TECHNIQUE
どもですtakeraです。
このゲームには長押しや連打で、さも持続を出し続けるように振れる技が一部存在します。ピカチュウの弱、ロボットの下強、リュウケンの小足、ルイージの下強等が挙げられます。
そのあとの展開にもよりますが、全体フレーム(F)が短く連打可能なこれらの技は、近距離での攻防で役立つ機会が多いです。
一部キャラのみ対象となるマニアックな話題ですが、今回はこの連打可能な小技に対して注目していこうと思います。
評価が高い連打可能な小技
私の評価が高い技としては、下記です。
技 | 技判定 | 全体F |
---|---|---|
ロボット下強 | 3F(持続1F) | 14F |
ルイージ下強 | 5F~8F(持続4F) | 13F |
ケン・リュウ小足 | 2F~3F(持続2F) | 14F(連打時7F) |
ケン・リュウ肘 | 3F~6F(持続4F) | 14F(連打時7F) |
しずえ弱 | 3F~4F(持続2F) | 19F(空振り時長押しで12F) |
テリー下強 | 6F~8F(持続3F) | 16F |
ピカチュウの弱や、ワリオの下強等も悪くはないとは思いますが、上記の6つが抜けてるなと思ってます。
その性能の高さから該当キャラの近距離の強さを支えてると言っても過言ではないと思います。
連打可能な小技のメリット
連打可能な技のメリットとして、自分は下記2つを考えています。
- 暴れの弱いキャラに対して固めることができる。
- その場回避をされたとしても対応できる。
1つ1つ解説していきます。
暴れの弱いキャラに対して固め性能
ケンの小足を例として考えます。ケンの小足は先述したように2F~3F、連打時全体フレーム7Fとなります。硬直も含めて、シールドに対して連打した際の隙間は5Fとなってます。
スマブラSPでは、ガードから5Fで反撃できる技を持っているキャラはかなり限られ、暴れの遅いウルフやフシギソウ、ジョーカーなどは逃げる選択肢を一方的に強要させることができます。
ケンの小足ほどの性能が無かったとしても、相手の選択肢をかなり絞ることができるため自分優位な近距離の状況を作り出すことができます。
透かした際にリスクの大きい掴みを使わずともシールドに対してリスクをつけることが可能です。
その場回避をされたとしても対応できる
あまりの連射能力の高さが故にその場回避されたところでも、連打し続けることで狩れるパターンも多いです。
その場回避の性能はキャラによっても差がありますが、例えばウルフの場合は無敵フレーム3~17F、全体フレームは25Fとなってます。
つまり連打の隙間が8F以下の技であれば連打しっぱなしでも狩ることができます。これは弱攻撃の長押しなどで弱1を連打できるキャラに関しても同様です。
例えばルイージの下強は5F~8Fで攻撃判定:全体が13Fとなっているので、隙間が9F存在します。その場回避のタイミングがかなり噛み合った場合の即ガード以外は狩れるはずです。
ただこの話をしている時に1点厄介なことがありまして、その場回避は、全体フレームが終わるより最速でマイナス5F短く、強攻撃や必殺技、スマッシュ攻撃でキャンセルすることができます。
この仕様については下の動画で解説されています。
例えばゼロスーツサムスの場合無敵フレーム3~14F、全体フレームは23Fとなってますが、上記テクニックを使うことで18Fから行動することができます。
しかもゼロスーツサムスの場合ここから1Fで弱攻撃が飛んできます。5F目で弱が飛んでくることになるためほとんどの技は割り込まれます。
このように例外も存在しますので、相手キャラの持っているパーツを把握した上でその場回避への対処は考えた方がいい場面がありますのでご注意ください。
最後に
一部のキャラにのみ関わるマニアックな話題でしたがいかがだったでしょうか。
ちなみになぜこの話題を取り上げたかというと、自キャラであるケンでのその場回避狩りを考えていて、その過程でこの記事を書くことにしました。実際のメモを記載します。
ケンでその場回避をされたときの技選択
◆性能
弱:2-3F 7F目で連打キャンセル
肘:3-6F 8F目で連打キャンセル
足:2-3F 8F目で連打キャンセル
◆周期表
弱:〇●●〇〇〇〇●●〇〇〇〇●●〇〇〇〇●
肘:〇〇●●●●〇〇〇●●●●〇〇〇●●●●
足:〇●●〇〇〇〇〇●●〇〇〇〇〇●●〇〇〇
◆例
ゼロサム
無敵 3-14F 全体 23(18)
弱 1F
その場の無敵きれたあとに5F
◆結論
大体のキャラが弱で良い。弱後の展開も良いので安定
ゼロサムなど5F目から動けるキャラに肘へ切り替えるのもあり。
自キャラののろけみたいなものですが、ケン強いなと思いました笑
あまり数値を見ながらする座学は得意ではないのですが、たまにはフレーム表と睨めっこしながらこのような座学をするなと思う良い機会でした。
是非皆さんもフレーム表等を見てみたら新たな発見があったりするかもしれないので、決して嫌悪せずに見てみると面白いかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。