TECHNIQUE
みなさんこんにちは、キシルです。
今回は自らの成長のためにキャラ対策を詰めることが非常に有効だよーって話をしたいと思います。
僕個人の考えがほとんどになっていますが、現在伸び悩んでしまっている人こそぜひ読んで欲しい内容になっています。
それでは早速いきましょう!
キャラ対策は課題を見つけやすい
伸び悩んでいるときは、「自分に足りないものが何なのか」が見えづらくなっているときだと思います。
対してキャラ対策は、「強くなるためにはどうすればいいのか」ではなく、
- このキャラは何をされたら辛いのか
- このキャラのこの動きには何が有効なのか
- 自分がどのような復帰阻止をすればいいのか
など、細かい部分で課題を見つけやすいです。
そうした細かい課題を一つずつクリアしていくことで、自キャラの理解を深めたり、自キャラの選択肢を増やしたりしていこう、というのが今回の考え方の狙いになります。
キャラ対策の考え方
キャラ対策というのはどういう風に考えていくものなのか、具体例を挙げてもう少し詳しく説明したいと思います。
①立ち回りの選択肢を見直す
まずは地上の差し合いから。
相手キャラと対戦していたら、相手キャラが地上でどのような選択肢を使ってくるのかは確認できると思います。
その選択肢のそれぞれについて、自キャラのどの選択肢が強いのかを考えた上で、より有効な選択肢はどれなのかを考えてみましょう。
相手がジャンプの多いキャラならば対空できる技を多めに振ることになると思いますし、相手がシールドキャンセルの弱いキャラならば、固めにいく動きが強かったりすると思います。
そういう相手キャラの特徴を捉えることで、自キャラの理解が深まっていくことでしょう。
ときには、相手のキャラに対してどのような性質の行動が有効かわかっていた上で、自キャラにはそのような行動が足りないということもあると思います。
そこから代替案を見つけたりすることで、自キャラの選択肢が増えることに繋がると最高ですね。
自分で考えても有効な選択肢が何なのかわからないよ!って方は、そのキャラ相性の動画を見たり、同じキャラの上位勢の方の質問箱にでも投げてみてください。
②各状況での選択肢を見直す
復帰阻止や崖攻め、着地狩りなどの有利状況においても、キャラ相性によって刺さる選択肢は異なります。
例えば相手の復帰技の判定の強弱によって、復帰阻止に有効な技が限定されることがあるでしょう。
また、相手の復帰ルートの関係上、全体フレームの長い技が有効なときもあると思います。
「どの技がどういう復帰に対して有効なのか」という理解は、必ず他の相性にも活きます。
これはもちろん自分が不利な状況においても同じことが言えるでしょう。
③撃墜の選択肢を見直す
相手ファイターをどうやって撃墜するかは、その相性によって異なります。
地上で順当にダメージを溜めて撃墜できる相性もあれば、体力差を活かして吹っ飛ばしの強い技を多めに振って撃墜すべき相性もあり、復帰阻止で低パーセントからの早期撃墜を狙うべき相性もあるでしょう。
この相性はどこで撃墜を狙うのが現実的なのかを考えて実行できれば、その相性の勝率についてはかなり安定するのではないかと思います。
難しい相性と向き合うことでファイターに深みが増す
単純に自分のファイターの強みが活きる相性もあれば、そうではない相性もあると思います。
強みが活きづらい難しい相性と向き合うことで、否が応でも選択肢を増やすこと、工夫することを余儀なくされるでしょう。
これによって、自身のファイターの練度がさらに磨かれていきます。俗に言う「単キャラ使いの深み」というものはここから来ることが多いのではないでしょうか。
メインの撃墜択が使えない相性と向き合うことでそれ以外の撃墜択を通すことが上手くなったり、待ちたいのに向こうの方が待ちが強い相性に挑むことで自身の攻めが上手くなったり…
強みを押し付けることも非常に重要なので、有利な相性をしっかり勝つことは最優先ですが、自分が今まで見てきた経験からすると、強みを活かすことはある程度できるけど、弱みを突かれると崩れてしまったり、不利相性が極端に苦手だったりする人が多いと感じています。
ここはまさに成長に繋がりやすい部分だと思いますね。
個人的に苦手な相性こそがプレイヤーとしての伸び代
世間的には自分のファイターが有利とされている相性だけど、なぜか自分は勝てないしとても苦手。不利に感じる…
そんな組み合わせはありませんか?
もちろん、本当の相性がどっちなのかはわかりませんが、多くの人間が楽だと主張しているのに自分が苦に感じているのであれば、自分には何かしらのスキルが欠けている可能性があります。
例えば復帰阻止で撃墜できる相性なのに自分は復帰阻止が苦手で勝ちきれない。
もしくは、待っていれば有利に試合を進められるのに待ち気味に戦うのが苦手で無理に攻めてしまっている。
このような組み合わせが思い浮かぶならば、それこそまさにプレイヤーとしての伸び代です。
その組み合わせに向き合って練習して克服できたとき、間違いなくプレイヤーとして成長していることでしょう。
かくいう僕も復帰阻止が苦手で、いつまで経ってもクラウドに勝率が安定しません。。
あいつ復帰強いよ!!
…と、結論付けてしまってはいけないわけですね…頑張ります。
最後に
冒頭でも述べましたが、今回の内容は全て僕個人の意見です。
なので全て正しいと主張は致しませんが、ぜひ多くのプレイヤーに一度考えていただいて、皆様のベストだと思う形で吸収していただけたらと思います。
最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました!