FIGHTER
どーも!Raitoです。
今回の記事は打って変わって、巷で界隈を騒がせているピクミン&オリマーについて触れてみます。
国内ではしゅーとん、つぼつぼ両選手を初めとしてそこそこ多くのプレイヤーが使用しているファイターですが、その強さが最近になって証明され多くのプレイヤーに話題されるようにもなりました。
そんなピクオリの最近の結果と、具体的な強さについて触れていきます。
大会結果から見るピクオリのヤバさ
国内大会ではウメブラが既に2回程開催されていますが、そのどちらでもしゅーとん選手(@syu_tolimar)が優勝、準優勝に入賞しました。
この段階から既にピクオリヤバいんじゃないの?という噂は流れてきましたが、海外大会の結果を見てもその凄まじさが伺えます。
2月上旬に開催されたGenesis6ではピクオリ使いのDabuzが4位に入賞。その後開催されたFrostbite2019では4位にしゅーとん、3位にピクオリメインのプレイヤーMyranがそれぞれ入賞を果たしています。
つい先日開催された闘龍門#9ではなんとつぼつぼ&しゅーとんがそれぞれ1位と2位に入賞。ローカル大会とはいえ、ピクオリの躍進は留まることを知りません。
国内のみならず海外大会でも大活躍のピクオリ。多くのトッププレイヤーからはTOP5に入る程の実力を持つと評価される程にまでなっています。
ピクオリって何が強いの?前作からの強化点とは
では実際にピクオリの何が強いのか。詳細をひとつずつ紐解いていきましょう。
実質リスク無し!振り得すぎる【上スマッシュ】
今作のピクオリの最も異常な強さを誇る技といえばこの上スマッシュ。
なんと全体フレームが36F(前作は55F)しかなく、赤ピクミンをガードさせた後の不利フレームが8F、黄色と紫をガードさせた後はたったの6Fです。(攻撃力が普通の青ですら-11程度)
シールドキャンセル掴みで取ることはほぼ不可能に近く、そもそも空中技とは違い発生のタイミングが分かりづらい技なので、ギリギリ間に合う行動でもガードして最速で反撃を取ることはほぼ不可能に近いです。
更にこの上スマッシュ、序盤は当ててから上スマや空中上のコンボを繋げることも可能。
上スマの全体フレームが短いのでガードさせてノーリスク、当たったら超高リターンを得られるというまさに振り得な技となっています。
空中技と違ってジャスガを取りづらいのもポイントで、この技とピクミン投げのせいでジャスガからリターンを取り返されることがないのもゲーム性と非常に噛み合っています。
驚異の武器判定!【空中技】の超強化
上スマッシュばかり話題に挙がりますが、何故か武器判定となった空中技も相当ヤバいです。
昔から共通のピクオリ対策に、判定と持続の強い技を押し付けるというものがありました。
空中技だろうと対空の上スマだろうと持続の長い技を合わせればピクミンと相殺しながら本体にダメージを与えることができたのです。
この仕様のおかげでリュウやフォックス等の持続が強い系のファイターはピクオリ対策に向いているとまで言われていました。
しかし今作のピクオリは空中技が武器判定となってしまったため、その持続を合わせて攻撃することにリスクが生じます。
ただでさえ強い対地性能を持っているのに、対空も強化され空下によって暴れも可能となってしまいました。どーすんだこりゃ。
ちなみに空前空後はガードさせた後の不利フレームが-5しかありません。赤、黄、紫の場合更に狭まります。空下の後隙が絶大なのはせめてもの救いか…。
異常なダメージを誇る【ピクミン投げ】
前作ではダメージバランスがある程度取れていたピクミン投げですが、今作は赤青黄で1回2.4%、白で5.6%のダメージを叩き出します。
他ファイター技のダメージも上がっているのでピクミンを倒しやすくなり、その分一度に与えているダメージを底上げしているような調整のようにも思えますが、元々この技は貼り付けてから掴みや上スマ等のコンボでダメージを加速させる使い方が非常に強く、結果的に貼り付けコンボのダメージの総量が凄まじいことになっています。
ピクミンを剥がす手段を持たないファイターはこの技があるだけでシールドを強要されるので苦しい展開が続きやすいです。
【青ピクミン上投げ】の威力がケタ違い
青ピクミンは、投げ技の吹っ飛ばし力が高いという特性があります。
今作多くのファイターが上or下投げによる撃墜を取り上げられ、投げから早期撃墜を狙えるファイターは少数となりました。
後ろ投げの吹っ飛ばしが強いファイターは相変わらずちらほらいますが、ダッシュで相手をめくれない仕様がある以上後ろ投げで撃墜を狙うのは中々に困難です。
しかし青ピクミンの場合被ダメ補正があれば平均110~120辺りから上投げで撃墜を狙えます。ピクオリの火力の高さを考えれば2~3回コンボしてピクミン貼り付けでダメージを稼げばそのラインに到達します。
掴み自体は発生が遅く後隙も長いといったデメリットはありますが、ピクミン投げと上スマッシュでガードを誘発させやすい性能も噛み合って非常に掴みを通しやすいので発生の遅さ自体はそれ程デメリットになってません。
ピクミンの回転率が高い今作ではダメージが溜まってきたらいらないピクミンを投げて適当に処理することで青+紫のスターターセットを揃えやすいのもポイント。
まとめ
ひとまずピクオリが最も優れているポイントをおさらいしてみました。
この他にもアーマーの発生が早くなった下B、脅威の7F持続から崖捕まりにリスクを与える下強等…まだまだ紹介したい要素はありますがこれ以上はキリがないので一旦おわり。
これらの要素の強みは既にアップされている動画からふんだんに見ることができます。つい先日開催された闘龍門ではピクオリの対戦動画が大量に残っているのでよかったら参考にしてみてください。
おわりに
かなり独特なファイターなので弱点もしっかりと存在するのですが、それを有り余る強化ポイントのおかげでトップクラスの強キャラとして君臨するピクミン&オリマー。今後使い手はどんどん増えてくると見て間違いないでしょう。
ひと癖もふた癖もあるファイターですが、これを機に使ってみて更に深みを出してみるのも面白いかもしれませんね!
それでは!また次回の記事でお会いしましょうー。