【スマブラ3DS/WiiU】プロゲーマーの僕が初心者からガチ勢になった時の話

どーも!Raitoです。

SmashlogTVでは質問箱やお便りにて記事の内容を募集しているのですが、中々面白い内容の質問が届いています。

中でも気になったのが上位勢はどのようにしてその境地にたどり着いたのか。というもの。

自分は現在スマブラプレイヤーの中では上位に入るくらいには大会実績を残せてきている方だと思うのですが、このゲームを始めた頃は勝てない期間が続き、情けない自分に対して心が折れかけていた頃もありました。

そんな自分がどのような経験を経て今の状態にあるのか。今回はそんな自分の国内でのエピソードを少し語らせてください。

予選落ちからスタートする初めての大会

僕がスマブラにハマって最初に参加したウメブラ。もともとポケモンオフ大会の常連だったこともあってオフ大会の雰囲気に呑まれるようなことは無かったのですが、ポケモンオフとは違ったピリピリした空気に少し緊張してしまったような記憶があります。

当時ガチ部屋ではそこそこ勝てるくらいの実力はあった方でしたが、蓋を返してみると結果は予選2勝8敗で余裕の予選落ち。ガチ部屋で鍛えた己の力ではこの程度しか勝利できないものかと軽く落胆してしまいました。

しかしその日予選のシード1位にビギナーズラックを決めたこと、そしてその後のBクラス(予選落ちした人が参加できる競技)トーナメントでベスト8入りを果たしたことをキッカケに本気でスマブラ大会で勝ちたいという気持ちが芽生え初めました。

この日トーナメントで知り合った方から宅オフなるものの存在も教えてもらい、ここから僕のスマブラ人生の火蓋は切って落とされました。

負けず嫌い、人生初の宅オフへ

初参加のウメブラ以降、土日で使える日は全て宅オフに費やすことにしました。

宅オフというのはスマブラ独特の文化で、スマブラ好きのプレイヤーが家にモニターとWiiUを複数台置きプレイヤーを募ってひたすら対戦を行うというもの。

見ず知らずの人様の家に上がりこんでスマブラをするという、ポケモンオフの常識からしたらあり得ない環境で謎の緊張がありましたが、対戦を重ねるうちに緊張も消え気が付いたら参加者の一人として馴染んでしまっていました。

宅オフが素晴らしい点は何と言っても負けた直後にアドバイスを貰えること

参加したての頃はひたすら負けを繰り返し、アドバイスを経てやっとの思いで1本を取る。そんな対戦を繰り返してスマブラの勝ち方が段々と分かるようになった頃、スマブラに対する情熱がより高まってきていることを実感。

日常生活にも支障を来す程スマブラが好きでたまらなくなっている自分がそこにはいました。

リベンジのウメブラで起こる悲劇と奇跡

2回目のウメブラ。宅オフでかなり鍛えてもらったのもあり今回はAクラス側に行こう!と意気込んでいたのですが、当時有名だった強豪プレイヤーのみが集まる所謂デスブロックに入れられてしまい、彼らに対抗し得る実力がない自分は簡単にボコボコにされてしました。

結果はまたしても予選落ち。自分の実力が伸びているのを実感したときにこの結果は想像以上にダメージが大きいです。

しかしへこんでいる暇も無くすぐBクラスのトーナメント。ウメブラは予選落ちした後そのまま終わりではなくフリーの時間やミドル級トーナメントが充実している点が素晴らしいですね。Bクラスでは宅オフの経験をしっかりと活かせて連勝、このときなんと決勝戦まで駒を進められました。

人生初の決勝戦では人生で初めて戦うパックマンに手も足も出ずに敗北して準優勝。このBクラスの結果を経て自分はトーナメントで連勝できる位の実力があるという謎の自信を持てるようになりました。

