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スマブラにおける「ライン管理」とは?立ち回りを強化する必須知識【初心者向け】

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皆さんこんにちは。ウメブラスタッフのエルです。

今回は、大会の実況やスマブラをプレイする人たちの日常会話でよく出てくる、「ライン管理」という概念についてご紹介します。

「ライン」はスマブラに限った用語ではなく、他の格闘ゲームでも用いられる格ゲー用語です。

特に1対1のタイマン時においてライン管理の概念は非常に重要で、どのタイトルであれトップのプレイヤーはほぼ全員このライン管理を意識しながらプレイしていると言って良いでしょう。

これまでライン管理を意識せずに戦っていた人はこの機会に取り入れてみると、立ち回りが一層強化されるはずです。

ラインって何?

まず大前提として、ラインって何ということから書いていきます。

ラインとは簡単に説明すると、現在の自分と相手のファイターの中間位置を基準としたとき、自分側と相手側の横方向の陣地の長さがどれくらいあるかを指しています。

ファイターの中間地点が、ステージ中央の場合は五分、相手の崖に近い場合はライン有利、自分の崖に近い場合はライン不利と一般的に言います。

上の画像で言うと、マリオがライン有利、ケンがライン不利の状況ですね。

つまりライン管理とは、自分と相手がステージのどの位置で対戦するかをコントロールする手法ということになります。

自分と相手の相対位置をコントロールする類似の内容として、間合い管理というものがありますが、同時に意識出来るようになると対戦に深みが出ます。

ライン有利だと何がある?

ライン管理という言葉が指すように、ラインとは管理したほうが良いのですが、管理するのはもちろん理由があります。

具体的に管理をして、ラインが有利な状況になるとどのような恩恵があるのでしょうか。

最も代表的なこととしては以下の2つになります。

  1. 出来る行動が増える
  2. 撃墜のやり取りが有利になる

それぞれ具体的に説明していきます。

出来る行動が増える

ラインが有利であるということは、自分の背中側に広い空間が残っているということになります。

そのため、スマブラの強い行動の代表である、後ろに引きながら攻撃を行うという行動が自由に使えます。

他にも、相手を揺さぶるための引きステップや、相手の行動を避けるという意味での引き歩きや引きステップも行うことが可能です。

察しの良い方なら気づいたかもしれませんが、逆に考えるとラインが不利な側はこれらの行動を行うスペースが無い、または殆どありません。

ラインが有利というだけで、自分の出来る行動は増え、相手の出来る行動は減っているため、読み合いがとても有利になっているのです。

撃墜のやり取りが有利になる

これは、今までの作品でも同様ではありましたが、今作スマブラSPではより顕著になります。

ラインが有利であるということは、相手が崖に近い位置にいるということであり、更に広い視点で見ると、相手が横の撃墜ラインに近い位置にいるということになります。

そのため同じ%で同じ技を当てた場合でも、ラインが有利か五分か不利かによって相手を撃墜できるかどうかが変わってきます。

もちろん逆に、相手の技に当たった場合に、ラインがどのような状況にあるかによって撃墜されるかどうかが変わってきます。

なぜ今作でやり取りの有利不利がより顕著なのかといえば、スマブラSPでは吹っ飛びの始めてからある一定距離までは一気に飛び、その後緩やかになる技が多いためです。

そのため、ライン状況によっては思わぬ%で撃墜出来たり(されたり)するということが起こりうるのです。

1つだけ注意すべき点としては、後ろ投げやクラウドの下スマッシュのような前で引っ掛けて後ろに飛ばすような背中側に飛ばす技は、ラインが有利だと逆に撃墜されやすくなります。

基本的にライン有利=撃墜のやり取りが有利と考えて問題ないですが、例外も存在するということも合わせて覚えておきましょう。

まとめ

ラインの概念からスタートして、ラインの有利不利でどのようなことが起きるかを解説してみました。

今回の記事を読んで、ラインの概念について少しでも理解できた人は、是非意識して対戦したり動画を見てみてください。

今までより1歩進んだ目線で画面が見れるようになっていること間違いなしです。

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