TECHNIQUE

スマブラforWiiUを振り返って気づいた、強くなる為に必要なこと

皆さんこんにちは、Shogunです!

今回はスマ4を振り返った時に自分がもっとこうしていればよかったとか、途中で見つけたこの考え方すごくよかった等、自分の経験から考える上達の方法を書きおろしていこうと思っています。

自分が大会で勝ったり負けたりする中で考えてきたことが多いので、初心者向けというよりは大会で勝ちたい人向けの内容になるかと思いますが、よろしくお願いします!

なお、トップ画像はだりもこさん(@darimoko)のウメブラ写真ページより拝借しました。ありがとうございます!

ゲームに対する取組みについて

ゲームに対する取組みというのは、大体が攻略の話です。システム面の理解からキャラ対策、人対策等…項目としては挙げたらキリがないですが、いずれにしてもゲーム画面の中のお話です。

システムや知識面での理解は非常に重要

最近ひょんなことからこの動画のシーン(再生時間指定済)を見る機会があったんですが、明らかにベクトル変更を間違えています

掴まれた瞬間にどこに変更をするのか分からず、どこに倒したかも覚えていません。

シュルクの下投げは50°の吹っ飛び角度なようなので、この状況では少なくとも右上とかに倒しておけばマシだとは思いましたが、恐らく右方向には倒していなかったです。(ベクトル変更の仕様については長くなってしまうため省略します)

今となってはこの状況を再現して、正しいベクトル変更をすれば撃墜しなかったのかを調べる必要もないですが、4年間もやってきたゲームでこのことを一度でも調べようとしなかったことは本当に良くないことだと思いました。

自分はシステム面や知識面を軽視しがちで、立ち回りや対策など戦略的なことを考えるのが好きなタチなんですが、動画のシーンだけじゃなくても、正しい知識を知っているだけで撃墜されないシーン、負けないシーンも今までの戦いの中でたくさんあったと思います。

そこで撃墜されなければもしかしたら1本取り返していて、もう1戦やったら自分に流れが来ていたかもしれないのに、色々な知識がザルなせいでそういうチャンスを捨ててしまっていたことが非常にもったいない。

取組みとして、こういう知識面に関しては本当に甘い部分だったので、この点はスマブラSPになってからは修正すべきだし、強くなるためには誰にとっても必要なことだと思っています。

キャラが多くても、結局対策をしないと先に進めない

前作のスマブラXと比較して、キャラは大幅に増加しました。単純なキャラ数増加もさることながら、スマブラ4では”戦える土俵に立っているキャラ”の割合も高かったです。

つまり、実質的に対策をしなければいけないキャラの数は、体感で言うとスマブラXと比較して3倍以上いたように思います。DLCで更に追加されることもありますしね。

その中で、自分は「これだけキャラが多いのであれば、キャラ対策を1キャラずつ詰めるというよりは自キャラの立ち回りの軸を固めて、ある程度どのキャラにも通用する強い動きを求めた方が早いのではないか」と思っていた時期も過去にはありました。

しかし、振り返ってみると恐らく不正解だったように思います。

つまり、どれだけキャラが多かろうと「このキャラ相手には大体こういう勝ち方をする」というのが具体的にイメージ出来ていない、またはイメージしているものが間違っていると、いくら自キャラに対しての理解を深めても結局勝てないなと思いました。

自分は2018年後期に少し結果が上向いたままこのゲームを終えましたが、その要因は「ひたすら1キャラずつ勝ち方のイメージを構築するために対戦して考えたから」だと思っています。

それは、Smashlog内の企画で日本トッププレイヤーのちょこさんにインタビューをした際にも思ったことでした。

彼は人対策を重視していると言っていましたが、それはあくまでキャラ対策がある程度イメージできていることが前提にあってのこと。

結局は相手キャラの理解というのは間違いなく必要なことだと感じました。

スマブラSPでは更にキャラが増えますが、この”相手キャラ毎の試合の流れのイメージ”というのはできるだけ早く掴みたいところです。

精神面の取組みについて

上の方でも少し書きましたが、自分は2018年8月末にウメブラで予選落ちをしてからあらゆる面で取り組み方を変えました。

その中でも特に重視したのは大会の試合における精神面での取組み、言い換えるとメンタルコントロールになります。

これに関しては、ある程度自分の中でも見えてきたものが多かったので、重要なところを以下に記載します。

いつでも集中できるスイッチを入れられる状態を作ることが重要

この動画でもテーマとして挙げていますが、ルーティーンのようなものは大事だと思っています。

別に科学的な根拠がなくても自分が「この動作、行動をすると集中するスイッチが入る」と思えるものなら何でも良いと思っていて、大事なのはそう自分が思えるものを見つけられるかどうかな気がします。

で、なんで集中できるスイッチを持っておくことが重要かと言うと、これは何かデータや根拠に基づくものではないんですが体感として「大会における精神的なブレによってその人の実力は普段の対戦時と比較して50%~120%くらいまで変動しそう」という感覚があるからです。

これが、普段の実力と比較して90%~105%くらいのブレであれば、大会であっても結局普段の対戦での勝率がほぼそのまま大会での勝率になるため、じゃあフリー対戦でもっと強くなろうねという話になると思いますが、実際には本番での精神的なブレというのは僕が昔思っていたより大きいと思っています。

だから、どんな時でも常に100%に近い実力を出せる状態にしておくことは安定した結果を出すためには一番重要なことだと思いました。

そのためなら自分なりのルーティーンなりを見つけることも方法論としては重要になってくると思っています。

大会は力を出し切る場だと割り切る

これも重要だと思っています。

自分は結構「大会で普段以上の実力を引き出したい」と思っちゃう方なんですが、それはかなり負担になっていたと今振り返ってみると思います。

フリー対戦は実力を溜める場、大会は溜めた実力を100%フルに出し切る場という割り切りで考えると、フリー対戦は「強くなるためには何が必要?今はシステム理解?知識のインプット?ひたすら対戦でキャラ対策?」等と考えることが多いですが、大会は今頭に入っているものをフルに出せばいいので、簡単です。

要は新しいことをいきなり思いついたりしなくてもいいので、そこはフリー対戦に比べてやりやすいポイントだと思っています。

僕は結構長期的に陥っていたんですが、「大会でだけ本気を出して普段以上の実力を出そう」と考えていました。

これは普段の対戦が手抜きになり、大会では過度な負担を自分に強いることになるため2つの視点で悪影響があると感じました。

フリー対戦と大会での対戦は切り分けて考えるのが重要だというのが一つの気づきでした。

おわりに

以上が僕がこの4年間を振り返って、大会で勝つ上で重要だと感じたことでした。

スマブラ4の記事については今回で終了です。次回からはいよいよスマブラSPの攻略記事を書いていきたいと思います。

スマブラSPではまず色々なキャラの攻略記事を書きたいと思っています。よろしくお願いします!

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