FIGHTER
こんにちは、キシルです。
ここ最近他のSmashlogメンバーが自キャラの最終キャラダイヤを作成しており、自分も質問箱等でピカチュウのキャラダイヤを作って欲しいというコメントをいただきました。
…乗るしかないこのビッグウェーブに。
上に行くほど不利、下に行くほど有利で作ってみました。以下で一部相性について細かい解説をしたいと思います。
有利相性について
気分的に先に有利相性から語りたいと思います。
概ねピカチュウの技のフレームの優秀さ、身体の小ささ、復帰阻止の性能、自分の守りの性能の高さなどから有利になることが多いですが、強キャラについてはもう少し具体的に解説します。
リュウ
リュウの歩いて間合いを詰めるコンセプトに対して、電光石火という逃げ技がかみ合っています。
さらにピカチュウは身体が小さいので肘やコンボを喰らいづらく、ピカチュウ側が対処を間違えるもしくはリュウ側がぶっぱなすという状況以外で昇竜拳を貰いづらいです。
技の判定は負けやすいので、火力レース自体は五分で進みがちですが、リュウ側がより撃墜困難になることでピカチュウ側が勝ちやすい相性になっています。
ロックマン
正面の相手の動きを制限するロックバスターに対し、斜め上からの電光石火などを使うことで縺れた展開に持ち込みやすいのがピカチュウ側です。
めくり回避や降り空中前攻撃などと合わせて無理やり密着を作ってから上強攻撃や掴みを絡めることで、ロックマンのコンボ耐性の無さにつけのみ、火力差を作ることができます。
さらに復帰阻止や崖攻めの相性もよく、こちら側はリターンを取りやすいのに対し、ロックマン側は撃墜のメインとなる空中後ろ攻撃を当てられる展開が少なく、ロックマン側が撃墜困難になる相性です。
クッパ
体力差はみなさん御察しの通りなので、ピカチュウ側がメンヘラになりやすい組み合わせですが、差し合いのターンの取りやすさはピカチュウ側にあり、ターン継続込みならば火力レースも負けていません。
徹底力が試される組み合わせになりますが、掴まれづらくターン継続能力に優れたピカチュウはクッパに対して最終的に若干有利に傾くと自分は感じています。
ちなみに崖攻めの自信を失ったときは絶対に勝てません。そのときはガン不利です。
五分相性
多くの強キャラに対してほぼ五分の相性を取れるのがピカチュウの強みです。最上位以外のキャラの中ではピカチュウは環境に非常に刺さっているキャラであると思います。
クラウド
身長の高さゆえ、ピカチュウの空中前攻撃は相性が良く、クラウド側は空中前攻撃を常に警戒して立ち回る必要があります。
クラウドの強力な崖攻め、着地狩りに対してもピカチュウは電光石火で余計なダメージを貰わないように逃げることができます。
ピカチュウはクラウドに対して復帰阻止を狙える性能を持ちますが、復帰阻止に失敗して立場が入れ替わってしまってもそのあとの崖上がりが地獄ではないというのは非常に有利な要素になります。
ここまでだとピカチュウが有利に見えますが、単純な技の火力や判定はクラウドが強く、撃墜力差も大きくあり、さらにリミットチャージに対するリスク付けの難しさがあります。
特にリミットチャージに対するリスクの付けづらさは重く、ピカチュウの空中上攻撃のダメージの低さを嘆く相性になります。
ステージにもよりますが、総じてほぼ五分の相性になるのではないかなと思います。
フォックス
よく話題になる相性ですが、今回は五分相性に置きました。微有利〜微不利まで全てあり得る相性だと思います。
フォックスのコンボ耐性の無さに対してピカチュウの技は相性が良く、超低パーセントで掴む、もしくは上強攻撃を当てることができれば50%近いリターンを得られ、高パーセントでは確定の上投げ雷で撃墜ができます。
また、フォックスの非常に強力な着地狩りに対して電光石火の相性が良いです。ピカチュウは復帰阻止も狙えますし、フォックスに有利になりそうなポイントはとても多い相性になっています。
それでも有利だと明言できない部分として、地上の差し合いの不利があります。
フォックスの背の低さ、ダッシュ攻撃の性能の高さ、技の発生、判定の優秀さによってピカチュウ側はやれることが少ないです。
フォックス側が捌き、ピカチュウ側が一発を通して高火力コンボで追いつくという試合の流れになる組み合わせと言えます。
撃墜力については投げから撃墜のできるピカチュウ側の方が安定しますが、上スマッシュや空中上攻撃を当てられるならフォックス側の方が早期撃墜ができ、撃墜レースはプレイヤースキル次第。
非常にいいマッチアップですね!
不利相性について
ターン継続ではなく確定コンボでダメージを出すキャラは総じて電光石火の恩恵が少なく、相性が悪いです。
また、ピカチュウ最大の弱点である撃墜困難が大きく響く待ちの強いキャラに対しても不利相性を抱えることが多いです。
ベヨネッタ
ピカチュウはベヨネッタにかなりいけるキャラであることは間違いないと思います。
ピカチュウの姿勢の低さと足の速さのおかげでベヨネッタと差し合いで戦える、コンボもぬけやすい。崖攻めでは電撃がかなり有効で、ダメージを稼ぎやすいです。
ほとんどのキャラが苦しんでいるであろうベヨネッタの復帰阻止に対しても電光石火ならばかなり健全な復帰が可能です。
しかしどこかでウィッチタイムに引っかかりやすく、特に先行されるとリスクを付けづらいのでウィッチタイムに怯える生活が始まります。
相性自体はいいんだけど結局キャラパワー差で五分ではないなと感じさせられる組み合わせ。
ディディーコング
こちらも相性的にはかなり噛み合っており、姿勢が低いおかげでディディーの空中前攻撃に対してある程度耐性があり、コンボ火力と復帰阻止で殴り合うことは可能です。
しかしバナナを持たれると話は変わり、やれることがかなり少ないです。
バナナを持たれたときの不利な差し合いを受け入れつつ、択を通した時にリターンをどれだけ伸ばせるかという戦いになります。
ソニック
撃墜差と待ちの崩しづらさで厳しいです。ターン継続しているときのピカチュウの空中上攻撃のダメージの低さに泣く相性です。
スピンを止めるのに便利な技もあまりないので、スピンに対するリスク付けが難しく、どこかで当たる、もしくはガードを削られてからの不利読み合いの結果ダメージを取られ、投げによる撃墜で負け、という鉄板の流れになりがち。
こちらの上投げ雷で撃墜はほぼ望めず、ジリ貧なマッチアップです。
ミュウツー
リーチ差、火力差、撃墜力差です。
懐に潜り込んでからのフレームの速さを活かして崩してターン継続というのがピカチュウの戦い方になり、上手く読みを通せれば火力レースは頑張れますが、その先に待つのは撃墜力差です。
撃墜力差を埋めるには着地狩りの上スマや崖の横スマを狙う必要性が高く、「噛み合わないときつい」というのが正直なところです。
最後に
全部語りたいところですが、例のごとく文量が多くなってしまいますので今回はここら辺で終わります。
もしどういう相性か知りたい組み合わせがあったらTwitter等で教えていただけたら後の記事でまとめて紹介したいと思います。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました!