MEASURES
スマブラSP発売からもうすぐ1年半。今まで、特に発売初期は自分がスネーク使いということもあり、対スネークについて色々記事も動画も発信してきました。
これらは、特に発売初期の「スマブラXからのスネーク使いの、スネークに対する理解度」と「スマブラ4以降のプレイヤーの対スネークの理解度」の大きなギャップを一定埋めるための初歩的な記事でした。
今これらの対策だけで上位プレイヤーと戦うとなるとまた厳しいものがあるかと思います。常に対策というのは進むものなので。
ということで今回は、
- VIPで戦闘力上位層のスネーク
- スマメイトでレート1700以上のスネーク
を倒すためにどんなことを考えれば良いかについてです。
自分のチャンネルの動画を用いながら要点を解説しようと思います、よろしくお願いします。
この記事の目次
自分から前に出るのを我慢する
使うキャラと、プレイヤーとしてのスタイルによって攻める人もいれば守るのが好きだという人もいるかと思います。
対スネークにおいては、自分から前に出すぎると苦しくなります。
というのも、スネークというのが差し込んでくる相手への捌き性能がかなり高いキャラだからです。
スネークの捌き性能
代表的なのは地上の相手への下強です。
これは、地対地で近~中距離でスネーク側が一方的に有利な間合いで振れます。
次にDA。これもかなり強くて地上で前にダッシュしてくる相手に対して被せることでほぼノーリスクに近い形で振れるし、SJ(小ジャンプ)に対しても対空の判定もあって勝ちやすいです。
また、ジャンプを多めに立ち回ったとしても多段技で火力、吹っ飛ばし力もある空N、攻撃判定が強く、持続も長い空後があります。
もちろん、手榴弾を相手との間に置くことで攻めパターンをスネーク側がコントロールし、技を振りづらくさせることもできます。
つまり、スネーク目線で言えば、前に出てくることが分かり切ってるのであればかなり捌きやすいでので、
スネークを相手する側からすれば攻める判断は慎重にする必要があると言えます。
スネークの試合展開
一番あるパターン、普段攻めっ気の強いプレイヤーがスネーク相手にストックを先行され、追いつきたいと思うし普段のプレイスタイルもあるし攻めが雑になること。
こうなると手榴弾を食らったり、そこからコンボを食らったり、DAを食らって外に出されていつの間にかニキータで撃墜…はよくあるストレスの溜まる試合展開じゃないでしょうか。
僕自身は動画内でも説明している通り、先行されても「5-60%くらい喰らうまでに追いつければ実質五分かな~」くらいに考えています。
そして無理に攻めることなく慎重に攻める瞬間を判断するというのはできているのではないかと思います。
慎重に攻める瞬間の判断
もう少し補足で説明をすると、これは僕がフォックスのような遠距離戦で優秀な飛び道具を持っているキャラを使っているからだという指摘があるかもしれません。
しかし、上記はどのキャラも実践すべきかなと思います。
足が速くて飛び道具を持っていないキャラは、攻めるフリをして攻めずに手榴弾を投げ返したりしながら慎重に差し込むタイミングを図ったりできますね。
足が遅くても飛び道具を持っているキャラは、なるべく飛び道具から試合展開を作るなど工夫ができます(足が遅くて飛び道具がないキャラは難しいかもしれないです)。
ダッシュ攻撃、ダッシュ掴みを相手の動きを見て良い場面で振る
これも色々なキャラを使っていて、相手をして思います。
上記の「あまり攻めすぎないように」という方針をそのまま捉えると、引き気味にローリスクに動きながら相手を捌く動きを繰り返すとなりがちですが、実際は少し違うと思います。
というのも、スネーク自体の差し込み性能がDA、空下、ダッシュ掴み、ダッシュ下強等最低限揃っていて、遅いキャラを相手にする時特有の「捌き切る動き」は難しいからです。
なので上の章でも、「無理に攻めることなく、攻める瞬間を慎重に判断する」と書いています。結果最終的に攻めるべきキャラも大勢いると思います。
そこで、攻める瞬間にどんな技を選べば良いのかと言うと、大体のキャラがダッシュ攻撃やダッシュ掴み等、ダッシュが中心になると思います。
いつ攻めるべきか
ではどんな時に先述の技を振れば良いか、で言うとこれも使用キャラによって変わるかと思いますが僕が意識しているのは以下の2つです。
- 相手がジャンプをしていて、着地際を狙う
- 相手が地上に落ちている手榴弾をキャッチしそうな瞬間を狙う
①は上の動画のシーンが参考になると思います。
この状況だと、空後を振られない限りは基本的にここでDAを振ったフォックスがリターン勝ちする展開だと思います。
空後を振られたとしても、相手のダッシュ差し込みを見てからスネークが空後を選ぶことはできないので、そこで様子見をしていれば着地隙を狩りに行くことができます。
②は上の動画のシーンが参考になると思います。
手榴弾が地上にあると相手は拾う場合が多いし、時間管理もした上でギリギリのタイミングで拾って投げることが多いので、そこのタイミングを突いて攻めるイメージです。
動画のように、相手が手榴弾を拾った後にDAが刺さる感じになるとベストです。爆発しそうな手榴弾を持ったまま相手は上に吹っ飛ぶことになるので。
DAの吹っ飛ばしが強いキャラだとそれによる撃墜も狙えます。
あと、仮に手榴弾をアイテム持ちした後にガードされたとしても相手が手榴弾を持ってしまった以上、通常ならガーキャン空下とかができるのですが、それもやりづらいです。
いずれにしても、攻めるタイミングとしては良いと思います。
DAについて説明しましたが、ダッシュ掴みも狙うタイミングや意図については似たようなものかなと思っています。
DAの方がダッシュ掴みより早いキャラの方が多いと思うし、判定もDAの方が広いと思うのでやっぱりDAが強いキャラの方が対スネークはやりやすいと思います。
着地狩り時は、できるだけ上まで追いかけつつ急降下通常空中回避にリスクを付ける
スネークを使っていて、楽だなと思うのが着地狩りをされない時です。
キャラによって着地狩りの難易度は全く違うので、ここも全ての人が必ずできなきゃいけないわけではないんですが、大事なところだけ説明します。
スネークの着地にプレッシャーを与える
まず、無理のない範囲で上まで行ってプレッシャーを与えるのは大事です。
というのも、地上で待たれているとスネーク側が地上の相手の位置を見ながらベクトル反転手榴弾、C4(通称空ダ)でローリスクに着地ルートを選ぶことができるからです。
空上が強力なキャラが、スネークの着地に対して高めのジャンプを見せて空上を素直に何回か振ってると、その後はどうしてもスネーク側が急降下通常空中回避をしたくなります。
そこで急降下通常空中回避を誘って、地上でスマッシュを当てるとかはよく見るパターンです。
スネークの急降下はそれなりに速いんで、着地時に地上の(自キャラから見て)左右どちらに降りるかの判別が難しいです。
大抵左右両方に判定が出る下スマあたりを置いておくといいと思います。
上の動画のシーンでは上手くプレッシャーをかけて狩っていると思うので、ぜひ参考にどうぞ。
おわりに
対スネークは難易度が高く、理解した上で我慢した立ち回りが求められるので難しいですが、今日書いた内容は1年後も2年後も有効な対策と言えると僕は思っています!
ぜひ参考にどうぞ、ありがとうございました。