TECHNIQUE
こんにちは、あばだんごです。
今日はちょっと変わったテーマで、トレーニングモードのコアな使い方を紹介したいと思います。
それはトレーニングモードを使って、ファイターの食らい判定 (Hurtbox) を確認することです。
間違いなく上級者を目指すプレイヤーには役に立つ情報だと思います!
ぜひ倒したい相手や自キャラの食らい判定を確認して対策に役立ててみてください。
この記事の目次
モーションの確認の仕方
それではトレーニングモードに潜って、調べたいファイターを自分やCPUに選びましょう。
そして[ほかの設定]から、[スピードを入力で1コマ]、[無敵を見える]に設定します。
こうすることでファイターの無敵の位置がわかる、というのが基本的な使い方です。
この無敵部分が光る仕様は、撃墜後の無敵や崖掴まりや崖上りにも適用されます。
つまりこの全身無敵を利用すれば、ファイターの食らい判定が大体視覚化できます。
食らい判定を把握して対策に役立てようという話です!
例1: 攻撃のモーション
攻撃の食らい判定の確認方法は、自滅するかアイテムのスターを取って全身無敵になることです。
巷でモーションが強いとか言われているのは、動きによって食らい判定が引いたりしているからです。
実際に自滅した後のステージ中央のマリオの横スマを見てみましょう。
マリオの食らい判定がきれいに引いているのがわかります。
マリオの横スマと何かの技が当たりそうになったときに、マリオの横スマだけヒットするのはこれが原因です。
発生自体は速くないのにかち合ったら強いなと思っている技の正体は大体これです。
ルキナの空下やウルフの上スマなども発生後速く食らい判定が動いています。
例2: 崖掴まりの瞬間
崖掴まりの瞬間を狩りやすいファイターとそうでないファイターがいませんか?
これも無敵を見えるにしてコマ送りすることで確認できます。
それではテレポート系復帰のパルテナとミュウツーを比較してみましょう。ここではわかりやすく斜め下から復帰をしました。
左が崖掴まりの瞬間 (無敵の1F~2F前) 、右が崖掴まりの無敵が発生した瞬間です。右の青い部分の範囲が食らい判定です。
その範囲を左に当てはめると無敵じゃないときの食らい判定がわかります。
パルテナの場合は全然食らい判定が崖上に出ていないのがわかります。
一方ミュウツーの場合はどうでしょう。
右のしっぽまでたっぷりな青い部分を頭に入れつつ、左に当てはめると…
頭はもちろんのこと、尻尾まで崖上から飛び出しています。
このようにして、ファイター毎に崖掴まりの瞬間を狙うのが効果的かどうかを調べることができます。
逆に復帰する側は、どのような角度なら無敵が切れない、頭が出ないのかを調べたほうがいいでしょう。
また必殺技の復帰だけでなく、移動空中回避でもファイターによって差があるので、気になる人は調べてみましょう。
例3: 崖上り
崖上りもこの方法で対策を進めることができます。その場崖上りや回避崖上りが狩りにくいファイターがいるときはコマ送りです。
例としてオリマーのその場崖上りを見てみましょう。
左が33F目、真ん中が後隙の発生する34F目です。右は比較対象として普通の立ち状態です。
無敵が切れた後、オリマーはまだ姿勢が低いままであり、直後に立つことなくシールドを展開できます。
つまり、立ち状態に当たる高めの攻撃をオリマーのその場崖上りに重ねてもそもそも当たらないんです。
僕がメタナイトで小ジャンプ空Nを重ねてるつもりでも全然当たらないのはこういう理由がありました。
こんなふうに別の視点から崖上りの攻略を進めてみるのも面白いと思います。
また崖上りのモーションを目に慣らしておくと判断が速くもなりますね。
おわりに
なんかフレーム的には間に合ってるはずなのに当たらない…などの悩みは大体モーションをコマ送りで確認すればわかります。
スマブラSPはちょっとしたことならすぐ調べればわかることばかりなので、こういう細かいところで知識の差をつけていきましょう!