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【スマブラSP】リュウのコマンドとコンボ・立ち回り解説【性能評価】

こんにちは、takeraです。

スマブラSP(スイッチ)参戦ファイター「リュウ」の基本性能やコンボ、立ち回りの長所・短所をまとめていきます。

リュウは現時点で細かに理解するところまで把握はしていませんが、ある程度情報は追っていて少しだけ触っているという状況なので、今回はむねキンさん協力のもと記事を書かせていただきました。

Ver.3.1.0アプデ版に更新しました(2019.06.26)

リュウについて

リュウはストリートファイターシリーズに登場するキャラクターです。

コマンド入力や通常技キャンセルなど原作に寄せた独自のシステムが数多く存在します。

特に相手のほうを向き続ける自動振り向きは、ストリートファイターのキャラであるリュウとケンのみの特殊な仕様です。

リュウの出し方・解放方法

  • 乱闘モードの挑戦者のうち、13番目に出現
  • 勝ち上がり乱闘でヨッシーを使用して3回クリア

弱・強攻撃性能

弱1

発生が2Fと早く、ボタン1つで出ることから密着時の暴れ技として有能。

キャンセル対応技だが派生で出せる2段目もキャンセル対応のため、あえて1段目でキャンセルする機会は少ない。

弱2

前述の通りキャンセルに対応しているため、密着での暴れから弱2まで繋げてコマンド技へ派生するパターンが多いです。

弱3

キャンセルこそ対応していませんが、飛ばす角度が低いため受け身展開を作れたりと面白いです。

弱2でのキャンセルが間に合わないと思ったら出し切ってしまうのありです。

弱(長押し・遠距離)

発生9F。回し蹴り。昔から痒いところに手がとどくいい技。肘からつなげたり対空として機能したり便利な技です。ケンの大外回し蹴りと違って前ステップなどからも1ボタンで出せるのが魅力的。

3.1.0のアプデの影響で上強攻撃(短押し)のベクトルが変更されたため、繋げづらくなってしまったのが少し悲しいです。

弱(長押し・近距離)

発生7F。Ver.3.1.0以前は上強攻撃(長押し)と同じ技でしたが、アップデートにより吹っ飛びが差別化されました。

当ててもほぼふっ飛びは発生せずそこからコンボをつなぐ始動技となり、近距離での火力が格段にあがりました。

OP相殺(ワンパターン相殺)が傷ついてない状態で単発なんと15.1%。ケンほどそこから繋げる技をもっていませんが、空下から弱(長押し・近距離)昇竜と繋げるだけでなんと50.6%。かなり安定した火力を得ることできるようになりました。

上強攻撃(短押し)

発生3F。通称「肘」。キャンセル対応かつ性能に長けたこの技はスマブラforWiiUでは猛威を振るっていました。

スマブラSPでは引き寄せ判定が無くなった点と相手に当てた時の硬直が少なくなってしまったため、使いづらい技にこそなってしまいましたが、それでも早い発生かつガードさせても低リスクなこの技は重宝します。

Ver.3.1.0のアップデートにより肘の吹っ飛び方向が斜め前から角度が少しだけ上がりました。今まで拾えてなかった位置に対して機能できるようになったので、使い手からすると地味に嬉しいです。肘から空上で拾えたりと可能性が広がります。

しかしおかげで肘から弱(長押し・遠距離)という崖際で超強い撃墜択は若干難しくなっています。

上強攻撃(長押し)

発生7F。上半身に無敵が付いているため対空として機能します。ダッシュから出せる点も相性がよく着地狩りの主な択として活用しています。

キャンセルに対応している技の中ではダメージが高いのでシールドを削りに行く択としても強いです。

今作から近距離で弱長押しをすると自動で上強となるようになりました。

横強攻撃(短押し)

発生8F。足をちょびっと出すこのキックは見た目よりもよっぽど凶悪です。

足に無敵がついていて持続も多少存在するため置き技として機能します。

先端をあてたときのみほぼ真上にかちあげることができるので、そこからぼったくりコンボを狙うことができます。当てどこが難しいですがかなり期待値の高い技です。

当てどこが難しい技でしたが、Ver.3.1.0のアップデートで真上にかちあげる判定の位置が広がったので、期待値が大幅にあがりました。

横強攻撃(長押し)

