FIGHTER
どーも!Raitoです。
今回は僕の使用キャラでもあるダックハントの紹介記事になります。
今作のダックハントは前作のトリッキーな立ち回りはそのままに、より高火力に特化したファイターとしてデザインされています。
今回の記事では、このトリッキーなファイターであるダックハントを出来るだけメリットに寄せて紹介していきます。最終的には使い手が増えてキャラの開拓がもっと進んでもらえると嬉しいです。というかもっと増えてくれ。
それでは早速内容に迫っていきましょう。
この記事の目次
ダックハントってそもそもどんなキャラ?
ダックハントは特殊な3つの飛び道具を使って相手をけん制しつつ、自分のやりたい動きを押し付ける飛び道具中心に戦うファイターです。
一見こどもリンクやサムスのような弾を中心に戦うファイターにも見えますが、設置型の飛び道具を用いて時間差で読み合いを仕掛けられる、スマブラにおいて唯一無二のファイターでもあります。
読み合いが特殊で立ち回りはかなり手堅くできる反面、操作難度が相当高めなファイターなので手堅く勝負に出たい、難しいキャラを使いたいといった方にオススメです。
コンボ火力が凄まじく高い
ダックハントの魅力はなんといってもコンボ火力です。
今作のコンボ火力の高さを代表するキャラクターとして、オリマーやピーチが挙げられますがダックハントのコンボは彼らに後れを取らない火力の高さを持っています。
掴み始動からのコンボは缶を経由すると平均で約48%以上のダメージを叩き出す程。始動を空中前やクレー射撃(横B)から行うと60%以上のダメージを出します。
またコンボが入りづらい中%帯も普通の投げ+缶連携やクレーコンボを決めるだけで30%以上出せるので、終盤まで火力が落ちることはありません。
コンボ火力が高いファイターはそれだけで読み合いの回数を減らせるので非常に強力です。
缶の扱いを間違えると自分の被ダメが増えてしまうリスクもありますが、その辺りは使い手のウデでいくらでもケアできます。
崖上の制圧力が高い
崖上の制圧力の高さは全キャラ中トップクラスです。
崖端に缶を設置することで相手の崖上がりのルートをある程度制限できるので、一度崖に出せればターン継続をしやすいです。
また復帰阻止の際も缶を使ってルートを制限することで相手の復帰阻止を簡単にすることもできます。崖周りの強さは随一です。
相性の良いキャラが多い
特定のタイプのファイターとの相性の良さは前作同様です。
まずは重量級。機動力の低いガノンドロフ、ドンキー、デデデ辺りのファイター相手は弾幕を貼ることでダメージを期待できるので非常に戦いやすいです。
続いて弾幕を貼る弾キャラ。チャージショット軸に戦うサムス&ダムスやMiiファイターは上から落とせる缶と相手の飛び道具を吸収するガンマンのおかげで一方的に待ち勝てます。
そしてこちらは対策次第ですが、弾を持たないインファイターは比較的相性が良いです。例を挙げるとロイやクロム、ワリオ、インクリングなどが当てはまります。
缶を動かす手段が近距離に限定されるため、こちらのシールド+缶の防御を崩せません。
性質上相性が良くないファイターもしっかり存在してますが、VIP部屋でよく見かけるファイター達には軒並み相性が良いのは注目ポイント(?)です。
詰将棋のような立ち回りを組める
設置型かつ別操作が可能なNBの飛び道具、トリックショット(通称:缶)は相手の動きを大幅に制限できます。
更に下Bの時間差射撃を行うワイルドガンマン(通称:おっさん)と合わせると、空中は缶、地上はおっさんで攻撃を仕掛けて相手を確実に動かすことが可能です。
更に言うと缶とおっさんで動きをある程度制御できれば、その隙を本体で叩くことで火力の起点を作ることができます。
このような有利な状況を作る読み合いを展開できるのは、このキャラ唯一の強みです。まさに詰将棋のようなイメージで戦っている感じでしょう。
しっかり弱点はある
ここまでメリットばかり語ってきた(使い手増やすためだから当然)のですが、このキャラには重大な欠点がいくつかあります。
まず近距離の弱さ。前作は弱と空前と上強がアホほど強かったため近距離でもかなり戦えましたが、今作は弱百裂が最後まで繋がらない(ガードが間に合う)、空前のリーチと持続が弱体化、上強が密着で当たらない…等の影響により密着時に振れる技がの立ち回りがことごとく弱く調整されています。
恐らく飛び道具軸のファイターなのに近距離も強い調整だとあまり好まれなかったのでしょう。空Nの吹っ飛ばしもかなり下がっているので今作のダックハントは密着時が明確な弱点としてデザインされているようにも見えます。
その分下強や横強がかなり強化されていますが、これらの技は中~近距離の相手に置きたい技なので心許ないです。今作は、缶で近距離を上手く対処する必要性があります。
そして復帰阻止耐性の無さ。上Bは途中でキャンセルできるようになったとはいえ上昇速度が遅い上に攻撃判定も無いので無防備です。
缶と同時に帰ればまだ戻りやすいですが、初心者には難易度の高い操作が要求されるので完全に初心者殺しです。
またそこまでしても結局阻止の強い相手には意味をなさないので復帰は弱いまま。ダックハントは崖外に追い出せとはよく言ったものです。
おわりに
いかがだったでしょうか!最後のシメに弱点を紹介してしまいましたが、メリットの部分を見ると弱点をもってしても有り余る性能をしているように見えます。
最近の大会では僕自身ダックハントで好成績を残せている(アメリカの600人規模大会で2位、ウメブラJMで3位)ので、優勝を狙えるポテンシャルは充分ありそうな雰囲気があります。
今回の記事で紹介できませんでしたが、細かい操作のテクニック等の紹介は僕の作成した動画にて行っているので良ければそちらもご視聴ください。
繰り返しますが、僕はダックハントの使い手が増えることを切望しています。
使い手が増えることで対策が進むことはあるでしょうが、同時にキャラの開拓も大幅に進むので総合的に見てメリットが大きいです。
特にダックハントは出来ることが多いタイプのキャラなので、今後使い続ければ結果が出やすいキャラでもあります。
この記事や動画で興味を持ってもらえたら、是非一度触ってみてもらいたいです。
それでは!また次回の記事でお会いしましょう!