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スマブラの勝率を効率良く上げる方法「対策ノート」の取り方を紹介!

この記事を書いた人

こんにちはRaitoです!

突然ですが皆さんは、スマブラで勝ち続けるためにどんなことを実践していますか?

  • 経験を積むためにひたすら対戦を重ねる
  • トレーニングモードでひたすらセットアップを練習する
  • 動画を見て対策をする

などなど、勝ちたがりの皆さんは自分に合った色んな方法を既に実践できていると思います。

しかしある程度勝てるようになってくると、必ずと言っていい程に立ちはだかるのが上位、最上位プレイヤーの壁です

「自分よりもプレイヤースキル(PS)が高い人に勝てる気がしない。彼らに比べて自分には何が足りていないのか全く分からない…」という辛い現実に直面して気持ちが落ち込んでしまった経験がある人、結構いるんじゃないでしょうか(というか僕がそうでした)

今回の記事では、そんな上昇志向の強い負けず嫌いなあなたに向けて、更に実力を伸ばすテクニック『対策ノート』の作り方を伝授します!

少し長めの解説になるので、前半では『対策ノートのメリット+キャラ対策のまとめ方』、後半では『人対策のまとめ方+動画を見て分析する方法』をそれぞれ解説していきますよ!

対策ノートは練習の質を高める

対策ノートと言っても、パっと聞いただけでは「ゲームとは直接関係ないし、正直面倒くさい」って思ってしまうかもしれません。

しかしどの分野でも共通するように、考えもなく闇雲にゲームをし続けるよりも自分なりの考えを持って取り組んだ方が成長速度も結果も良くなってきます。

僕自身、対策ノートを取るようになってから特定のキャラクターに対して勝率がぐーんと上がり、ここ最近では最上位プレイヤーにも勝利する回数が増えてきました。

質の良い練習法は必ず良い結果をもたらすのです。

では、実際にどんなメリットがあるのでしょうか?1つずつしっかりと解説していきます。

対策ノートを取るメリット

対戦中に迷いがなくなる

対策ノートをまとめた時にまず最初に実感するのがこれ。

トーナメントの対戦は負けたら終わりの試合。プレイヤーの性格にも影響される要素ではありますが、相手が格上の場合は特に緊張してしまうものです。

対戦中に緊張すると、自分の立ち回りにミスが出てきてしまった時に慌ててしまい、そこを相手に付け込まれてしまうという最悪の展開になりかねません(※経験談)

しかし対策ノートを取って事前に相手の行動と自分の取るべき立ち回りを頭で理解できていれば、理想のゲームメイクを実現させることが可能です。

立ち回りにミスがでてきても、リカバリーの方法が用意されていれば対戦中に慌てて立ち回りが崩れてしまうこともありません。

嬉しいことにスマブラのトーナメントはBo3(2本先取)もしくはBo5(3本先取)の形式です。

仮に1本取られて状況が不利になっても、ノートの内容と照らし合わせれば現状の相手側の対策に対応することが可能です。

試合に勝ちに行く上で必要な要素を1つで完結できるのが対策ノートを取る上で一番の強みと言えるでしょう。

自分の立ち回りの傾向(クセ)を分析できる

これはノートの取り方次第な話にもなってきますが、ゲームメイクの方法を模索する上で自分が取りやすい傾向(クセ行動)を意識することが可能です。

その人が強いと信じ、培ってきた行動というのは無意識に出てしまうものですが、ゲームメイクを組み立てる上でそのクセ行動に頼るシーンが多くなってくると「これって自分が好んで使う行動なのかもしれない」という気付きが発生します。

クセは無意識に出てしまうもので、回数が多い分対戦相手に簡単に慣れさせてしまいがちです。

特に上級者以上になってくると、そのクセを狩って自分の立ち回りの起点にしてくることは頻繁に起こり得ます。

自分自身のクセを分析して立ち回りを再度見直すことで、相手視点で予測できないような立ち回りで翻弄することが可能となります。

最上位プレイヤーに一矢報いるためには、必要になってくる要素と言えるでしょう。

これでバッチリ!キャラ対策ノートの取り方!

メリットはなんとなーくでも分かってもらえたでしょうか?

でも現実にノート取るって言っても、何から手をつけたらいいのか分からないって感じですよね。

そんな勉強が苦手な少年少女のために!僕が過去にまとめた対策ノートの一部を公開します!

ババーン!

このノートはトゥーンリンクの対策を僕が使用しているキャラクターダックハント目線でまとめたものです。

本当はもっと有名なキャラクターを載せたかったけど、そこは企業秘密ということで。。。

ちなみにノートを取る時は手書きがオススメです。これは個人差が出るとは思うのですが、僕はパソコンで文章を書いても書いたことに満足してすぐに内容を忘れてしまうタイプなので、自分の筆圧で書いた心地で内容を脳の中に入れるようにしてます。

大まかに概要をまとめると

  • 基本セットアップ(ゲームメイクの方法)
  • 相手キャラに有効な行動
  • 注意点

の3つになりますね。

キャラクターによってはこれ以上項目が増えてくることもあると思います。
それぞれの項目でまとめておきたい内容を見ていきましょう!