発生16F。鎖骨割り。シールド削り値が優れています。

波動拳や小技でシールドを固めさせた相手に対してシールドブレイクを狙います。相手にとってガードをはらせることに意味を強く与えないと、発生が遅い関係上当てることは難しいです。

横強攻撃(短押し・近距離)

発生3F。近距離でのみ技が変わる今作からの仕様により生まれた強技。

吹っ飛ばしは存在せずに大きな硬直だけ生まれます。キャンセル対応しているためこの技を絡めたコンボが基本的に最大となると思います。

下強攻撃(短押し)

発生2F。通称「小足」。キャンセル対応技。発生、連打性能、リーチ全て優秀で差し合いから撃墜まで重宝する今作の要の技となります。

ケンは小足を使うと火力が下がってしまう反面、リュウは割と小足中心でも中足から竜巻に繋いでそこそこ安定した火力をとることができます。

下強攻撃(長押し)

発生6F。通称「中足」。キャンセル対応しています。小足→中足→竜巻は昔からある定番コンボです。

小足からコンボが繋がらない場合でもとりあえず中足で浮かせるなどして展開を作ることができます。

空中技

空中ニュートラル攻撃

発生4F。ケンよりも発生が早く下方向に判定が存在します。

小ジャンプからダウンの展開を作れるので、シールドを張った状態から反撃で使うと効果的です。

持続当てから横スマを繋げることができたりと、空Nを絡めた行動を開拓すると一気に火力や撃墜力があがります。

空中上攻撃

発生6F。謎のガッツポーズ。撃墜ラインが高いとは言え高%で浮かした際に頼もしい撃墜手段です。着地隙もめぐまれているので、色々コンボの起点にできたりもします。

2段ヒットのどちらでもキャンセルできるため空上一段昇龍などの使い方も可能です。

3.1.0へのアップデートにより範囲が広くなってため、対空やコンボパーツとして使いやすくなりました。肘からジャンプ空上、キャンセル昇竜などといったスマブラforWiiUのジャンプ昇竜を彷彿とさせるコンボも現実的になりました。

空中前攻撃

発生8F。足をめいいっぱい伸ばして攻撃。ダメージが高くコンボも繋がるため、ぼったくりコンボを狙うのに適しています。

判定が強く相手の技に噛み合うように振るだけで一方勝ちできたりと、剣キャラのような差し合いもできる技です。

空中後攻撃

発生8F。リュウとケンは相手のほうを自動で向いてしまうため、基本的にこの技が振れないです。

ダッシュ反転ジャンプなど初動があってようやく出せるという悲しさです。

しかしその分吹っ飛ばしやベクトルは優遇されていて崖端であてようもんなら100%いかずに撃墜することも珍しくないです。

アタックキャンセル(地上技をジャンプでキャンセル)というテクニックをつかえば前方斜め前に対して素早く空後を出すことができます。この辺りは動画で解説があるのでご覧ください。

空中下攻撃

斜め下に飛ぶ強烈なメテオ技。前作ほどではないですがコンボの〆として使われる場面もチラホラ。

地上当てをすることで軽く浮きコンボに派生することができる技でもあり、とくにリュウはガーキャン空下からのキャンセルコマンド昇竜など反確をとりたい場面でも活躍します。

掴み・投げ

前投げ

見た目も普通の前投げ。崖際で掴んだときに崖の方に投げておくかくらいの存在です。

後投げ

ダメージが優れているので高%は比較的この投げを使います。

上投げ

真上に放り投げます。ベクトル変更がほぼきかないため、戦場の台上に乗せるなど一部展開ではかなり強い技です。

何故かあがる足の振り下ろしに当たり判定があるためロゼッタ&チコのチコを殴るときやチーム戦などで役に立ちます。

下投げ

空中上攻撃などがコンボとして入るため%次第では掴みを多めに狙うのもありです。あてたあと台の上に一緒に乗ってコンボをつないだり、リュウの火力をとる上で重要な技です。

