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EVO2018開幕!僕とEVOスマブラ4との歴史を振り返る

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こんにちは、あばだんごです!ついにEVO始まりました。僕は気合い入りすぎてこんなに宅オフ通いしたことはスマ4史上ありません。

知らない人向けに言っておくと、EVO (Evolution) は格ゲーの祭典、世界大会です。そんじょそこらの世界大会とは違う正真正銘の年一の世界大会です

このEVOで活躍することが出来た人はもれなく人生が変わっています。近年では格ゲー内だけなく、他ゲーチームやメディアなどの注目も高まっています。

この投稿では簡潔にEVOのスマ4の歴史を振り返りたいと思います。

EVO2015~圧倒的!無敗の王者ZeRo~

redbull.comより引用

カスタム技あり (必殺技を変えられる) という異例のルールで行われたEVOです。カスタム技はオンライン対戦で使えず、調整するためのデータを集めるのすら困難であり、壊れ技やバグ技も多く存在していました。

プレイヤー内ではカスタム技ありの反対が圧倒的でしたが、視聴者つまりTwitterのアンケートの数の暴力に勝てずにカスタム技ありになってしまいました。

しかもカスタマイズ技のプリセットは10個までしか作れないので、自分好みの上下横N必殺技を使えないというキャラまでいました。今思うとほんとにめちゃくちゃです。

しかし結果を見るとカスタムが強いとされていたソニックやむらびと、ドンキーや格闘MiiはTop8前では全員敗退し、結局強い人が順当に勝ち上がっていました。カスタム技をメインで使っていたのも僕のワリオとESAMピカチュウくらいでした。

中でもZeRoは、これまでトーナメント無敗。しかもEVO2015に至っては1ゲームも落とすことなく優勝してしまったのです!スマ4はZeRoのゲームだと誰しもが認識する結果になりました。

ベストバウト: ZeRo対Mr.R

無敗優勝がかかったGFの3戦目です!このゲームはさすがに落とすか、というところをしっかり捲くるのが王者ZeRoです。

2ストック目の撃墜シーンは今も色褪せることなく、当時の興奮を呼び起こしてくれます。

あばだんごのEVO2015

配信を始めて、ドネーションを募って初めて行った大会です。このとき乞食だのどうのこうので叩く人が多かったですが、結果行ってよかったと思えるし、今はそういう風に思う人が減って良かったと思っています。

Apex2015ではわからん殺しのパックマンで勝ち進みましたが、半年も経ちキャラパワーに不安を覚えた僕は長年前作で付き添ったワリオとDabuzに憧れて使い始めたロゼッタ&チコを手持ちにしていました。もちろんカスタム技ありなので、ワリオの横Bは急速バイク、ロゼッタの横Bは豪速スターピースを使いました。どちらも初見では対応困難な技です。

僕はパックマンを軸に、無理な相手にはワリオとロゼッタを使って勝ち進みました。ビデオが残ってないのが悔やまれますが、あばだんごロゼッタ対TrueBlueソニックのカスタムの闇みたいなカードも僕の中では印象に残っています。

最終日はAngel Cortesディディーにコンマ1秒差のタイムアップで勝ったり、ESAMピカチュウに波乗りさせて勝ったりと波乱万丈な感じでベスト8に残れました。その後ZeRoには処理されてしまったんですが、Apex2015のときに苦渋を飲まされたDabuzにはワリオの急速バイクで撹乱できてリベンジできてTop4入り出来ました。

いたるところで何度も言っていますが、EVO2015は僕がプロシーンに入りたい、と強く感じた大会です。

EVO2016~群雄割拠の時代へ~

2016年にはZeRo無敗時代が終わり、いろんな選手が頭角を現してきました。日本からはらないむらびと、古森霧クラウド、そしてEVO前国内大会4連覇を決めたかめめロックマンなど、EVO2015に参加していない強豪プレイヤーも多く参戦しました。まさしく誰が勝つかわからない時代でした。