基本セットアップ(ゲームメイク)

対戦がスタートした直後に自分が取る行動を最初の段階でまとめておきます。

ノートを見返す時最初に書いてあることが一番頭に入りやすいので、序盤~終盤のゲームメイクを書いておくと自分の立ち回りがスムーズに入ってきやすいです。

上のノートでは、相手が飛び道具生成を軸にするのを利用してそれらに有効な対処法を軸に立ち回りを組んでいる感じですね。

トゥーンの飛び道具はガードしてもリスクが少ないので、ガードを中心にしつつ相手の出方を伺うことで被ダメを減らしつつこちらの起点を作れるというような内容でまとめてます。

この項目に関してはまとめ方は自由です!序盤から終盤にかけて流れを書くも良し、自分が気を付けたい行動を書くも良し。

自分の取りたい行動を思い返せるように、要点だけをしっかりとまとめておきましょう!

相手キャラに有効な行動

基本セットアップと似ていますが、それとは別のキャラ毎に有効な知識をここにまとめます。

キャラ毎に覚えておきたい知識を基本セットアップに書いてしまうと内容がごちゃついて読み返した時に頭に入りづらいので、項目を分けて書けるようになると活用しやすいです。

上のノートではクレー射撃が有効に刺さる場面を想定し、相手の飛び道具にリスクを付ける手段としてメモ書き程度にまとめてます。

実際使うかどうかは別として、このような知識があると咄嗟の場面で特大リターンを狙うチャンスにも繋がってきます。

注意点

相手の特定のセットアップ、行動で気を付けておきたい内容等を別でまとめます。

2つ目の項目の『相手キャラに有効な行動』とは別の、相手キャラが取ってくる行動の中で危険なもののリストアップ、というイメージです。

実際に起こり得る状況をイメージしながら対処法を書くと、その場面に直面した時にスッと対処することが可能です。

上のノートでは主に撃墜されるシーンでの注意点をピックアップしています。

これができると所謂撃墜の拒否力が飛躍的にアップするので、お互い撃墜%に近い状態で試合展開を有利に進めやすいです。

プレイヤー対策へのステップアップ

正直キャラクターの対策だけ出来れば十分!って人もいるとは思うのですが、それだけでは常勝できないのが勝負の世界。

ある程度上位のプレイヤー相手だとキャラクターの弱点を把握した上で、キャラクターの弱点を見せない立ち回りを取ってくるのでキャラ対策だけでは勝ち切ることは難しいといったことも出てくるでしょう。

そんな時に必要になってくるのがプレイヤー対策です!

次項から、既存の動画から相手プレイヤーのクセを分析して、戦術に組み込んでいく方法を紹介します。

相手の対応力に負けない情報量で完全勝利をもぎ取っていきましょう!

どうやってプレイヤー対策をすればいいの?

その答えはズバリ、対戦相手の動画を見る!です。

皆さんが普段見ている他プレイヤーの対戦動画、その中にはプレイヤーの特徴を色濃く残した情報がたんまりと詰まってます。

Aさんは上スマッシュを当てるのがうまい、Nさんはどんな状況でも撃墜を狙ってくる・・・など、ただぼんやり動画を見ていてもプレイヤー自身を特徴付ける立ち回りが多く見れるでしょう。

この対戦動画、通常の場合だと動画を見ることでそのプレイヤーをマネして自分の立ち回りに取り入れる…といった相手プレイヤーの撃墜方法やコンボを参考にする使い方が多いとは思いますが、今回実践するのはその派生形。

相手の得意または苦手とする立ち回りを見つけ、その行動に対する回答を模索するといった方法になります!

数が多すぎてどの動画を見ればいいか分からない

幸いなことに(?)ここ数年で対戦動画の数は動画配信サイト等で多く見られるようになりました。

特にスマブラは国内外共に対戦動画の数が充実しているので、逆に見たい動画が多すぎてどの動画を見たらいいのか分からない!といった状況も出てくる程です。

そんな膨大な動画の中から、個人的にオススメしたい動画の選び方を紹介します!

