MEASURES
こんにちは、あとりえです。
この記事を更新するのは2回目だと思いますが、常日頃から対ジョーカーを考えていて色々新しい気付きがあるので許してください。
リリースされて間もない時期はそこまで強キャラではないというような評価を受けていたジョーカーでしたが、国内外の大会で結果が出始めた今ではすっかり強キャラのポジションに着きました。
また、その使用感の良さから使い手も増えてきており、リリース当初のようなジョーカーブームが界隈の中で再燃している印象です。
今回の記事では、そんなジョーカーへの対策を提案させてもらいます。
この記事の目次
ガードに対して空中攻撃を押し付ける
ジョーカーはシールドキャンセル(ガーキャン)行動が弱めです。
ルキナの上必殺技(5F)やピチューの通常空中攻撃(3F+ジャンプ踏切の3F)のような、シールドキャンセルからの優秀な反撃手段をジョーカーは持っていません。
F=フレーム。対戦ゲームにおける時間の単位で、スマブラでは1F=1/60秒
掴みの発生は6Fの最速組なので、シールドキャンセルからは10Fで発生しますが、それでも反撃としては少し頼りないでしょう。
なお、上スマがシールドキャンセルから10Fで発生するので、撃墜%では少し警戒する必要があります。
しかし、上スマが下・横方向への攻撃範囲が狭いため、空中攻撃を先端気味に振ったり、めくりで(=相手の背後に回り込んで)振ったりすると上スマで反撃を取られることは少ないです。
よって、ジョーカーに対しては反撃の取られづらい空中攻撃をガンガン押し付けることが出来ます。
近距離でジョーカーがガードしてる際には少し意識してみてもいいかもしれません。
積極的に復帰阻止に行く
通常モード時のワイヤー復帰は簡単に狩れる
ジョーカー(通常モード)の上Bはいわゆるワイヤーで、例によって復帰時に無敵が付与されていません。
ワイヤーが崖を掴む距離は他のワイヤー系に比べて長いですが、無敵がないのでルート上に技を置くだけで簡単に潰すことが出来ます。
また、通常モードではメテオ攻撃を持っていないため、対フシギソウのように復帰阻止を失敗したからといって空下などで返り討ちに遭うリスクが少ないです。
反逆モード時の復帰阻止
リリース前のジョーカー紹介映像では、「一定時間無敵になるので安全に飛翔できます。」と紹介されていますが、
実際無敵が付いているのは発生時の1-25Fのみで、その後は完全に無防備な状態となります。
そのため発生時は叩けないものの、26F目以降の上昇中には攻撃を自由に叩き込むことが出来ます。
さらに、上B発生から崖を掴むまでのタイミングが分かりやすい上、崖掴まり時の無防備な2Fの姿勢も優秀ではないため、この2Fに技を合わせるエッジガードも狙うことが出来ます。
撃墜%では”対空”攻撃に注意する
主にジョーカーが通常モード時の話ですが、ジョーカー(通常モード)の主な撃墜手段は上スマ・横スマ・空後などです。
上スマは発生10Fと比較的早く、横スマは通常モードの割にかなりのふっ飛ばし力があり上方向にも攻撃判定がある、空後も7Fで当然対空(=対空中)として優秀です。
さらに、強力な投げ撃墜は持っていないため、ガードさえしていればほとんど撃墜されないという場面がかなりあります。(もちろん投げで外に出して復帰阻止での撃墜や、200%近い高%帯では後ろ投げで撃墜する場合もあります)
そのため、撃墜%では各種対空攻撃を警戒しながらガード多めで立ち回ることを意識してみると良いと思います。
これは反逆モード時のジョーカーに対しても若干通ずる部分があります。
反逆モードは各種攻撃がアルセーヌによって強化されるというコンセプトですが、各種投げは一切強化されません。
空後をガードさせての固めや、各種スマッシュのガード削り値の増加などによって、ガードに対してのリスク付けは強化されますが、依然として脅威となるほどの投げ撃墜は持っていないので、ガード多めで立ち回るというのは有効な対策になり得ると思います。
余談ですが、どちらのモードであっても空前1段着地には要注意です。
空前1段を当てた後、空上落としや上スマ、空後などの色々な技が確定してしまい、通常モードであっても100%程度で撃墜されてしまいます。
対ジョーカーで警戒したい撃墜手段のひとつです。
反逆ガードへの考え方
前提として、ジョーカーの反逆ゲージは時間経過・ダメージを受ける・反逆ガードの3つの要素で溜まります。
反逆ガードを多用するプレイヤー、逆にほとんど使用しないプレイヤー、タイプは様々だと思いますが、反逆ガードを取られると相当ゲージが溜まってしまうため、ある程度はリスクを付けたいところです。
反逆ガードを振りたい場面を考えて、様子見や掴みなどでリスクを付けることを心掛けましょう。全体Fが52Fと長いので、不発させると大きめの技で狩れます。
