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【スマブラSP】読み合いにおける”暴れ”の重要性

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みなさんごきげんよう。keptです。

今回は「暴れ」について書いていこうと思います。

暴れと言う言葉は普段から大会の実況などでも聞きなじみのある言葉だと思いますが、暴れの意味や重要性を理解できていない人もいるのではないでしょうか。

Smashlogでも暴れについてのみをしっかり説明した記事はないため、今回改めて記事にしてこの行動がどういったものか整理できればと思います。

特定の暴れ技対策については過去記事がありますので、こちらも参考までにご参照ください。

暴れとは

まず最初にスマブラにおける暴れとは何かを説明します。

空中に浮かされたときや、行動後の隙を晒したときなど、ガードや回避でやりすごしたくなるような不利な状況で攻撃を通すことを暴れと言います。

相手にダメージを与えつつ不利状況から脱することのできる選択肢なので、通せたときのリターンは大きいですが、暴れを読まれた際には不利状況がさらに悪化するというリスクも存在します。

暴れで選択する技はキャラクターや状況によって様々ですが、最低限自分が使うキャラクターの最速暴れ技は覚えておくと良いでしょう。

さらに言うと地上でしか出せない技、空中でしか出せない技が存在するので地上と空中それぞれの最速暴れ技を覚えておくとより良いです。

暴れを含む選択肢を整理しよう

例として、Aの打ったスマッシュをBが回避した場合を想定します。

この状況においてAが取れる選択肢は大きく分けて、

  1. ガード
  2. 回避や移動
  3. 暴れ

の3つで、Bはこの中から何を選択してくるかを読んで行動を選択します。

  1. ガード → 掴みを選択
  2. 回避や移動 → 様子見
  3. 暴れ → ガード(厳密に言うと様子見からでも狩れます)

こんな風にじゃんけんのような選択肢をそれぞれが持っていることを理解しておきましょう。

暴れるタイミングはいつ?

次に、暴れを通すべきタイミングを紹介します。

不確定なコンボに割り込む

確定しているコンボに対しては回避や暴れを挟む余地がありませんが、確定していないコンボに対しては相手の技と技の間に回避や暴れを挟む余地があります。

発生が速い技、出始めに無敵が付いている技を持っているキャラクターはコンボ中にその技を連打してコンボから抜けようとすることが多いです。

むらびとの空N(3F発生)やルキナの上必殺技(空中では1Fから無敵)などが該当します。

後隙をごまかす

後隙が少なく、反撃を取りづらい技をガードさせるもしくは空振りしたり際に、相手の反撃の前に割り込むように暴れを通します。

むらびとの横スマッシュをガードさせたあとの弱暴れや、Mr.ゲーム&ウォッチの上スマッシュを空振りしたあとの上スマッシュや下スマッシュ暴れなど、身に覚えがあるかと思います。

見た目の割に意外と後隙が少ない技はその後の暴れとの相性が良いため、自分の使うキャラクターの後隙が少ない技を把握しておくことで、相手を釣って暴れを通すという戦術も有効です。

着地をごまかす

スマブラにおける代表的な不利状況である着地狩り展開、この展開でも暴れが選択肢に入ってきます。

着地狩り展開では基本的に着地を狩る側は相手の下に位置取りをして、浮いている相手に攻撃をしかけるタイミングを見計らいます。

キャラクターの高度や着地を狩る技の性質を考慮し、攻撃してくるタイミングを読んで少し早めに暴れを選択したり、様子見してる相手に暴れを通したりすることが有効です。

空下や空Nが、降下しながら下にいる相手を攻撃するのに適している場合が多いため、多くのキャラクターの暴れは空下や空Nになります。

ゼロスーツサムスやソニック、クッパなど急降下系の空下を持っているキャラクターは下方向への暴れが比較的強力です。

多用は禁物

どの状況においても、どの選択肢にも共通して言えることですが、暴れも多用は禁物です。

特に暴れに相性の良い技を持っているキャラクターはその暴れが手癖になってしまうことが多く、相手が上手いプレイヤーであるほどその暴れを読んで最大反撃をしっかりと決めてきます。

逆に不利状況で回避を選択することが極端に多いプレイヤーもその回避を様子見で待たれて回避先に手痛い攻撃を合わされてしまうので、暴れる頻度を意識的に増やす必要があります。

暴れと回避のバランスが良くなるとターンを維持されることが減って、不利状況がずっと続いて気がついたら50%以上のダメージが溜まっているなんてことも少なくなってくるはずです。

最後に

今回は暴れという選択肢について整理しました。

初~中級者と戦うと、不利状況になるととりあえず暴れる人、とりあえず回避する人がとても多く、選択肢の理解と整理ができていないように感じます。

今回の記事を参考に自分が不利状況に追い込まれたときの選択肢が何かに偏ってしまっていないかを再確認して、もし偏っていた場合には割合を自分なりに調整してみると良いでしょう。

読まれにくいプレイヤー、不利状況から脱することのできるプレイヤーになることで、勝率も見違えてくると思います。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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