COLUMN
皆さんこんにちは。ウメブラスタッフのエルです。
スマブラSPのガチタイマン環境において使用されることの多いステージの特徴を解説していきます。
ステージの特徴を把握する事でステージごとに使用キャラを変えたり、立ち回りに変化をつけることができるので、ステージ知識を身につけておくことは結構重要です。
今回は今後の大会シーンでほぼ使われ続けるであろう以下の5ステージに絞って書きますが、尖ったカウンターステージについては後日記事にしようと思います。
- ガチ対戦の基本である「終点」
- ネットのガチ対戦で今作から解禁された「戦場」
- ギミックなしで注目を浴びている「ポケモンスタジアム2」
- スマブラXからお馴染みの「すま村」
- ステージのバランスがよい「村と街」
なお、今回の記事は全てステージギミックなしという前提で書いております。
終点
ステージの大きさ紹介
地上を基準とした上の撃墜ラインは、5ステの中でポケスタ2と並んで最も低く設定されており、ステージ幅は戦場とほぼ同じで、村と街より少し狭く設定されています。
ステージ端から横の撃墜ラインは5ステの中で戦場と並んで最も遠くに設定されています。
ステージの特徴
常に台がない唯一のステージであり、台を絡めたコンボやテクニックが無い硬派なステージです。
台がないため、着地や崖からの読み合いがシンプルになりやすく、ファイターの落下速度によってはステージ上に戻るのが難しい場合もあります。
地上を基準とした上の撃墜ラインは低めに設定されていますが、台が無いため地上で技を当てるのが基本となり、キャラクターによっては撃墜が困難となります。
地上から直接上方向にふっとばせる強力な技を持つファイターか、地上始動の2コンボで上撃墜が狙えるキャラは恩恵を受けやすいでしょう。
戦場
ステージの大きさ紹介
地上を基準とした上の撃墜ラインは、村と街に次いで高く設定されており、ステージ幅は終点とほぼ同じで、村と街より少し狭く設定されています。
ステージ端から横の撃墜ラインは5ステの中で終点と並んで最も遠くに設定されています。
ステージの特徴
ステージに対して台の密度が非常に高く、差し合い・着地・コンボ等のほぼ全てのやり取りにおいて台が絡みます。
ファイターの頭上にほぼ全てのタイミングで台があるため、下を取った時に強いファイターや、斜め上方向からの攻撃に弱いファイターは恩恵を受けやすいです。
上の撃墜ラインは高めに設定されていますが、真ん中の台が高い位置にあるため、台利用のコンボや台上で攻撃を受けると終点よりもあっさりと撃墜されてしまう展開もあるでしょう。
ポケモンスタジアム2
ステージの大きさ紹介
地上を基準とした上の撃墜ラインは、5ステの中で終点と並んで最も低くなっています。
ステージ幅は5ステの中では群を抜いて広くなっており、戦艦ハルバードのデッキやフェリア闘技場よりも広いです。
ステージ端から横の撃墜ラインは、終点・戦場・すま村と比べると若干狭くなっています。
ステージの特徴
ギミック無しというSPの新規要素により一躍メインステージとして脚光を浴びてるステージです。
終点と比べても明らかに広い地上部分に加え、位置によって台を絡めたコンボも可能というバランスの良いステージ構成となっています。
前作では中間ステージとしてすま村や村と街が選ばれることが多かったですが、今作ではこのステージをBANのやり取りの末に選ぶ場面が増えることが予想されます。
そのため慣れておいて損はないステージと予想しています。
注意点として、崖のねずみ返し部分が見えづらく、さらに崖から内側にめり込んだ遠い位置にあります。
崖の内側からの復帰をする際や、受け身を取る際にはある程度の慣れが必要なので注意しましょう。
すま村
ステージの大きさ紹介
地上を基準とした上の撃墜ラインは、終点やポケスタよりも戦場に近く高めに設定されています。
ステージ幅が5ステの中で群を抜いて狭く設定されています。
そのため、ステージ端から横の撃墜ラインは終点や戦場とほぼ変わらないにも関わらず、ステージ上で横方向に吹っ飛ばされた際に横方向で撃墜されるシーンが多いステージです。
ステージの特徴
ステージ構成自体は、台がある部分が地面の半分以上を占めているだけのシンプルな形をしたステージです。
とにかくステージ幅が狭いため、ラインを取り合うやり取りが他のステージに比べて激しくなります。
そのため近距離が強いファイターは間合いを詰めやすく戦いやすいです。逆に中遠距離が得意なファイターは戦いづらいステージとなっています。
またステージ幅が狭く地面の下が平らなため、復帰技の性能によっては、左右の崖に散らして復帰することが可能です。
村と街
ステージの広さについて
前作とは逆に、地上を基準とした上の撃墜ラインは戦場よりも高く、5ステの中で最も高く設定されています。
ステージの幅は終点や戦場より若干広めに作られているため、台が無い際は終点よりも広々と試合ができます。
上方向やステージの幅が広い反面、ステージ端から横の撃墜ラインが最も近く設定されています。
崖上がりや復帰阻止でふっ飛ばしの強い技に当たってしまうと、簡単に撃墜されてしまう点に注意が必要です。
ステージの特徴
今回紹介する5ステージの中では唯一時間経過でステージの形状が変化します。
特に高い位置に台があるパターンと、場外に台が出ていくパターンは慣れている人といない人では差が出ます。
広さの部分でも触れましたが、崖から横方向の撃墜ラインまでが非常に近く、場外で復帰阻止をされると低%で撃墜されてしまうため注意が必要です。
まとめ
今回は国内外のガチ大会で今後使われていくであろうステージについて考察を行いました。
ウメブラを始めとした国内の大会、また海外のメジャー大会に今後どのようなステージが採用されていくかは確定していませんが、この5ステは基本になると予想しています。
ネット対戦を主流の人は終点と戦場を中心に、ガチ大会を考えている人は最低限この5ステージは押させておくことでライバルに差をつけられるのではないでしょうか。
性能の尖ったカウンターステージ候補のステージに関しては、大会ルールが固まってきた際にまた解説できればと考えております。