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【スマブラSP】アイスクライマー徹底攻略!切り離し・コンボ・キーコンフィグ【動画解説あり】

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こんにちは、アイスクライマー使いのむらさと(@spnaclimber)です。

今回は、Switch(スイッチ)版スマブラSP全参戦ファイターの中でも異色のキャラ、「アイスクライマー」の特徴やコンボについてお伝えしたいと思います。

はじめにお詫びしなければいけないのですが、ファイターの性質上ものすごい情報量です。

このせいで、初心者お断り…のようなキャラになってしまいがちなファイターですが、逆にしっかりと理解すれば、これほど楽しいファイターはいないです!

なので、これからアイスクライマーを触ってみたい方にもわかりやすく解説したいと思いますので、ぜひ読んでいただければ幸いです。

アイスクライマー最大の特徴

アイスクライマーの最大の特徴は、何と言っても2体1で戦えることです。

これによって、他のファイターにはできないコンボや、逆にコンボの妨害などが可能です。

※ちなみに、自分が操作するポポと、オプションのナナは友達以上恋人未満のパートナーという設定です。(重要)

アイスクライマーの長所・短所

長所

2人分のダメージが入りますので、一度攻撃を当ててからのダメージ効率が非常に良いです。

また、優秀な武器判定の対空攻撃や、2人が別々に行動してのフィニッシュ技を持っていますので、撃墜に困ることは無いでしょう。

防御面では、ポポが攻撃をくらっていたとしても、ナナが助けに来てくれたりするため、相手側に特殊な立ち回りを強要することが可能です。

短所

武器判定ではありますが、全体的に攻撃のリーチが短く、剣士キャラや優秀な飛び道具の対処に苦労してしまいます。

また、ロゼッタ&チコのチコのようなキャラとは違い、ナナは撃墜してしまうと復活しません。そうなってしまうと、火力は半減し、コンボもなくなってしまいます。

またどんなキャラよりも、トレーニングモードでのコンボ練習が何より重要です。

実践とトレーニングモードどちらも大切なので、使いこなすには普通ファイターより倍近くの時間がかかってしまうかもしれません。

オプション「ナナ」の仕様を理解する

操作キャラが2体いるからといってコントローラーが2つ必要なわけではありません笑。

メイン(以下、本体)とオプション(以下、相方)は常に本体と同じ行動をしますので、1つのボタンで2人が一緒に動くと考えていただければ結構です。

本体と相方は性能差がありますので、それぞれの性能をしっかりと把握することがアイスクライマーをマスターするための第一歩です。

相方「ナナ」の性能

アイスクライマーを使いこなす上でナナの性能理解は重要なポイントです。以下箇条書きでまとめますので、確実に頭に入れておきましょう。

  • 本体の行動から6フレーム(約0.1秒)後に同じ動作を行う
  • 本体から一定の距離が空くと、同じ動作を行わずに、本体に合流しようとする
  • 相手を掴むことはできない。本体が掴んでいるときは応援モーションに入り、他のコマンドを受け付けなくなる(例外あり)
  • 本体が行動不能のとき(掴まれている時など)は慌てモーションに入り、他のコマンドを受け付けなくなる(例外あり)
  • 与えるダメージが本体より少なく、被ダメージは本体より多い

本体と相方の別行動(切り離し)について

アイスクライマーを攻略する上で非常に重要な要素が、これからご紹介する「切り離し」です。

切り離しとは、本体(ポポ)と相方(ナナ)の動作を切り分け、別々の行動をさせることができるテクニックです。

例えば、本体が相手を掴んでいる時に相方がスマッシュ攻撃をすることができたり、お互いが交互に攻撃をすることによって、隙のない行動ができたりします。

ただし、切り離し状態を作り出すには次の条件を満たす必要があります。

切り離し状態を作り出す条件

  • 特殊なステップや行動を行い、どちらかのみに攻撃を行わせる
  • 本体と相方の攻撃が相手にヒットするかガードされる
  • 本体・相方のどちらか片方だけが何らかの攻撃を食らう、もしくはガードする
  • 本体と相方が切り離し状態になる技を行う(投げや各必殺技など)

さて、ここまではアイクラを扱う上での導入に当たる部分です、ここから先はより具体的な方法を深く掘り下げて話を進めていきます。

トレーニングモードに籠る覚悟がある方のみここから先を読むことをお勧めします。

基本的に覚えやすい順番に書いているので焦らずに上から順に一つ一つ習得していきましょう。

切り離しのやり方【5種類】

「切り離し」を行う主な行動は5種類あります。

  1. 投げ切り離し
  2. ステップ掴み切り離し
  3. 空後空上切り離し
  4. 横B切り離し
  5. そいみるく式

以下から実際に入力するコマンドを紹介しますが、

●ポポの行動○ナナの行動(例:●下投げ○横回避)

と表記します。●がポポの入力で、○がナナです。

①投げ切り離し

アイスクライマーは全ての投げの際、相方に先行入力を行うことができます。

実戦では下投げ切り離ししか使用しないため、●下投げ○横回避の練習を始めましょう。

これを利用して、0%時に投げ切り離しから

●下投げ○横回避 ➡️ ●横強(上シフト)○横B ➡️ ●掴み(切り離し済)