当時のスマブラ4はEVO運営の待遇が悪く、スケジュール的にかつかつで選手から批判も出るほどでした。(今は直ってますよ!) 参加者が2番目に多いのに2日間だけで終わらすだけでなく、初日に深夜1時まで予選をやらせ、翌日12時からTop8をやるために9時からTop32を行っていました。

そんな過酷なトーナメントを制したのは、ZeRoのライバルであるAllyマリオがかめめロックマンその他を倒しての優勝でした。この後大手ゲーミングチームCloud9にスカウトされることになります。

ベストバウト: ZeRo対Kameme

日本で4連覇を成し遂げたかめめロックマンがその勢いのまま勝ち上がりました。一方Mr.Eに早々に敗者側に落とされたZeRoは、初日から敗者側でSalemとフルセットなど、過酷なトーナメントを勝ち上がりかめめ選手と当たるところまでいきました。

ZeRoは大会前に日本のいろんな選手と対戦するようにしていましたが、かめめ選手は絶対に対戦せず、大会までロックマンを隠し通しました。その結果の3-0は見事と言わざるを得ません。

あばだんごのEVO2016

メインをミュウツーに変えた後のEVOです。予選から危ない試合はあったものの、当時負けたことなかったLarryフォックスを倒し、勝ったことのなかったらないむらびとを倒して勝者側でTOP8を決めることができました。

特にらないさん相手は越えたいと思っていた壁なので、むらびとミュウツーの有利カードとはいえ、勝てて嬉しかったのを覚えています。

TOP8では勝者側でAllyに、敗者側でZeRoに負け負けであまり良いところはありませんでした(泣)

EVO2017~ベヨネッタの台頭~

時代は変わり、ポケットクラウド大発生の後、ベヨネッタが勢力を伸ばしてきました。一度は弱体化されたものの、やはり使い込むととんでもなく強い。それがベヨネッタです。

Top24にベヨネッタが6人、Top48には8人いました。Top8にはSalemしか残れなかったものの、優勝したのはSalemベヨネッタ。まさしくベヨネッタの時代が始まった瞬間と言ってもいいでしょう。

またスマブラ4では初めて3日目に選ばれて、マンダレイベイのアリーナでプレイすることができました。更にTwitchだけでなく、アメリカのディズニーチャンネルで放映もされていました。

ベストバウト: ZeRo対Salem

やはり決勝のこの2人の試合でしょう。Salemは大会で全力でZeRoと対戦するのがすごい楽しいらしいです。この大舞台でZeRoと対戦するのを待っていたんですね。

この人達はGFでフルセット2回対戦しています。どちらも針の穴を通すような決め手が多く、見ていて見応えしかありません。

ゲーム10の最後はベヨネッタらしく、甘えたら許されないというのを思い知らせてくれました。

あばだんごのEVO2017

ベヨネッタとミュウツーの2キャラを主軸にするようになりました。

第二プールの決勝でNakatフォックスとの接戦を落とし、敗者側Top48から駆け上がらないといけない苦しい展開になりました。

敗者側では、MVD、falln、Raito、WaDiを倒し、後1勝できれば…というところでNairoと当たりました。

Nairoとは対戦前にグータッチではなく、握手で試合を開始し、お互い頑張ろうな的な意味だったのかなと思っています。

試合は1-2で負け。初めてTop8を逃したEVOだったので泣きそうになりました。

まとめ

こうしてみるとスマブラ4の歴史、盛り上がりにおいて、ZeRoはやっぱり欠かせないですね!

今年はZeRo引退後かつMkLeoが病欠なので、優勝候補はTweekかクラウドを避けることができたときのDabuzだと思っています。(Tweekは飛行機がキャンセルで来れるかわからない…)

僕は切実にTop8に返り咲きたいです。日本勢も初海外の人を含め、たくさんいくので応援よろしくおねがいします!

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