FIGHTER
みなさんごきげんよう。keptです。
私が使用しているファイターであるむらびと・しずえ(以下、「むらびと」と省略)は相手の飛び道具をしまうことができる特殊な必殺技を持っています。
この必殺技は強力な飛び道具を持っている一部のファイターにはかなり刺さります。
今回の記事では「しまう」が活躍するカードである対ワリオ、対スネークにおける「しまう」の使い方というかなり局所的な内容について解説していきます。
ワリオ、スネーク使いにとってはキャラ対策の参考にしてもらい、その他の方には使い手はこんなことを考えながら戦っているんだなーぐらいに受け取って頂ければと思います。
対ワリオ
対ワリオにおいて、しまえるものはバイクのみです。まずは仕様を整理します。
- むらびとがしまっている間、ワリオはバイクを出せない
- ワリオがバイクに乗っている間、バイクをしまうことは出来ない
- むらびとがバイクを取り出すと、持たずに相手に投げつける(倍率はかからない)
- むらびとが撃墜すると、しまっていたバイクは消えて、ワリオがバイクを出せるようになる
特筆すべきは、一つ目のバイクを出せなくなるという点。バイクなしのワリオの復帰力はかなり弱いです。
さらにむらびとは復帰阻止に秀でたファイターなので、バイクを失ったワリオに対して復帰阻止を決めるのは比較的容易です。
バイクをしまって、復帰阻止で早期撃墜を狙うのはむらびと対ワリオにおける常套手段になります。
しまうタイミング
基本的にはワリオが復帰にバイクを使った後の乗り捨てを狙いましょう。対むらびとの練度が低いワリオであれば、適当なところでバイクを乗り捨ててくれるので簡単にしまうことができます。
問題はむらびと対策が上手く、バイクをしまうことを警戒しているワリオに対して、どうバイクをしまうかです。
ワリオがむらびとにバイクをしまわせないようにする方法は主に2つです。
- しまいに行きづらいステージの下にバイクを乗り捨てて復帰してくる方法
- 高めの位置でバイクに乗ってそのままステージ上に戻ってきて逆の崖にバイクが落ちていくように乗り捨てる方法
➀の方法に対しては、しまうことを諦めて復帰阻止を狙うことと、ステージ下方向へのバイクを読んで深めにしまいに行ける位置取りをしておくことで対策しましょう。
➁の方法に対しては、バイクに乗っているワリオを攻撃することで対策しましょう。バイクに乗っているワリオに攻撃を当てると、ワリオがバイクから落ちます。
リーチも長く回転率も良いパチンコはバイクに乗っているワリオを攻撃するのにかなり相性の良い技です。
バイクからワリオを落としたあとは、ワリオ側はバイクを通常必殺技で飲み込んだり、ステージ外に投げ捨てたりすることでむらびとからバイクを守ろうとするはずです。
これに対しては、むらびととワリオとバイクの位置関係を見て、ストレートにしまいに行くか、バイクを守ろうとするワリオを妨害してからしまいに行くか、など、判断力が求められます。
とりだすタイミング
バイクを封印できている状態がかなり強いので基本的にはしまいっぱなしが安定です。
ただし、むらびとがかなり高%の場合は保持していても、どうせあと少しで撃墜されて無効になってしまうので、攻撃手段として取り出すのもアリです。
とはいえ、何もない状況で急に取り出しても効果は薄いので、復帰阻止や崖など有利状況で使うようにしましょう。倍率はかからないとはいえ、投げたバイクは威力も高いので撃墜も狙えます。
取り出したバイクは再度しまうことができるので、取り出したバイクが壊されたり、ステージ外に落ちたりしない限りはもう一度しまいましょう。
対スネーク
対スネークにおいて、しまえるものは手榴弾と上スマッシュとニキータ(と段ボール)です。しまう優先度の高さは上スマッシュ>ニキータ>手榴弾の順です。
それぞれについて、活用方法などを整理していきます。
上スマッシュ
主にスネークが崖上がり狩りの読み合いとして使用してくる上スマッシュですが、むらびと対策が上手いスネークであれば、しまうを警戒して試合中に全く打たないプレイヤーも多いです。
さらに対策が進むとあえてしまわせるために上スマッシュを打って、むらびとがしまいに来たところを殴りに来るといった戦術をしかけてくることもあります。
上手いスネーク使いと対戦すると上スマッシュをしまえることは滅多にありませんが、しまえるとかなり強力な撃墜手段になるのでむらびと側としては多少無理をしてでもしまいに行くべきです。
しまえた場合に相手に当てに行くべき場面は以下の3つです。
- 上スマッシュからのコンボ
- 着地狩り
- 復帰阻止
ニキータ
主にスネークが復帰阻止の手段として使用してくるニキータですが、むらびとはニキータによる復帰阻止への耐性がとても高いです。
そもそもの復帰力が高く、飛んできたニキータをしまえて、上からのニキータは上必殺技の風船で防げてしまいます。そのため、復帰阻止にニキータが飛んでくることはあまりありません。
個人的に一番ニキータをしまえる可能性が高い場面は着地狩りの場面です。
スネークの着地狩り拒否の選択肢として、かなり高い位置からニキータをキャンセルして落としながら降下してくるパターンがあります。
このニキータはルーペ状態のスネークの動きを良く見ていれば、落下位置を予測してしまうことができます。
しまったニキータは取り出してもスネークのニキータのように操作することはできず、まっすぐ飛ばすのみです。威力は近距離だと弱く、遠距離だとかなり強力です。
とはいえ、弾速も遅いので基本的には近距離で当てることになります。
当てたときのリターンもそこまで高くなく当て難いので、次のしまうを自由に使えるようにするためにも適当に相手のいる方向に投げてニキータの後を追うように攻め込んでよいかと思います。
ガード漏れによるパチンコヒットも狙いやすくなるのでガードされても展開が良いです。
手榴弾
手榴弾はアイテム系の飛び道具なので、倍率はかかりません。しまえる機会自体はかなり多いですが、しまった場合の利用がとても難しいです。
仕様として、しまった手榴弾はしまう前に経過した時間を引き継いでいるので、爆発寸前にしまった手榴弾は取り出した瞬間に爆発して、むらびとがダメージを受けます。
爆発までの秒数がまだ余っている手榴弾をしまった際には、取り出してから地上にいるスネークに投げ返します。
その他にもサイファーで高い位置に飛んだスネークに投げて撃墜を狙ったり、ダッシュガードでスネークの近くで爆発させたりすることも出来ますね。
爆発までの秒数が余っていない手榴弾は基本的にしまわない方が良いです。
もし、しまってしまった場合は取り出してあえて自爆することで復帰に使ったり、あえてスネークの近くで自爆して爆発に巻き込んだりすることで使いましょう。
まとめ
今回はかなりマニアックな内容を記事にさせていただきました。
しまうを使ってゲームを有利に進められるカードはたくさん存在していて、今回は手始めに強キャラから書き出してみたところ、想像以上に書く内容が多く2キャラにとどまってしまいました。
リンクやサムス、ダックハントなどは飛び道具の種類も豊富で、しまうをどう運用するべきか悩んでいる人も多いと思うのでまた別の記事で解説すると思います。
しまうという技のおかげで、むらびと戦はむらびとならではの読み合いが発生していることが多いです。
この記事をきっかけにしまうの使いどころに注目してむらびと使いの試合を見てみていただけると嬉しいです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。