というコンボに繋がります。掴みからの基本テクニックに当たるのでしっかり練習しましょう。

回避を入れるタイミングのコツは、本体が敵を下に叩きつける瞬間に横回避入力をすることを意識しています。

注意点としては、横回避入力のあとLスティックをニュートラル(真ん中)に戻すと横回避が出ないので、スティック入れっぱなしで次の横強の入力に移行ことがおすすめです。

この投げ連の後のコンボルートについては後述するコンボレシピのほうで紹介します。

※本体の横強の部分は%によりNAに変更する必要があります
※落下速度がふわふわ系のキャラには入りにくいです

②ステップ掴み切り離し

ver3.0になり新しく増えた切り離しです。

名前通りステップ掴みの際に●掴みボタン+Lステ下入力で掴み○下回避という動作を行うことができ、●掴み○下回避 ➡️ ●下投げ○横スマor空前などの行動ができます。

その場掴みの際も同じことができますが、使用頻度はステップ掴みのほうが明らかに多いです。主に掴み横スマをする時に用います。

③空後空上切り離し

小ジャンプから最速で●空後○空後 ➡️ ●空上○空上を行うことで、本体だけ空上の後隙が生まれ、相方だけ行動を入力をすることができます。

この時、最速空後から空上を入力すると、空上の攻撃モーション・判定が実際には見えないと思いますが、本体に着地隙が生まれてさえいれば相方の先行入力が可能なので、成功となります。

技入力二つ、尚且つ最速で入力するだけで成功することができる切り離しなので、崖待ちなど“時間はあるが絶対に切り離しを成功させたい”場面で使うことが多いです。

※補足として、空後と空上の全体フレームが同じなため、空上+空上からでも同じ切り離しができます。

④横B切り離し

横Bの終わり際に相方のみ入力を受け付けるフレームがあるので、そのタイミングに技を入れ込んで切り離しています。主に上強、ブリザード、NBを使うことが多いです。

逆にアイクラを相手にする時は横Bの終わり際の切り離しブリザードに当たらないように注意しましょう。

⑤そいみるく式(※最重要)

文章化することがとても難しい切り離し方法なので、この切り離しだけは動画を見ながら練習することをお勧めします。

入力方法

ダッシュ ➡️ Lスティックを一度離してニュートラルに戻す ➡️ Lスティックを逆方向に倒す(この時ブレーキがかかる) ➡️ 逆方向に倒した瞬間に本体の入力

ポイントは、ダッシュの後にすぐ切り返すのではなく、一度ニュートラルに戻すことです。この工程を踏まないと切り離しは成功しません。

立ち回りの中で一番使う頻度が高い切り離しなので、難しいながらもぜひ覚えておきましょう。

必要な予備動作がダッシュのみなので、ジャンプや掴みからの切り離しに比べて自由度が高いです。最後の本体の入力にはNB、弱、上強、Cステ横強がおすすめです。

アイスクライマーのコンボレシピ

切り離し後の投げコンボ:下・前投げ空前

切り離し済みの掴み状態から相手を撃墜させる方法はだいたい2種類で、一つは掴み横スマッシュ、そしてもう一つがこの下・前投げ空前になります。

動画で見てもらえばわかる通りどの%帯からでもメテオ判定になることがこのレシピの強みになります。どちらでもメテオで撃墜を狙えるので良い点悪い点をまとめてみます。

下投げ空前

  • 確定する%帯が限られており、安定しにくい
  • 前投げに比べて空前メテオ後、崖下で相手を踏みつけるという行動がしやすい

前投げ空前

  • すべての%から可能なため安定する
  • メテオ後の動きだしが下投げより遅いので、その後の追撃・復帰阻止がしにくい

個人的に低%時には下投げ空前、安定しにくい高%になってからは前投げ空前という形がよいと考えています。

ドンキーなど下投げ空前でメテオしにくいキャラには前投げ空前を早い%から使うことがあります。

切り離し後の投げコンボ:下投げ上強

使用場面は低%時、投げ切り離しの説明で書いた基本コンボから使うことが多いです。

利点としては現状最も火力を稼ぎやすい本体踏みブリザードのコンボに入ることができることです。一回目で受け身を取られると火力が低いレシピなので、相手に応じて使うべきか考えましょう。

コンボ例

切り離し済みの

●下投げ○上強 ➡️ ●踏み斜め下回避○下B ➡️ ●下B○上強 ➡️ ●踏み斜め下回避○横B ➡️ ●掴み○横スマッシュ

一例なのでキャラ毎に変わります。クッパは氷からすぐ溶けるため、例外と考えてください。

切り離し後の投げコンボ:メテオブリザード

切り離し済の投げコンボの中で、現状もっとも使用率が高いコンボになります。先にコンボ例を出します。

コンボ例

●下投げ○空前 ➡️ ●下B○下B ➡️ ●上強○踏み横B ➡️ ●掴み○横スマッシュ

このコンボの最大の利点は下B×2を高確率で当てることができるため、コンボを完走しなくても高火力(大体80%程度)を目指せるところにあります。

頭身が高いキャラクターによってはそもそも相方踏みができないことがあるので、キャラクターによって他のコンボと使い分けることと、踏みではなく空上や上スマッシュで妥協することも必要です。

