COLUMN
こんにちは!あとりえです。
今回の記事はいつもの攻略記事のようなものではなく、コラム的なものを初めて書いてみようと思いました。
僕はスマブラの対戦動画を見るのが大好きです。
その理由は、もちろん対戦の内容が参考になるとかキャラに対する知識が深まるとか、そういった打算的な理由もありますが、
それ以上に、観客が盛り上がっている様、プレイヤーが熱くなっている瞬間を見たいからという理由があります。
そこで今回は、大会シーンでの盛り上がりに直結する、プレイヤーの”Pop-off”について自分の好きなように書いていこうと思います。
この記事の目次
Pop-offって?
Shogunさんが以前個人ブログにてPop-offについて取り上げてらっしゃるので、まずはこちらをご覧いただきたいです。
こちらのShogunさんの記事で全部説明されているのですが、Pop-offとは試合後に勝者が喜ぶ様、高揚という意味のスマブラ用語です。
今回の記事は、2018年1月に書かれた上記の記事以降に新しく生まれたPop-offを2つ、2018年1月時点であったものの残念ながら上記の記事では紹介されなかったもの2つの計4つを2019年春verとして紹介させていただきます。
VoiD vs. Salem Smash’N’Splash 4
これは最初に紹介するに相応しい王道のPop-offです。
普段はあまり感情を表に出す方ではないVoiDも、この瞬間は今まで見たことないほど喜びの感情を露わにしています。
さらにこのPop-offの評価点が高いのは、観客と実況者の盛り上がり方です。
当時ぶっちぎりの最強キャラだったベヨネッタに対し、幾度となく弱体化を受け、撃墜力が落ち壊されやすくなったシークという構図。
加えて、スマブラ4のメジャートーナメントで一度も優勝を経験していないVoiDがスマブラ4最後に初めて優勝するという熱すぎる背景があったため、会場は完全にVoiDを応援していました。
実況も、日本人が理解できる程度の分かりやすい英語で盛り上げてくれていて、見ているこちらとしても熱くなれます。
Tweek vs. MKLeo Frostbite 2019
世界王者のPop-off、貫禄があります。
世界最高峰のプロチームTSMに所属し、勝たなければいけないという立場のプレイヤーが魅せるPop-offにはやはり重みがあります。
S-tier大会Frostbiteの勝者側決勝ともなれば、その思いは尚更でしょう。
プレイヤーの背景やそのトーナメント・試合の重要性を知れば、より一層プレイヤーのPop-offを楽しんで見ることが出来ると思います。
K9 vs. MVD Pound 2016
知る人ぞ知る、伝説のPop-offです。
実況者が「He’s breaking the door , He left」と言っている通り、なんとこの男、喜びのあまり会場のドアを壊しています。
プレイヤーの名前はK9sbruce、スマブラ4ではシークとディディー、スマブラSPではウルフをメインに据えているアメリカのプレイヤーです。
彼は元々勝っても負けてもかなり感情を露わにするタイプで、毎回試合後の彼の様子には注目が集まります。
これまでK9の喜怒哀楽をたくさん見てきましたが、その中でもこれはトップクラスに感情を表に出しています。
余りに過激なものは良くありませんが、観戦側としてはプレイヤーの表情や態度は見ていて面白いため、僕はK9の対戦が好きです。
個人的にこのPop-offは、Pop-off史に刻まれる素晴らしいPop-offだと思います。
Poyo vs. Seagull S@x 108
唯一無二のPop-offer、Poyoを紹介させてください。
今まで色んな大会を見てきましたが、この試合のPoyoを超えるPop-offを未だかつて見たことがありません。
このシーン、歓喜の「Let’s go」を4回連呼した後のPoyoを見てみると、どこか恥ずかしそうな表情を浮かべています。
よってこれは、喜びの余り咄嗟に出てしまったPop-offであり、見世物としての”作られたPop-off”ではないということが伺えます。
僕はどちらかというと、 パフォーマンスとしてのPop-offより自然に生まれたPop-offの方が好みなので、このシーンは本当に好きで何度も見返してしまいます。
本人のツイッターを見てみるとスマブラSPもプレイしているようです。
またどこかの大会でかつての様な唯一無二のPop-offを見せてくれることを願って止みません。
最後に
Shogunさんのブログの方には、日本人は勝ってもPop-offしない傾向にあると書かれてありますが、最近では日本人のPop-offも増えてきているように思います。
海外大会だけでなく日本国内の大会でもたくさんPop-offを見たい自分としてはとても嬉しい傾向です。(僕自身は恥ずかしくて出来ませんが)
他にも素晴らしいPop-offはいくつも存在するので、気になった方はYouTubeの方で「Smash Pop-off」で検索してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!