TECHNIQUE
スマブラをプレイする上でどのキャラでも必ず訪れる復帰シーン。
スマブラSPは特に回避が1回しか使えなかったり、回避の硬直が長いせいで復帰で割を食ってるキャラも相当数存在します。
「復帰が強い」というのはキャラ性能をかたる上でかなり大きなアドバンテージです。
今作は全体的に復帰阻止が強いキャラが多いのに対して、復帰が強いキャラは少ない印象です。
クラウドやクロムなど、崖外で軽く何かを当てられただけで撃墜されてしまうキャラも存在します。
私が使用しているケンというキャラも正直なところ復帰はあまり強くないです。結構割食ってると思っています。
といっても何もせずに復帰阻止されるわけにはいかないので、今回は私が少しでも生存率をあげるために、復帰をする上で意識してることを紹介していこうと思います。
自身のキャラのできることを把握しよう
主に復帰を行う上でよく見るのは、ジャンプと上必殺技、横必殺技などの移動を利用して崖に捕まるパターンです。
プラスして今作から追加された空中移動回避を使用するのが基本的な選択肢だと思います。
移動回避自体は、今後狩れるプレイヤーも増えてくると思うので立場が怪しくなってくる可能性も感じていますが、それでも選択肢としてはあり続けると思います。
他にもキャラによっては少し浮いたりする技など、特殊な技が一部存在します。
例えばマリオの横必殺技、クラウドの通常必殺技などは、空中で出すと少し浮くことができるので、崖に捕まるタイミングをずらすことができます。
他にもリヒターが横必殺技を撒いとくことで、相手の復帰阻止ルートを制限したり、リンクは自分の爆弾で自爆してステージ上に復帰する。
スネークは上必殺技でステージの上まで上昇してしまって上空からステージに降下する。などキャラによって出来る行動が変わってきます。
復帰が苦しいキャラこそ与えられたパーツを使って、ルートやタイミングを変えていくことが大事です。
相手の位置取りを確認しよう
復帰するときにかなり重要なポイントとしてルート選択があります。
例えば、下から潜って崖に捕まりに行くか。ジャンプを使って上から崖を目指すか。
2つのルートの選択肢が存在するとするなら、それを選択する上での情報として、相手の位置取りが大切になってきます。
- 相手が崖付近の高めの場所に位置しているなら下から復帰
- 相手が崖下の低い場所に位置しているなら上から復帰
これが王道のルート選択だと思います。
復帰阻止する側としては上級者ほど位置取りがうまく、復帰阻止が強いとされるキャラは両方に対応しやすかったりするので、上と見せかけて下を選択する。上からあえて復帰するなどの工夫も必要になってきます。
ルート選択で相手に阻止しづらいルートを選ぶことが出来れば、復帰できる確率はグンとあがるので意識してみて下さい。
割り切りの心を大切に
ここまで書きましたが、復帰するパーツが恵まれていない限り、どんなに工夫をしても復帰に絶対は存在しません。
ジャンプのタイミングを読まれて殴られ、ジャンプを潰され次の復帰でルートが1つしか選べずに阻止されたり、ルート選択で読み負けて阻止。などになってしまうことは良くあります。
しかし復帰が弱いとされるキャラなら尚更、ここでジャンプを通せれば帰れる。ここはギリギリまで我慢しなければいけない。という場面で歯食い縛れるかが大事です。
ある程度割り切りの心を持つことと、仮に潰されてもそれは択として整理し、その択が通りやすくするために別の択を用意したり、思考を止めなければ少しずつ復帰精度が上がってくると思います。
そもそも復帰阻止の展開を作らない
復帰のテクニックではないですが、とても重要なことだと思っています。
無理に崖外へ飛び出ないとか、常にステージの中央付近で戦う。など普段の立ち回りから復帰阻止になるような展開を避けることも工夫の1つです。
復帰阻止の試行回数が減ればその分復帰の弱いキャラにとって生存率は上がってきます。
もちろんそれでも踏み込まなければいけないシーンは出てくるので、絶対というわけではないですが、意識してみると結構変わってきます。
他にも自分が復帰阻止の強いキャラと対峙するときに気にしてるのは、不用意に2段ジャンプを消費しないことです。
復帰が弱いキャラにとって2段ジャンプはルートを広げるための生命線になってきます。
例えば2段ジャンプを消費したあとで強い吹っ飛ばしを受け、そのまま復帰阻止などという展開は苦しすぎるので極力避けるようにしています。
最後に
復帰阻止はあまり2D格闘ゲームに存在しない読み合いで、低い%でも撃墜するかされるかが瞬時に展開されるのは苦しくもあり、アツい場所です。
色々書きましたが、1番復帰する上で上達の近道は、そのキャラの上級者を見ると分かりやすいと思います。
如何に工夫されているか、逆に復帰阻止する側が何を意識しているか、まずはそれを参考にした上で、余裕があったら自分でルートや行動を考えてみると開拓の楽しさも感じれると思います。
動画を見る側としても見所の1つだと思うので是非ある程度、展開や読み合いは理解してみて下さい。
読んで頂きありがとうございました。