MEASURES
皆さんスマブラをする上で、キャラ対策って言葉はよく聞くと思うしやろうと考えると思います。
その中で、どうやれば良いかって結構難しいですよね。細かいところまで詰めようと思えばキリがないと思います。
自分がキャラ対策をする上で大事にしているのが、立ち回りを組む際にある程度強い動きのパターンを作り、その中でどの動きがどのキャラに刺さりそうかを考えるということです。
これは作品を問わず、キャラを問わずそうでした。
意識的にそういう考え方をしたのは前作スマブラ4、今作でもそういうやり方をしています。
以下では一体強い行動のパターンを作るって何で、どう役立つかを具体例を挙げて解説していきます。
スマブラ4 フォックスの場合
フォックスの強い行動パターン
前作の話です。前作はあまりメモを取っていなかったので、記憶が抜けているところもあるのですが、まずフォックスの強い動き方は以下のパターンがあると思っていました。
- 引きながら様子見をして、相手の差込みに対して差し返しを狙う
- 大Jから空下、空後等を使って上から差し込む
- SJ空Nで様子を見つつ、ガードされるリスクを承知でダッシュから詰めてDAで崩したり近距離で上強を当てる読み合いを中心にする
もうちょっと細分化されると思いますが、この辺りの例が分かりやすいと思います。
大体フォックスの勝ち方ってこの中のどれかだと自分は思っていました。これは試合を重ねる中で強いなと思う動きが経験的に少しずつ溜まって理解した感じです。
キャラごとに行動パターンを出し分ける
では、ここからキャラ対策にどう結び付くかについて。次は「各キャラ相手に上のどの動き方が一番刺さりやすいか」を考える段階になります。
これも対戦をしていく中で「このキャラには①を軸にした動きが刺さりやすいな」とか「こっちは③の動き増やした方がいいな」とかそういうイメージです。
そういった経験の中で学んだことをまとめると、「どういう特性を持ったキャラにどういう動きが刺さりやすいか」が分かってきます。
上記①〜③がどういうキャラに刺さるかを以下でまとめます。
- フォックスに対して左右の動きで負けてしまう足の遅いキャラ相手(対ガノン等)
- 地上にいることが多く、上方向に優秀な対空技を持っていない。または、地上で殴り合いに付き合うとリターン負けしてしまうキャラ相手(対リュウ、対ルイージ等)
- 優秀な対空技を持っている、または着地狩りが優秀なキャラ(もっと言うと1と2が通り辛いキャラ…対フォックス、対ロゼッタ、対ベヨネッタ等)
参考動画
前作なので分かり辛いかもしれませんが、参考動画も貼っておきます。
まずは②の「地上にいることが多く、上方向に優秀な対空技を持っていない。または、地上で殴り合いに付き合うとリターン負けしてしまうキャラ相手」のパターン
次に③の「優秀な対空技を持っている、または着地狩りが優秀なキャラ」のパターン
スマブラSP スネークの場合
考え方は同じ要領です。大体強い動き方は自分は以下のイメージです。
- DAや下強等の肉弾戦を多めにして、手榴弾はほぼ使わない
- 手榴弾を一個相手に投げつけて(大抵N投げ)、手榴弾と一緒に自分から前に出てプレッシャーをかけに行く
- 手榴弾2個を使って待ちに徹して相手の攻めを捌く
- 手榴弾を適度に出しつつ、SJ空N差込みを中心に通す
これも色々試していったら大体強い動きが上の4通りくらいに集約されていきました。
上の4つがどんな相手に刺さるかを以下で記します。
- 吸収/回復持ち、あるいは地上での差込みが速く、スネークに手榴弾を出させない相手(ネス、リュカ、ルキナ、ゼロサム等)
- 優秀な飛び道具を持っている相手(ロボット、リンク、ロックマン等)
- 飛び道具を持っていなく、スネークに対して攻めるしかないが地上から攻めることが多い相手(メタナイト、ソニック等)
- 身体が大きい相手(ドンキー、クッパ等)
参考動画はあまり良いものがないのですが、そのうち自分のチャンネルでも解説動画のような形式で上げていければと思っています。。
おわりに
立ち回りのパターンを作るっていうのは仰々しい表現だったかもしれません。
結局自キャラの強い行動、動き方を理解して、それがどのキャラに刺さりやすいのか、刺さりやすいのはなぜなのかを考えていくと必然的にパターン化されやすいということだと思います。
パターン化した後に、そのパターンにだけ固執するのは勿論良くないので、そこは他の行動を混ぜることも必要だし、人読みも混ぜて行く必要があるでしょう。
ありがとうございました。