強さを求めてたけら宅へ

実力に伸びが出始めた頃、Twitterでたけら宅という新しい宅オフの存在を知るように。

全国の宅オフを求め彷徨う宅オフマスターとして活動している僕にとっては見逃せない場所だったので、早速参加することに。

当時のたけら宅は、最上位程強すぎる訳でも弱すぎるわけでもない人が集まる環境で、基本的に自分の実力の少し上の人たちが楽しそうにスマブラをしている印象でした。

今まで参加してきた宅オフでは学べること自体は多かったものの、大体の場合オフ独特の雰囲気が出来上がっていたり、実力が離れすぎていて負け癖が付いてしまったり…と、自分が求めていたものとは合致しない感じがしていたのですが、たけら宅では実力が近い者同士でお互いを高めあうような雰囲気が感じられて居心地が良かった覚えがあります。

家からは遠い場所にあって頻繁には通えなかったので、まとまった休みの土日に泊まらせてもらって更にガッツリスマブラに取り組むように。

そしてこの頃を目途に、ウメブラでは安定してAクラス進出できるようにまで成長を遂げられました。

ベスト48の壁 合宿編スタート

たけら宅に通うようになって安定してAクラスは抜けれるようになったものの、その後はベスト48、良くて32で成績が完全にストップ。

ここまでくると相手は格上ばかりなのは百も承知だけど、自分の何が悪いのかが分からない、どうやったら強いプレイヤー達との差を埋められるのだろうか?という分かりやすい壁にぶち当たります。

偶然にもたけら宅で普段対戦している面子のtakera、シキ、きしゃ辺りもその壁に当たって困っている様子。

ウメブラ後は祝勝会なんてできるワケもなく近くの天丼屋でひたすら反省会を繰り返してました。

そんな時にやってきたのがkeptさんからのカリスマ3on3のお誘い。更にはカリスマのため、1週間たけら宅でスマブラ合宿をしようとの提案も。

当時僕らは社会人だったので、合宿とは言っても昼は普通に仕事に行き、夜はたけら宅に帰宅してからがっつりスマブラ→朝起きて数戦してまた仕事へ…という感じに。

しかしこれまでは土日にしか対人戦を経験できなかったので、この合宿を経てスマブラの情熱がより濃くなってきた事を感じれるようになりました。

カリスマは最上位勢も参加する非常に規模のでかい大会でしたが、そこでなんとスマブラ人生初の準優勝を果たします

団体戦とはいえ自分の努力が実ったような感じがして当時スマブラで初めて震え上がった瞬間を体験できました。

変わるスマブラ環境 そして一桁入り

たけら宅合宿以降、takera、kept、Raitoのチーム福徳食堂(カリスマの時のチーム名)のスマブラモチベは最高潮に。

その後ノリで募集を始めた平日夜の宅オフでは参加者が15人に達成するという大所帯に。自分も周りに負けじと平日オフに頻繁に参加するようになり、よりスマブラの練習時間を増やしていきました。

この頃から自分のスマブラの目標が大会に勝ちたいよりも自分と実力が拮抗している面子より上に行きたいというものに変わるように。

普段はお互いを高め合える良き対戦相手、しかし大会では倒すべきライバル。そんな仲間がたけら宅に通っていたおかげで見つかり、そんな彼らに勝りたい欲もより高まっていったのです。

そして来るウメブラ23にて、念願のTOP8入りを果たしました。自分にとって超えるべき壁と思っていた32の記録を上回り、最終トーナメントに自分の名前が載っていることにこれ以上ない感動を覚えるようになりました。

おわりに

以上が、僕がスマブラを初めてから2015年5月から2016年5月までの記録になります!

その後は勝ったり負けたりという戦績が続き、安定しない時期もありましたが結果的に今はそこそこの確立で上位入賞できるようになりました。

自分を強くするために最も重要なのはお互いを高めあえるライバルの存在が必要ということは以前投稿した記事にも書きましたが、初/中級者だった自分が勝てるようになったのも彼らのような存在があったからこそ。

そして今は宅オフを初めとし、平日のローカル大会やスマブラの大会自体も確実に増えているので、そういった実力が近い意識してしまうような人は必ず見つかります。皆さんも是非オフ環境に足を踏み入れて、燃えるようなアツイ体験をしてみましょう!

Raito

書いた人:Raito

Candee社所属のプロスマブラプレイヤー。世界ランキング(Panda Global Rankings)23位のダックハント使い。

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