TECHNIQUE
こんにちは、あばだんごです。
今日はスマブラ勢の中で度々挙がる、立ち回りか火力どっちが大事か、という話をしたいと思います。
どちらも大事なんですが、初心者にはどちらが大事かというとまずは火力を上げるべきです。
とりあえず対戦してしまうっていう人にも火力やコンボの大切さがわかるように書いていきたいと思います。
なおこの投稿は元DXプレイヤーのフラッシュさんのフラッシュ理論を大いに参考にしてることをご了承ください。
立ち回りよりまず火力を上げるのが上達の近道
まず使用する言葉の定義を見直しましょう。
立ち回りは相手に攻撃を当てるまでの選択肢、火力は相手に攻撃を当ててからの選択肢です。
立ち回りはじゃんけんであり、火力は模範解答のある問題とも言えます。
ガチ勢として勝ちたいゲームの理解が低い初心者はまず火力を上げるべきです。
ではなぜ立ち回りを置いといて火力を上げたほうがいいのでしょうか?
火力が低いと立ち回りを強くしないといけない
簡単な例を出しましょう。
投げからの始動コンボで20%しか取れないプレイヤーと40%も取れるプレイヤー、どっちが火力が高いかは明確です。
でも2回掴めば良いんじゃないの?っていう人。立ち回りは不確定要素だらけのじゃんけんです。
じゃんけんにすらならない立ち回りができるのは相性差、キャラ差があるときだけです。
勝てるかわからないじゃんけんを多くするより、1回勝ったら2回分の勝ちがもらえるように火力を上げたほうがお得です。
火力がないとその火力を前提にした立ち回りの練習ができない
例えばこの%では掴まれたらコンボで撃墜されるっていう前提の立ち回りと、コンボができないからっていう前提の立ち回りは全く違ってきます。
スマブラ4のゼロサムを使ってシークを相手にする例にしましょう。
下投げ空上空上上Bのコンボができないのであれば、掴まれてはいけない%での掴み拒否の立ち回りが必要なくなってしまいます。
相手が掴み拒否の立ち回りをしなければ、掴み拒否の立ち回りをいかにして掴むか、というこちらの立ち回りの練習もできません。
火力があるからこそ、立ち回りの重要性が出てくるのです。
火力は目で見てわかりやすい
火力は模範解答があります。
上級者の立ち回りは見てもうまさが伝わりづらいですが、火力は目で見てわかりやすいです。今ではいろんな上級プレイヤー、大会がYoutube等に動画を上げてくれています。
まずは動画や配信を見て、見よう見まねでコンボを習得したほうがいいです。
火力を上げる練習は1人でできる
もう1つまず火力を上げたほうがいい理由が、1人でできるからです。
立ち回りは相手とのやり取りなので、練習するには誰か相手が必要です。対人戦であるため、CPUでも意味がありません。
一方、火力の1要素であるコンボの練習は1人でも練習できます。
吹っ飛びの角度を変えるベクトル変更、キャラの位置を変えるずらしを含めても、1人である程度の解答には辿り着けます。
コントローラーのスティックを足や肘で傾ければ、ベクトル変更への対応も1人で練習することができます。
ロマン溢れるフラッシュ理論原文はこちら
格ゲーWikiにはフラッシュ理論の概要が掲載されていますが、実は原文ではありません。
原文はスマブラ専門コミュニティという閉鎖されたSNSにあったのですが、そのスクショがこちらです。
— Sigh@スマブラDXガチ勢&オンライン勢 (@Sigh_melee) 2018年10月13日
火力を妥協してはいけません
火力とはロマン、ロマンとは理想なんです!
理想が、妥協してどうするんですか!
とどこぞのポケモンも言ってましたが全くその通りです。
この言葉にフラッシュさんの理想を追求する姿勢が詰まっています。
フラッシュシークの高火力コンボ、復帰阻止はこのロマンからきているのでしょう。
余談ですが台を絡めた針中心の読みあい少なめの立ち回りも完璧を求めるフラッシュシークらしくて素晴らしいです。
それじゃあ火力を上げよう!
火力の重要性を説いたところで実際に火力を上げていきましょう!
対人戦のみで、研究・練習なくして火力は上がりません。
動画を見て研究する
先程も言いましたが、火力の1要素であるコンボは目で見てわかりやすいです。
現代の対戦ゲーム界で万人に与えられた最強の勉強道具、動画を見て勉強しましょう!
Youtubeには大会の動画がごろごろ転がっているし、最近ではオフ上位勢もばんばん配信しています。
国内に使い手がいないキャラであれば、Twitchで配信を探すのも手です。盗める技術はぱぱっと盗んじゃいましょう。
トレーニングモードで練習する
基本的なコンボは動画、配信で学べるので、それを実際にトレーニングモードでやってみましょう。
トレーニングモードでは、ほかほか補正等を除けばほぼ限りなく実践に近い%ですぐに再現できます。
ここは反復練習になるので、始動技を当てたら無意識でコンボ入力はできてフィニッシュを考えられるぐらいにはしときましょう。
操作精度を上げる
コンボを覚えても実戦で成功しなければ意味がありません。どのコンボをするという意識はしても入力は無意識でできるのが理想です。
こればっかりは近道はないので反復練習をしていきましょう。
また入力の難易度を下げるためにはZジャンプもおすすめです。
復帰阻止、崖攻めは対人戦と並行して練習する
コンボ以外の火力の要素として復帰阻止、崖攻めが挙げられます。
しかしコンボと違い、復帰阻止や崖攻めはCPU相手ではワンパターンであまり練習になりません。動画で見た復帰阻止、崖攻めも人によって異なります。
いろんな択があり、人によってじゃんけんが異なるということを理解した上で、自分や自分の対戦相手のパターンに落とし込めるように実戦で練習しましょう。
まとめ
初心者はまず立ち回りより、火力!ということを伝えました。
立ち回りどうすればいいですか?っていう質問がありますが、対戦してみるとそもそもコンボすらままならない、みたいなプレイヤーが結構多いです。
ガチ勢への入り口は、コンボ練習で火力上げです。
新作で何から始めていいかわからないっていう人も、まずは自キャラのコンボを練習して火力を上げてみてください!