スマッシュ攻撃

横スマッシュ攻撃

発生15F。初動がわかりづらいため使う側が思っている以上に見えないらしいです。

後隙やリーチの関係でそれほどのリスクもなく振っていける技だと思います。下り空中N攻撃からの横スマッシュが非常に強力。

上スマッシュ攻撃

発生9F。他キャラの上スマッシュ攻撃と比べれば酷く地味ですが、比較的発生は早いためガードキャンセルから出せると強みが現れます。

ガードからジャンプキャンセルで出せば背面に振り向いて上スマを打ってくれるというテクニックが見つかり、いままで撃墜できなかったパターンでも上スマならいけるという展開は一応増えました。

難しさと使いどころがあってない気もしますが・・・

下スマッシュ攻撃

発生5F。発生とリーチがなによりの魅力です。

高いダメージのおかげでガードさせても不利フレームが少ないため、そこまで手痛い目にも合いません。

前作のリュウに比べて今作ではなんとふっ飛ばしもあがったので、崖に捕まった相手に対して撃墜を狙いに行くこともできます。

必殺技

通常必殺技

波動拳。3.1.0のアップデートにより強波動が加速。弱波動が減速しました。

灼熱と違ってワンボタンで発生するため、前にでながら打てたりと細かい場面で使い道があります。

ダメージもあがっているためスネークのサイファーを落とせたりと色々まだ活躍する場面はありそうです。

灼熱波動拳

コマンドは右向き時、左→左斜め下→下→右斜め下→右。スティックを後ろから半回転させます。ケンと差別化されている点です。

多段属性であることとダメージが高いことから波動拳と違ってシールドに対して強いです。出しにくさを除いたら波動拳の上位互換だと思っています。

波動拳同様に3.1.0のアップデートにより最高速の速度が上昇し、みてから飛ぶ行動が難しくなりました。

逆に最低速も下がっているので一緒に攻める面白い読み合いも可能。ダメージも上昇し、原作リュウに似た飛ばせて落とす立ち回りに近づきました。かなり面白いポイントだと思います。

とはいえ全体フレームはほぼ変わっていないので、飛ばれたり、横回避なりでリスクはつけられるので撃ちすぎ厳禁です。

上必殺技

昇龍拳。コマンドは右向き時、右→下→右斜め下

リュウの昇龍拳は根元が一番飛ぶため小足や弱攻撃からキャンセルして根元当てを狙います。

コマンドせずとも強い吹っ飛ばしと発生フレームにすぐれているためガーキャン上Bとして使用しても相当強い技です。

横必殺技

竜巻旋風脚。コマンドは右向き時、下→左斜め下→左

ケンとは違って撃墜技です。小足から直接、空中下攻撃から直接、繋げることができます。昇龍拳と違って小足先端からでも撃墜をねらえるのが魅力的です。

下必殺技

セービングアタック。%の上限はありますが1発だけ耐えれるという特殊な技。

空中回避が一度しか出せないこのゲームのシステム上、単発技しかもたない相手に対してはかなり有能な技です。

リュウの基本コンボ

  • 小足→小足→中足→竜巻旋風脚
  • (根元当て)小足→昇龍拳
  • 肘→小ジャンプ空上1段→(キャンセル)→昇竜拳

リュウの長所・短所

リュウの長所

  • 灼熱波動拳、素のダメージの高さ、鎖骨の存在でシールドに対して強いです。
  • こちら側がシールドを張ったあとの反撃手段が豊富でどれも優れています。
  • 強灼熱でまず動かせる。自身でこじあけるケンとは差別化されたポイントです。

リュウの短所

  • セービングアタックがあるとはいえ下方向の暴れ技がないため一部キャラに着地がきついです。復帰も単調なため小さな幅でかなりの工夫が必要です。
  • 起動力の低さによって相手を追う展開になりがち。相手を追い込む能力が必須です。
  • 灼熱に強い耐性を持っているキャラには苦しい展開になりがちです。

総括

ケンと違う強みとしては、灼熱、鎖骨、ガーキャン上Bの存在が大きいと思います。どっしりかまえてじりじりとラインを詰める。そういう戦いかたが好きな方に向いています。

3.1.0のアップデートにより灼熱を使った待ち性能があがったため、飛びづらいキャラなど灼熱が刺さるキャラにはかなり強く出れるようになりました。

飛ばせて落とす。飛びづらくしてから灼熱で固める。まさに原作のリュウさながらの立ち回りを習得したこのキャラにはさらなる深みを感ぜざるおえません。

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