MEASURES
みなさん、こんにちは!Shogunです!
スマブラWiiUの強キャラを眺めると、空中後ろ攻撃で撃墜を狙えるキャラというのがとても多いと感じます。例に出すと、ベヨネッタ、クラウド、ゼロスーツサムス、フォックス等です。具体的な場面で言うと、以下の動画のような感じです。
上記ファイターの空中後ろ攻撃(以下空後)には細かい性能の差は多く見られるものの、以下の要素を複数持っていると思っていて、
①リーチが長い
②ダメージが高く、ガードさせた後の相手の硬直が長い(そのためガードさせても反撃を取られにくい)
③吹っ飛ばし力が高い
相手が撃墜%の際は空後でリスクを背負わず撃墜を狙うということが、相手の対処次第では可能です。裏を返せば、相手の空後撃墜狙いに対して正しく対処するというのが、重要になってきます。
ということで今日の記事では、撃墜狙いの空後に対してどのような対処が考えられるかを、一部動画での場面解説を交えながら整理したいと思います。よろしくお願いします!
空後撃墜に対して、何をすれば良いか
基本的には①ジャスガ(ジャストシールド)、②横回避、③攻撃暴れ、④ジャンプ回避のいずれかで対処することになるかと思います。
どの対処方法が良いのかについては、使用ファイター(キャラクター)とお互いの位置関係によって大きく変わる部分があるかと思いますが…。
以下の見出しでは、上のそれぞれの選択肢に対して、それらのリスクやリターンについて詳細を解説します。
①ジャスガ(ジャストシールド)
一番狙いたいのはジャスガかなと思っています。
ジャスガに成功すると、ガードから掴みが確定することも多く反撃が取れます。上で紹介した全一プレイヤー同士の対決である、ちょこvsキリハラの動画でもキリハラ氏が何度もジャスガから掴みで反撃を取るシーンがあったと思います。
ただし、攻撃をジャスガするというのはタイミングがややシビアで、技を振られる瞬間にシールドボタンを押さないといけないため、例えば相手が技を振るタイミングを少しずらしたとか、そもそも自分がシールドを押すタイミングを間違えた等の不確実な要因がかなり含まれます。
また、こういった細かいタイミングが要求される判断については、オンライン対戦での練習もとても難しいです。ただし、それ故にオフライン対戦においては腕の見せ所だとも言えます。
決して全ての技をジャスガしようとは言いませんが、少なくとも相手がこの技を当てたいというのが明確に見える(この場合は空後)時は狙っても良いと思います。
②横回避
横回避でかわすのも良いと思います。例としては、上の動画が最適です。
横回避の良いところは、操作や判断もジャスガを狙うよりは楽で、かつ通すことさえできれば互いの位置を入れ替えることができる点にあります。
空後を当てる側は、相手を崖端に追い詰めたところで当てにいくことが多いため、そこで互いの位置を入れ替えると今度は横回避でかわした側が有利な位置にいることになります。(この辺はよく言われる”ライン”という考え方ですが、今後どこかで記事にします)
ただし、横回避に関しても絶対安全ということは勿論ありえなく、例えば上の動画の状況であれば、フォックス側がSJ即着地から上スマ等で最大リターンが取れます。他にも、SJから回避を誘って空N/空下を回避先に置き、その後確定の上スマに繋げる等、やれることは一応あります。
また、上の動画ではソニック側は恐らくフォックスがジャンプしたのを見てから横回避を選択していますが、ジャンプしたのを確認せずに横回避をすると、フォックス側としてはとても狩りやすいです。
横回避であっても、結局は①のジャスガと同様に、細かい確認と判断が求められ、その上で読み合いになってしまうことは避けられないと思います。
③攻撃暴れ
上の動画のような感じです。動画のシーンについて、フォックス側が後ろを向きながら空後を置くというのがその前のシーンでも見られますが、それに対して、マリオ側が深めにダッシュ上スマを刺しに行くことで、フォックスの空後が発生する前に上スマが当たるといった感じです。
暴れに関しては全てのキャラでできるわけではありませんが(ダッシュの速さとか上スマの発生とかリーチの広さが関係してきます)、相手側としては意表を突かれる選択肢にはなるので、時折混ぜても良いかもしれません。
ただ、例えば動画のようにダッシュ上スマを刺しに行くということはCステをスマッシュ設定にしていない限りスティックの上入力が必要です。
このゲーム特有の仕様として、(おおざっぱに表現すると)横方向に吹っ飛ぶ技を喰らった時に上入力を入れていると、通常よりも吹っ飛ばされ速度が上がってしまうというものがあります。
そのため、ダッシュ上スマと空後が相打ちになってしまった時に必要以上に吹っ飛ばされてしまうため、少し振るのは勇気がいるかと思います。
スマブラWiiU以前ではそのような仕様がなかったため、他の作品ではもっとこういう状況で上スマ暴れがしやすいのではと思ったり…。
④ジャンプ回避
こちらは良い動画が見つからなかったのですが、世界最強ソニック使いのKEN氏(上の動画で紹介したソニックのプレイヤー)と対戦した際、フォックスの空後で地上のソニックにプレッシャーをかけた場面でガード状態からジャンプ回避でかわされたことがあります。
上の3つと違って、こちらに関しては完全に“守り”の選択肢となります。ジャンプ回避を通しても、その後相手側がリターンを取れるわけではないからです。
一方で、タイミングさえ間違えなければジャンプ回避は「空後を避けるための守りの選択肢」としては一番良いと思います。空後を当てる側としてもジャンプ回避されるとそこから追いかけるのはかなり難しいです。
しかし、ジャンプ回避をした場合、その後の展開が難しいと思います。ジャンプ回避をした側は、一旦ステージ外に逃げてから崖に掴まる等してもう一回崖上がりを強いられることになったり、地上で待つ相手に対して着地しなければいけなかったり、その後の展開が少し不利になってしまうからです。
着地が強いキャラだったり、崖上がりが強いキャラに関しては、こういった形で一旦その場から逃げる選択肢を取り、場面を仕切り直すというのも良い選択だと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか。
冒頭でも述べた通り、ステージ端へ追い詰めた相手に対して空後で撃墜を狙うというのは、前々作のスマブラDXからよく見られる撃墜を狙えるシーンだと思います。
恐らくこのような”空後を狙いたいvs空後に当たりたくない”といった場面はSwitch版のスマブラSPでも多々見られるかと思います。
次回作に向けて、空後の撃墜シーンに注目するというのも、とても細かい見方ではありますが面白いのかなと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました!