COLUMN

【スマブラSP】世界トップクラスのスネーク使いの動画と、動きの特徴を解説します

皆さんこんにちは、今日は僕の配信でもよくコメントで要望が来るテーマで記事を書きたいと思います。

確かにこのテーマは自分も面白いと思っていて、それはやはりスネークというキャラにできることが多く行動の種類が使い手によって大きく異なるからだと思います。

以前、海外のスネーク使いを紹介する記事を書きましたが、あれから時間も経ちましたし使い手の開拓、何より強い使い手が増えてきた印象があります。

今回は自分が今注目しているスネーク使いと、各プレイヤーがどのような特徴を持っているかについて、あくまで自分の視点で解説していきます。

MVD(アメリカ)

いわずと知れたアメリカトップクラスのスネーク使い、MVD。Mew2kingやSalemが評価した各キャラのトッププレイヤー紹介の中で、最強のスネーク使いと称されていました(僕はそうは思わないのですが)。

彼のスネークの特徴として、手榴弾中心のプレイスタイルが挙げられます。

ファルコンやルキナといった差し込みの速いキャラに対しては手榴弾生成を控える選択肢も十分考えられるのですが、彼はほとんどのキャラ相手に手榴弾を多用している印象があります。

また、手榴弾以外のところでもっと踏み込んだところまで話すと、

  • 手榴弾B持ちからステップ掴み
  • 地上の横強置き
  • 地上での上スマ置き
  • 復帰阻止でのニキータ

辺りが他の使い手と比べても多く使っていると思います。

対して、ジャンプを使った差し合いや相手のジャンプを落とすような空中攻撃置き、対地の下強は他のスネーク使いと比べて少ないと思います。

2019年は後半に結果が落ち込んだMVDですが、上記の特徴を変えずに結果を上げるのか、何か変化があるのかは注目ポイントかなと思っています。

Salem(アメリカ)

こちらもお馴染み世界トップクラスのスネーク使い。スネーク使いとしてはもちろんですが、プレイヤーとして見てもEVO2017での優勝等輝かしい実績を残しています。

彼ですが、MVDとはかなり異なる発想でスネークを使っているんだろうなと見るたびに思います。

具体的に、まず手榴弾の使い方。MVDは手榴弾を出してからBでキープしたまま動いたりN投げをしますが、Salemはかなり早い段階でシールド落としをしてアイテム持ちから展開を作っています

また、大体はさっさと相手にアイテム投げをしてそこから展開を作ることが多いです。これは結構自分の考えとも近く、参考にしています。

あとは、とにかく技の回転を速くして相手に対処する隙を与えないという雰囲気も感じます。

じっくり相手を見て対処するというプレイスタイルもあると思いますが、彼はこういう展開になったらこう動くというのをしっかり決めているのかその判断が早く、結果的に試合展開が大分速いと思います。

きしゃ(日本)

日本のスネーク使い。スマブラ4以降のプレイヤーであり、スネークを使うのはスマブラSP発売からですが、発売から一年が経った今大会結果も少しずつ上がってきている印象です。

一年間を通しての大会結果だけで言うと今回紹介するプレイヤーの中では引けを取る部分がありますが、プレイスタイルが特徴的で自分もかなり参考にしているプレイヤーなので今回紹介することにしました。

彼は手榴弾やC4等のB技よりも、DA、下強、空下等のA技とそれを当てるための細かい左右のステップ揺さぶりが主体のプレイスタイルです。

本人曰く「B技を古参のスネーク使いのようにうまく使えないからこうしてる」とのことで、それはきっと本当なんだと思いますが、A技の使いこなしに関して言えば国内でもトップクラスでしょう。

自分視点ではAllyの動きを思い出すような場面も多く見受けられ、大会結果もニシヤ、KENらに勝利する等、上り調子であるとは思います。

2020年期待のスネーク使いと言えるでしょう。

DIO(日本)

ウメブラSP5,6で連続してTop8入りした世界トップクラスのスネーク使い、DIO。

彼はスマブラXでもスネークを使っていましたが、頭角を現したのがX後期であったこと、スマブラ4では別キャラを使っていたこともあり今ほど注目をされていなかったと思いますが実力は昔から高く評価されていました。

彼のプレイの特徴は、多彩な復帰ルートも含めた撃墜拒否と、飛びと手榴弾のベクトル反転を組み合わせた地上での差し合いでしょう。

復帰ルートという話で言うと、いくつか動画があるのでこちらで説明します。

いずれも手榴弾を絡めて見事に復帰してますね。ここはどちらの場面も自%が高く、難易度の低いC4自爆復帰ができない(自分が撃墜してしまう)ので、手榴弾自爆で復帰をしています。

また、手榴弾自爆をせずに素直に上Bで復帰しようと思うとベクトルが低いことと、遠くに飛んでいることからその後の着地がしんどいです。ほぼ狩られてしまうのではないでしょうか。

次に撃墜拒否については、自分が高%になった時に「手榴弾はいくら喰らってもいい」と自爆は受け入れた立ち回りに切り替えて手榴弾を多用しているように思います。

低%で手榴弾を自分が喰らってしまうと相手にその後追撃され、コンボ等を決められやすいですが、高%であれば落ち着いて上から着地できます。

恐らく%に応じて手榴弾をどのように使うかの意識を大きく切り替えているのではないかと思っていて、ここが参考になるポイントです。

おわりに

あえて自分は紹介しませんでしたが、手榴弾やニキータの使い方のパターンと地上でのDA下強の使い方はそれなりに自信があります。弱点は、キャラ対策の偏りと遠くに飛ばされた後の復帰の読み合いがあまり上手くないことかなと思っています。

僕は結構他のスネーク使いの動画を細かく見てるので、本当はもっと色々書きたかったのですが今日はここまでにします。

使い手の特徴を知ると大会や動画を見る時に見るポイントが増えて面白くなるかな?と思っています、そうなってくれればうれしいです。ありがとうございました。

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