。

海外スマブラ事情に少しでも通じてる人であればNairoのことを知らないことはないと言ってもいいくらい有名かつ強豪プレイヤー。

前前作であるスマブラX時代から今まで常にトップに君臨し続け、アメリカのヒーロー的な扱いも受けています。

前作のスマブラ4においては、ZeRoの連続大会優勝(56連続)を止めたことでも知られています。

スマブラSPにおいてもアメリカのメジャー大会”Let’s make moves”4位、”Glitch 6″準優勝等、その名に恥じない活躍を見せており、Genesis6での活躍も期待されています。

使用キャラは前作のゼロサムをサブに据え、パルテナ、ルキナをメインキャラに据えています。

④ GRV|Dabuz

Gravity Gaming所属のプロプレイヤー、Dabuz。

スマブラXからの古豪であり、スマブラ4において世界ランキングは5期発表されたが、TOP5を逃したのはたった一度(6位)という驚異的な安定感を見せました。

プレイスタイルも安定感を重視しており、スマブラXではピクミン&オリマー、スマブラ4ではロゼッタ&チコと自分から攻めるというよりは相手の動きを見てから捌くキャラを好んで使用する傾向にあります。

スマブラSPにおいてはメジャー大会”Let’s make moves”において準優勝と、やはり初期から最上位に君臨していることから前作までと同様安定した活躍が期待できます。

使用キャラはピクミン&オリマー、パルテナの2キャラがメインということで、前作と同様相手によってキャラを使い分ける方針でやっていくようです。

⑤ Light

もう一人の若き新星、Light。

スマブラ4の終期に突如として現れ、瞬く間にトップへと駆け上がって行ったプレイヤー。前作では圧倒的な全一フォックス使いであったLarryを最後の最後でランキング上追い抜くという快挙も成し遂げました。

試合中も感情をむき出しにし、闘争心のままに戦う熱いプレイが魅力で、アメリカでの人気も高いように思います。

スマブラSPにおいても使用キャラはフォックスのみだと思われます。自分も少し前までフォックス使いだったので分かりますが、既にめちゃめちゃ完成度が高いです。

スマブラ4からの貯金を引き継ぎながらもスマブラSPの仕様を活かした戦いを既に会得している印象があります。

優勝候補であることはもちろん、攻めで相手をなぎ倒すような熱い試合が見られること間違いなしです!

日本からの参戦メンバー紹介

① GW|Zackray

GameWith所属のプレイヤー、ザクレイ。

スマブラ4後期に突如として現れ、1年足らずでトップへと上り詰めたと思えば、新作が発売後には東西の大規模大会を両方優勝し、ぶっちぎりの日本最強プレイヤーへと成長した男。

年齢も16歳と若いながらもスマブラに対しての考えはかなり芯が通っており、勝つために何をすれば良いのかを既に熟知している印象があります。

日本の大会結果だけでGenesisでは4番目のシードという高評価を受けており、個人的にはTweek、MKLeoと並んで優勝候補だと考えています。

今大会ではほとんどウルフを用いるようですが、その他にもルキナやドンキー、アイク等を使うこともできるため、もしかするとサブとの使い分けも見れるかもしれません。

今回参戦する日本のメンバーの中では唯一初めての海外大会であるだけに、環境への適応ができるかどうかが一つカギを握るようには思いますが、実力を出せれば大きなインパクトを残すことは間違いないでしょう。

② SST|Shuton

SunSister所属のプレイヤー、しゅーとん。

スマブラX時代から一貫してピクミン&オリマーを使用しており、前作からオリマーが強化を受けたことも手伝ってか、スマブラSPではスマブラ4以上のスタートダッシュを決めているように見受けられます。

恐らく自分は彼が小学生だった時代から知っていますが、中学1年くらいの時からオンラインでは最強クラスのプレイヤーでした。

とにかくゲームセンスが抜群で、相手の癖を読むことにも非常に長けている印象があります。

Genesis6ではザクレイに次いで9位シードという高評価を受けており、優勝が期待されるプレイヤーです。

③ DNG|Nietono

Detonation Gaming所属のプレイヤー、にえとの。

前前作のスマブラX時代から日本のトッププレイヤーとして君臨し続け、その安定したプレイは”スマブラの教科書”と称されるほどです。

スマブラSPにおいては発売直後にはメタナイト、フォックス等を使用していましたが、最近では一旦ピチューに落ち着いているようです。

ウメプロSP2、闘龍門 極5において立て続けに優勝しており、調子が上向いた中での遠征ということで期待も十分。

④ SNB|Abadango

言わずとしれたスマブラ界の顔、忍ism所属のあばだんご

日本でスマブラをしている人であれば恐らく知らない人はいないかと思います。

使用キャラはインクリング、メタナイトを中心にワリオもサブで据えている印象。

日本での大会結果は彼の実力から比べるとまだ芳しくなく苦戦が続いていますが、大舞台でいつも結果を残してきたプレイヤーなので、そういう視点で言うと世界大会での活躍は十分に期待できます。

⑤ Umeki

世界トップクラスのデイジー使い、うめき。

古来からのピーチ(デイジー)使いであり、ピーチというキャラ自体の性能が今までと比べて高いこともあってスマブラSPでは発売直後から安定して最上位をキープしています。

主な実績はウメブラSP1 4th、ウメブラSP2 9th、ウメプロSP1 2nd等。

また、チームでは上述のアメリカトッププレイヤーNairoと組むことが発表されており、今大会では唯一の日本&アメリカのチームとなります。

個人の力で見れば間違いなくトップクラスであるため、シングル戦だけでなくチーム戦での優勝も期待されるプレイヤーです。

⑥ GW|Shogun

私です。GameWith所属のプレイヤーです。

Genesis6ではスネークのみを使用します。MVDやAlly等海外では強豪スネーク使いが多いですが、日本のスネークは彼らにも劣っていないということを示したいと思っています。

3回目の海外遠征になりますが、そろそろ大きなインパクトを残せるような試合ができればと思っています!

⑦ Yoshimoto|RAIN

よしもとゲーミング所属のプレイヤー、RAIN。

スマブラDX時代からの超と言ってもいい古株であり、日本のスマブラ業界を支え続けてきた男。

プレイスタイルとしては、自キャラの強みを理解し徹底的に押し付けつつ、大事なところで相手の癖を読んで勝ち切るといったイメージ。

個人的な印象として、精神面から来る調子の波が激しいように思います。

これはメンタルが弱いという話でなく、強い時は本当に誰も手がつけられないくらい強く、崩れた時はかなり脆いといった意味合いです。

今大会ではクラウド、ピチューを使い分けるようですが、彼本来の調子が出れば海外のトッププレイヤーに対しても十分勝ちが期待できると思います。

おわりに

冒頭でも述べた通り、Genesisでは多くのドラマを生んできました。大きな大会が故にプレイヤーが懸ける思いは強く、思いが強いだけに他では見られないような試合が見れると思っています。

是非皆さん日本のプレイヤーを応援してください。そして、世界トップクラスの試合を楽しんでください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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