上強踏みブリザード

最後のコンボは投げ始動ではなく、相方上強もしくは交互ブリザード始動のコンボレシピです。

片方が上強、もう片方で踏み/下B×2のループになります。

氷の溶ける兼ね合いにより下Bや上強の回数が増え、踏む順番が変わることもあるのでここらへんは経験と練習になります。

また、相手に受け身を取られると成立しないループなので、崖が近い場合は本体踏み/相方横Bから崖際掴み前投げ空前で早期撃墜を目指したほうが良い場面もあるため、状況判断がとても難しいです。

アイスクライマー用おすすめキーコンフィグ設定

アイスクライマーの切り離し動作やコンボを安定させるためのキーコンフィグをご紹介します。

ABスマッシュON

切り離し済の時に本体掴みを行う際、シールドボタン+A+Bで掴むと、下投げ入力をした際に相方にABスマッシュの先行入力ができ、簡単に下投げ横スマッシュを行うことができます。

また下の動画のようなすかし掴みからスマッシュを打つことも可能になるので、ABスマッシュはONで練習することを薦めます。

安定感がはじきスマッシュとまるで違うので、掴み横スマッシュをミスしたくない方はABスマッシュONで練習しましょう。

Cスティックの強攻撃orスマッシュ攻撃の選択

Cスティックの設定は以下のメリット・デメリットを比較した上で選択してみてください。

強攻撃の場合

  • そいみるくの際にCステ横強、上強が超優秀
  • 上強を振る場面がとても多いのでCステに設定しておくと楽
  • Cステでスマッシュ入力できないのでABスマッシュをオンにする必要がある

スマッシュ攻撃の場合

  • そいみるくの使用幅がかなり狭くなる
  • 掴み横スマッシュがとても簡単になる
  • ABスマッシュをオンにする必要があまりなくなる

他にも細かな良し悪しはありますが、おおまかに上げられるのは上記の通りだと思います。

個人的には実戦で使用しているテクニックの中でそいみるくの重要度がとても高いと考えているため、強攻撃で練習することをおすすめします。

踏みつけコンボの練習方法

はじめに、本体踏みと相方踏みでは明らかな性能差があります。

本体踏みでは相手を踏んで落とす場所を左右指定することができますが、相方踏みの場合どちらに落ちるかわからないため確認する必要があります。

そのため踏みにいく際は、基本的には相方上強→本体踏みを狙うことをお勧めします。

また相方踏みだとジャンプの高度の問題で踏むことが難しいキャラクターが幾つか存在します。そのことをふまえても本体踏みを狙いましょう。

相方踏みの中で、踏み横Bに関しては上手くいくと受け身不可でコンボ継続できるので要練習です。

本体踏みつけの練習法

空上空上切り離しから

●空上着地隙の硬直中○上強 ➡️ ●踏みつけ斜め下回避○下B ➡️ ●下B○上強

それ以降ループ(※ダメージ固定をONに設定)。横B切り離し上強からも同じ練習ができます。

凍った氷の溶ける兼ね合いに上強で調整することは、トレーニングモードでは練習してもあまり意味がないので踏む感覚と高度だけを意識して練習しましょう。

踏んだ後の回避の斜め方向によって相手の落とす位置を決定できます。右斜め回避にすると相手は左側に、左斜め回避にすると相手は右側に落ちます。

相方踏みつけの練習法

投げ切り離しと一緒に練習しましょう。

●下投げ○横回避 ➡️ ●横強○横B ➡️ ●下投げ○空前 ➡️ ●下B○下B ➡️ ●上強○踏み横Bor下回避

踏み横Bの場合は掴み横スマ、踏み下回避の場合は相手が落ちた方向を確認して弱でダウン継続を行ってブリザードなどにつなげるのがよいかと思います。

個人的に本体踏みつけのほうが練習の優先度が高いです。相方踏みの場合踏み位置の高度的な問題で無理な場合がある中、本体踏みはほとんど縛りがないので実戦でも使用することがとても多くなるからです。

そのためにも本体踏みのほうを優先的に練習しましょう。

最後に

今回紹介したのはまだまだ序の口の基本的なコンボだったり切り離しがほとんどです。

先行入力弱や、ガード硬直といった切り離しが他にあったり、下投げ踏みつけなどのコンボルートも多数存在しています。

今回のこの記事を最後まで読み、技術を会得したクライマーの皆さんの要望があれば、また応用編という形で記事を書きたいですね。

一日やそこらで会得することはできませんが大きな潜在能力と楽しさを秘めているファイターですのでぜひ練習してみてください!

書いた人:むらさと
Twitter:@spnaclimber
YouTube:むらさと/murasat

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