- 着地時(着地狩り読み)
- 復帰時(復帰阻止読み)
- ジャンプを見せたとき(空中攻撃読み)
- 崖上がり時(崖狩りの置き技読み)
- 台上にいるジョーカーに近付いたとき
反逆ガードを意識しすぎて技を振らなくなるのも良くないですが、この辺りの状況では多少意識してもいいかもしれません。
様子見ですかしたり掴みで崩したりと、感覚としては対ベヨネッタのウィッチタイムに近いように感じます。
試合の中で反逆モードを何回回せるかで試合が決まると言っても過言ではないので、反逆ガードに大きいリスクを付けることが出来れば、試合展開も変わるかもしれません。
通常時のジョーカーになるべく撃墜されないようにする
アルセーヌ状態のジョーカーは撃墜力の高い技が非常に多く、正直撃墜技を拒否しきれない場面もよくあります。
しかし、通常時のジョーカーは撃墜できる技がある程度決まっており、それらを把握しておくことでかなり撃墜拒否をすることが可能です。
ここでは代表的なものをひとつ紹介します
空前1段→空上→上スマ
ジョーカーで1番有名なコンボといっても過言ではないと思います。
ポケスタなどの台があるステージではさらに強力で、空上落としで相手を台に乗せるため撃墜%が少し低くなります。
空上落としで地上に落として上スマが繋がらないキャラに対しても、空上落としから下スマが確定してしまうため、撃墜%ではとにかく空前1段目に当たらないよう努めるべきです。
ジョーカーの世界一の使い手であるMkLeo選手が驚異的なほど頻繁に空前1段を当てて相手を撃墜してるのですが、
MkLeo選手の動画をたくさん見て考察したところ、相手の空中攻撃の後のその場回避の後隙に空前1段を当てているシーンが最も多いことに気が付きました。
空前1段は降りで振る必要があるので、こちらから技を振っても反撃として空前1段をくらうことはないのですが、その場回避などで余計な後隙を晒してしまうと空前1段に当たってしまいます。
とりあえずガードしておけば空前1段に当たることはないので、通常時のジョーカーに対してはガード多めに立ち回ることをオススメします。
投げで場外に出されて復帰阻止されるのはもうある程度仕方ないと思います。
どのステージを拒否するか?
オフライン大会等でステージ拒否(BAN)する際の、あくまで個人的な考え方です。
前提として、ジョーカーは基本的に台があるステージの方が強いと考えています。
理由は、上投げ空上等のコンボ火力が台があった方が伸びる、台上での反逆ガードが強い、ポケスタの左右台程度の高さの台には上スマが当たるため台があっても着地狩り性能が落ちない等です。
しかし、NBのガン下派生を利用した着地狩り拒否は台があると弱くなるので、ジョーカーに対して着地狩りでターンを取らないといけないようなキャラは台ありステージを選ぶのも手だと思います。
ステージ選択は相手キャラによって変わるものですが、ジョーカー単体で見たときは、
ポケスタ2>戦場>すま村>村と街>カロス>終点
の順でジョーカー側が強いと現時点では考えています。
実際、あのMkLeo選手もポケスタや戦場を多く選択しているため、そこそこ信憑性のあるステージの強さ順の序列だと思います。
ジョーカーと対戦する際のステージ拒否の参考になればと思います。
その他の対策
知っておくと得するかもしれないちょっとした知識を箇条書きさせてもらいます。
- ジョーカーの空N・空後は最低空でガードさせて-5Fしか不利がない。安易にガーキャン掴みなどしないように
- エイハ、エイガオン共にガードすれば起爆しない。後隙が多いのジャンプでかわして空中攻撃で反撃したい
- 撃墜%、ジョーカー反逆モードでこちらのラインがないときは空後とDAを特に警戒。ダッシュから見えない技が飛んできて撃墜される
- 下派生のガンは横から叩くイメージ。下に位置取ると反撃が難しい上に喰らったら展開が悪い
- 反逆モードの対地空下がやばい。横スマや上スマが繋がって撃墜に至る
- 下派生のガンは復帰阻止で強力。近距離で当たると怯むため、マリオやウルフなどの上Bの復帰距離が短い系のキャラに刺さる。空中のガンは後隙が長いので、ガン見えたら即上Bで上から帰ったり、予め2段ジャンプを残しておく等の対策が必要
- 反逆モードの横強はガードしても+11Fしか有利がない。先端だと反撃が難しい
- 下投げのベクトル変更は基本外
- 復帰阻止などで、ある程度ジョーカーと距離があってもエイガオンが飛んできて撃墜されることがある
最後に
以上が、現時点で僕が考える基本的なジョーカー対策になります。
リリースされてからまだ日が浅く僕自身もまだ分からないことが多いので、このほかの有益なジョーカー対策やこの記事で間違っている点があれば、ツイッター等で教えていただけると助かります!
最後までお読みいただきありがとうございました!