MEASURES
どーも!Raitoです。
ここ最近輝かしい活躍を見せるパルテナ。使い勝手の良さから使用者はどんどん増え続け、今や最強キャラの一角とまで言われるようになってきています。
そんなパルテナ様ですが、使用者の立ち回りの変化が見て取れるようになりました。同じ使い手でも立ち回りには大きく違いがあります。
そこで今回は、パルテナが持つ強い立ち回りとそれに伴うプレイヤーの変化について触れていきます。パルテナと対戦する側も、この記事で対策をアップデートしていきましょう!
少し難しい内容(中級者~上級者向け)かもしれませんがなんとなーく雰囲気でも伝わってもらえると嬉しいです。笑
パルテナの前/後ろ空中とN空中のセットプレイ
パルテナの代名詞とも言える前/後ろ空中攻撃をガードさせてから、N空中攻撃で相手をめくる動きはパルテナの立ち回りを支える軸となるセットプレイです。
パルテナの前後空中攻撃は見た目以上にワザの判定が強く、なんと亜空間にまで判定が伸びています。
こんなワザを先端で押し付けてくるので殆どのファイターはガードから反撃を取れません。このままガードをしていては攻撃を受ける側はゴリゴリシールドを削られてしまいます。
シールドキャンセル反撃が通用しないので、相手の飛びを落とすためにシールドキャンセルからジャンプをするのですが、この際にN空中が当たってしまう仕組みとなっています。
このN空中までの動きですが、実は相手がジャンプをしなくてもメリットが生まれるようになっています。
空中攻撃でシールドを削ることでシールドが漏れ、N空中の持続が当たる確率が高くなります。
このように、パルテナ側は空中攻撃をガードをさせることで有利な展開を生み出せるようになるのです。
その場回避で避けようとするとN空中の持続が当たり、横回避で避けられてもパルテナ側にリスクが生じない。パルテナにとって一方的に有利な攻めを維持し続けられます。
前/後ろ空中とN空中の対策方法
文章だけ書いてみてもかなりの強セットプレイに見えます。実際にこの動きは強力で、上位プレイヤーのパルテナ使いのじゃがいもさんも要所の場面で使用しています。
では対策は存在しないのか?そんなことはありません。パルテナ側のやりたいことが分かっていれば、打開策は必ず導き出せます。
これらの動きに対する回答として最も分かりやすいのはシールドシフト、ジャストシールドの2つです。一つずつ解説していきます。
対策➀:シールドシフト
シールドシフトは最も分かりやすいです。空中攻撃をガードして、シールドの回復が間に合わない状態で固められた場合は漏れを無くすために上方向にシフトします。
パルテナの始動ワザは横方向もしくは上方向を狙うものが殆どで、上シフトによるデメリットを突く(シールドの下側を狙う)ことが困難なファイターです。
N空中は着地隙が大きく、シールドの漏れを狙うのに失敗した場合9フレーム(F)の隙が生まれます。
自分の空中ワザの発生が6F以内であればパルテナの着地に合わせて最速で攻撃を出せれば確実に反撃が取れるでしょう。
この際、弾きジャンプをオンにしているとジャンプが暴発しやすいので注意が必要です(弾きジャンプが弱い理由のひとつ)。
対策➁:ジャストシールド
ジャストシールドは前後空中の固めの回答になるだけでなく、N空中の最終段に狙えば手痛い反撃を取ることもできるハイリターンな対策です。
N空中をジャストシールドできるか否かで対パルテナの難易度は大きく違ってくるので、反撃を取りたい方は意識してみても良いでしょう。
この他にもリーチの長い武器判定持ちは引きステップから武器判定ワザを置きにいったり、身長の低いキャラでそもそもN空中を当たらない状況を作ったり…といったキャラ毎の対策もあります。
ただし、これらのキャラは特性を活かした対策が取りづらくなってきているのが現状です。その根本的な理由を作っているのがパルテナのDAの存在。次で詳しく触れていきましょう。
パルテナのDAは超強力なワザ?!
