TECHNIQUE
みなさんごきげんよう。keptです。
今回は「崖奪い」について書いていこうと思います。ただ、崖奪いの簡単な仕様については過去にあばさんが記事で説明しています。崖奪いとは何なのか知らない方はこちらの記事からご覧ください。
この記事では具体的なやり方や活用法、練習方法にフォーカスして説明していこうと思います。
崖奪いのやり方
厳密には崖奪いのやり方と言うより地上からの最速崖つかまりのやり方ですが、右の崖でやりたい場合はスティックを右から左へ時計回りに180度回転させるように素早く入力します。(逆の崖では左から右へ反時計回りに180度回転)
入力のタイミングとしては、ファイターがステージを飛び出すまでは右入力で、ステージを飛び出すと同時にスティックを右から左へ素早く180度回転させるイメージです。
ファイターによって崖奪いの入力タイミングが若干異なり、そのタイミングの違いでファイターによって難易度も異なるので、自分のファイター独自のタイミングを掴む必要があります。
有名なところで言うとリミット状態のクラウドの崖奪いは非常に難しいと言われています。自分の使用ファイターであるむらびとも難しい部類です。
逆にマリオの横Bなど、自分の技を使って簡易版崖奪いが出来るファイターもいます。
実践での活用法
冒頭で紹介したあばさんの記事でも説明されていますが、今作は前作に比べて崖奪いのメリットが小さくなっています。
具体的には前作は崖奪いを拒否するための崖上がり方法が最速の回避上がりとジャンプ上がりのみでしたが、今作ではすべての最速崖行動で崖奪いを拒否することが出来ます。
また、前作では奪われた側が崖からはじき出されるときの位置が固定でしたが 、今作では内側と外側に変更可能となりました。
ただ、メリットが小さくなったとはいえ、今でもじゅうぶん有用なテクニックだと思います。活用法もいくつかあるので紹介していきます。
崖奪いからの追撃
最もメジャーな活用法です。
発生、ふっとばし、範囲などが優秀な空後を持つファイターの崖奪い空後は非常に強力です。ピーチ・デイジーやパルテナ、ロックマンなどが代表格です。
空後以外にも必殺技(リンクの回転斬りやクラウドのリミット凶斬りなど)が崖奪いと相性の良いファイターもいます。自分の使用するファイターの持つ技と相談して、崖奪いからの追撃を狙うべきか考えてみましょう。
崖奪い後の復帰を叩く
崖奪いからの追撃だけが崖奪いの活用法ではありません。
崖を奪った後、相手が選択しうる復帰ルートは大別すると2つです。崖につかまるか崖をつかまずにステージの上に直接戻るかです。
崖につかまる場合は、2度目の崖つかまりになり無敵なしの崖つかまりになるのでそこを下スマッシュやメテオスマッシュなどで叩きましょう。
崖をつかまずにステージの上に直接戻る場合は、相手のファイターが持つ技次第で戻り方はさまざまなので読み合いにはなりますが、隙が大きい復帰になりやすいのでしっかり相手を見て対応しましょう。
崖奪いをフェイントに使う
前述したような崖奪いからの攻めを警戒する相手に対して、崖奪いフェイントを見せて、相手の最速崖上がり行動を誘ってその行動を狩るという戦術も存在します。
具体的なフェイントの方法としては、崖に向かってステップをする、崖外に一瞬出てすぐにジャンプで戻るなどがあります
崖奪いフェイントからの攻めも、崖奪い拒否可能な行動の数が今作から増えてしまったことで前作ほどの行動制限力はなくなってしまいましたが、いまだに有効な戦術です。
崖奪いの練習方法
入力方法、活用法がわかったところで崖奪い自体が安定して出すことができなければ、実践で活用しようがありません。
実は自分も最近までむらびとの崖奪いの難度の高さを理由に崖奪いを実践に取り入れていませんでしたが、最近練習を始めました。
そこで、どうやって練習すればよいのかわからないという方向けに、今回は自分なりの崖奪いの練習方法を共有したいと思います。
相手のいない崖で練習
トレーニングモードで相手のいない崖に対して、地上から崖をつかまる動作をひたすら繰り返します。
操作精度に差が出ないよう左右どちらの崖でも練習しましょう。また、どんな位置からでも崖に最速でつかまりにいけるようにするために様々な始動位置から練習しましょう。
具体的な始動位置は、崖外に出るのにダッシュが必要な位置、崖外に出るのにステップが必要な位置、崖端でのおっとっとモーション(正式名称がわかりません;)の位置などです。
相手の復帰に合わせて練習
相手のいない崖での最速崖つかまり行動が安定してきたら、次は崖を奪いに行くタイミングを掴むために相手の復帰に合わせて崖奪いをする練習に移行しましょう。
これまた一人でもできるトレーニングモード推奨です。個人的には「CPの動き:止まる」のときに、外に出したときにしっかり崖に向かって復帰をしてくれる確率の高いディディーコングをCPに設定しておくのがおススメです。
相手の復帰に合わせて崖奪いをするのに慣れてきたら、そのあとの追撃などまでセットで練習しましょう。
実戦で試す
トレーニングモードでCP相手に崖奪いが安定してきたら、実戦で試してみましょう。
実際に対人の実戦で試すことで、崖につかまるタイミングをずらしてくる行動などに対する練習になります。
まとめ
以上、崖奪いについての説明でした。
前作に比べて必須度が落ちてしまったことは確かで、疎かにされがちなテクニックですが、使用ファイターによってはいまだに必須度の高いテクニックである崖奪い。
操作が難しく安定しないので、取り入れていないプレイヤーはこれを機に自分のファイターにおける崖奪いの必要性を再考してみてはいかがでしょうか?
以上。最後まで読んでいただきありがとうございました!