※今回は簡潔に説明するために、自分が研究したい相手をAさんと仮定して、Aさん対策のために動画を探していく設定で話を進めます。

実力が近い人同士の対戦を見る

例えば Aさんが国内トーナメントのベスト8を頻繁に取るような人だったら、その周辺の順位を取れる人との対戦を見るのがいいです。

実力が近い人同士の対戦では、そのプレイヤーの得意とする立ち回りは勿論のこと、苦手な状況をどう覆しているのか…という情報をガッツリ入手できます。

逆に実力が離れすぎていると本来のプレイヤーの実力をしっかりと判断できない場合もあるので、なるべく実力が近い人同士の対戦を参考にしたいところです。

自キャラと対戦している動画を見る

順位以外で特に見ておきたいのが、自分が使っているキャラクターとの対戦動画です。

Aさんが自キャラと対戦するときどんな対策を施しているのか、または自分の得意とする立ち回りのみで勝利しているのか…といった Aさんのキャラに対する理解度を知るために、自キャラとの対戦は絶対に見ておきましょう。

この試合に関しては実力が離れていようがそうでなかろうが関係ありません。

キャラに対する回答を用意しているプレイヤーであればある程度決まった動き方をするもの

試合結果がどんなものであろうと、相手の対策に対する回答を作っておくことが大事になってきます。

相手のクセを判別するポイント

前の項目では膨大な動画から自分が見たい動画を選ぶポイントを紹介しました。

ただいきなり動画を見ても「相手のクセを見つけ出すなんてちょっと難しい…」と思ってしまうかもしれません。

そんな方のために、対戦動画を見る時に抑えておきたいポイントをいくつか紹介します!

相手のキャラクター理解度を見る

先ほどの項目でも紹介しましたが、対戦相手が自分のキャラクターに対してどの程度の理解度があるかを判別するのは非常に大事です。

対策がほとんど取れていないようであればキャラの強みを活かした立ち回りを、逆に対策をしっかり実践している場合はその対策が通し辛い立ち回りを意識すれば活路が見えてきます。

たとえ話をすると、マリオは下投げ→上強攻撃で一部のキャラクターに大ダメージを与えることができます。

しかし相手側の対策として、掴ませない立ち回りを徹底されていると高ダメージを与える状況が中々作れません。

そういう時は、相手がどのような行動で掴みを拒否しているのかを動画で分析してみます。

ジャンプで拒否しているならそのタイミングで空中技を置いたり

回避で避けているならワンテンポ遅らせて掴みを置いたり…

といった感じで、対策に対して有効な立ち回りを混ぜることで逆に起点を作ることが可能になります。

更にこの立ち回りを相手に見せることで、本来の強い立ち回りを通しやすくする状況を作れる。まさに一度で二度おいしい状況を作ることもできちゃいます。

崖の上がり方を見る

崖の上がり方は、他のプレイヤーとの差が出にくい要素の一つ。
どれだけ強いプレイヤーでも、崖の上がり方にはプレイヤーの特徴が大いに出てしまうところです。

崖を掴んだ後の行動は基本的に

  • その場上がり
  • 攻撃上がり
  • ジャンプ上がり
  • 回避上がり
  • 崖離しジャンプ

の5択しかありません(キャラクターによっては崖離しジャンプ+αが強かったりもしますが)

更にこの5択のうちジャンプ上がり以外の4択は、見てから対処できたりもします。

この崖のターンを継続させないようにジャンプ上がりでとにかく逃げることを優先したり攻撃の起点にするためにその場上がりを混ぜてきたり…など
崖の上がり方はプレイヤーのクセが最も出やすい部分でもあります。

この崖上がりのクセを事前に調べることで、崖のターンを継続できるだけでなく、強い技をヒットさせれば早期撃墜に繋げることも可能になります。

動画内の崖上がりのシーンはできるだけ多く見て、どの行動が軸になっているのかをしっかりと見定めましょう。

回避のタイミングを見る

スマブラforWiiUにおける回避は非常に強い選択肢の一つですが、こちらも崖の上がり方同様にプレイヤーの特徴が強く出てしまう部分です。

何か大きな技を打った後に回避、ダッシュして相手の目の前にきたら回避、崖端でラインが無くなったら回避・・・などなど。

ここぞという場面での回避のタイミングはプレイヤー毎に必ず固定化してきます。

動画内でどのタイミングで回避を使うかを分析し、回避を誘う行動をあえて見せつけることで回避を狩る立ち回りを取り入れることで試合展開を有利に進めることができるでしょう。

さいごに

今回はノートの取り方、及び動画分析方法という内容でコラムを執筆しました。

これまで紹介した方法はあくまで僕個人のものに過ぎません。対策の取り方に正解は無く、上の方法では物足りないって感じる方もいるかもしれません。

自分にとって使いやすく、覚えやすい書き方で自由に対策を取っていただけたら何よりです。

また全体を通してノートの取り方を中心に紹介しましたが、ノートを取ったからといって即時勝率がアップする…ということはまずあり得ません

ノートの内容は所詮机上の空論でしかなく、その内容を実践で達成できるかは別の話です。内容を達成できる力を身に着けるために、フリー対戦をより多くこなす必要も出てくるでしょう。

ノートを取ることで自分の理論をしっかりと組み上げ、その後実践を積むことで相手に対応する力を付けるという流れを作るのが今回のコラムにおいて最も大事な要素でもあります。

この流れを作ることで相手の行動の一つ一つを理解できるようになり、今までよりも対戦をより面白く感じられるでしょう。

・・・と小難しい話になってきたところで今回は終わります。

スマブラをより面白くし、かつ勝率アップに繋がるテクニック。皆さんも是非トライしてみてください!

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