ここ最近評価が変わってきたパルテナのダッシュアタック(以下、DA)。
あばだんごのパルテナがここ最近DAを軸にした立ち回りに変わってそこから戦績が格段に伸びた印象を受けました。
改めて自分でも調べてみたところ、ダメージ・発生・持続・展開共にとんでもない性能をしていることが分かりました…。
発生が脅威の6F、判定持続が12Fもある上に盾部分には無敵も付いています。
上に記載しているGIFを見ても分かる通り、先端部分には上方向にも広いのでジャンプの昇りに噛み合わせて当てることも容易です。
このDAはパルテナが持つ始動ワザの中で上方向に飛ばす唯一のワザです。序盤は上に飛ばす関係で有利展開をキープしつつ、終盤では単発で撃墜まで狙えてしまいます。
上に飛ばせるというのがとても強い要素で、パルテナの強い着地狩り能力と非常に噛み合わせが良いです。
浮かせたあと1度読み勝てば追加ダメージを期待でき、それを避けるために外に相手が行けばパルテナの真骨頂であるライン端の読みあいがスタートします。
DAは言ってしまえば、発生たった6Fの強判定を当てるだけで、パルテナの有利な展開を何度でも作れる強技です。
撃墜のシーンでは上方向に撃墜するので、ステージ中央の相手を倒せないというパルテナの弱点をもカバーしてしまいます。
なぜ人はDAに当たってしまうのか
DAは強力なワザではあるのですが、後隙はしっかりあるのでシールドを貼れば反撃を取れます。なんならちょっと遅めの上スマでもシールドキャンセルから余裕で間に合います。
それなのに人はなぜガードを貼るシーンでDAに被弾してしまうのか。それはパルテナの空中攻撃の強さが原因です。
特に引っかかりやすいのが先ほど紹介した武器判定持ち、そして低身長のキャラクターです。
これらのキャラはN空中に対する分かりやすい回答を持っているので、”空中攻撃の下りをガードすれば良いからガードを貼り続ける必要が無い”と無意識にシールドを貼る意識を固定化させてしまっています。
『パルテナがジャンプを使うことがシールドを貼る合図』という意識が付いているので、ダッシュからの行動には反応できずDAに被弾してしまうのです。というか自分がそうでした。
またこのDAは発生時に上方向にも判定があるので、相手のジャンプの昇りにも当てやすいといった特徴があります。
先ほど前後空中→N空中のセットプレイを紹介したときに、”シールドキャンセルからジャンプをする”という流れを紹介しましたが、空NをDAにしてもこの流れを作ることができます。これは強い。
総じて言うと、パルテナの対策=下り攻撃をガードして昇りを潰すという意識が付いてしまっている人ほどこのDAの差し込みに引っかかるという訳です。
DAの対策方法
DAに対してはやはりガードから確実にリスクを付けに行く必要があります。
タイミングとしてはこちらのダッシュのタイミング、パルテナが空中技を打った直後、空中ワザで着地したタイミングに置かれやすいので、見定めてガードを貼る意識を付けていきましょう。
ただしここまでで対策の大半がシールドを使うことになってしまっているので、そうなると掴みやシールド削り攻撃にガンガン押されてしまいます。
シールド一辺倒にならないように、内回避やジャンプも要所で使って相手に防御の手段を読まれないようにしていくのが大事ですね。
おわりに
長くなってしまいましたが今回はここまで!
本当なら掴みの異常なリーチの話やライン端の強い行動等にも触れていきたかったのですが、今回はニュートラルの強い行動に限定しました(それでも大分長くなってしまいましたが…)。
強いセットプレイが多いパルテナですが、仕組みを知ると対策が追い付かないこともありません。
パルテナは処理キャラではなく有利展開を維持して勝利するキャラ。有利展開を作られないように、強みをしっかりと理解して対策に繋げていきましょう。
それでは!また次回の記事でお会いしましょうー!